アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

6

Feb

【ぼっち・ざ・ろっく!】何故ここまでヒットしたのか? 徹底検証


(画像引用 : Amazon)

2022年秋クールを代表するアニメとなった『ぼっち・ざ・ろっく!』が、なぜここまでヒットしたのかを徹底検証!
原作の人気や知名度、内容や楽曲、ABEMAやニコ動の再生数など、様々な視点でこのアニメがヒットした理由を模索していきます!

きららの最終兵器


(画像引用 : Amazon)

2010年代にアニメ業界で一大勢力を誇った「きららアニメ」。
芳文社が発行する四コママンガ雑誌「まんがタイムきらら」とその系列誌に掲載されているマンガを原作としたこのアニメ達は、女の子達のゆるふわな日常を面白おかしく描き、多くのアニメファンに癒やしと多幸感をもたらしました。

しかし2020年代に突入すると、その需要に陰りが見られてしまいます。
加えて、コロナ禍の影響もあって2021年にはアニメ化された作品自体が一つもないという事態に陥り、きららアニメ離れが更に加速する事になりました。

そんな危機的状況にあって、きららファンはとある一つの作品を「きららの最終兵器」と呼び、そのアニメ化を心待ちにしていました。
それが『ぼっち・ざ・ろっく!』です。

ぼざろ』の愛称で知られる本作は、はまじあき先生が2018年よりまんがタイムきららMAXで連載している4コママンガ。
「陰キャだけど輝きたい」という願望を抱き、1日6時間もの練習を3年間続け、動画投稿サイトで人気ギタリストになれたものの、実生活では極度のコミュ症のため友達もバンド仲間もいない……そんな“ぼっち”こと主人公・後藤ひとり(ごとう ひとり)が、ドラマーの伊地知虹夏(いじち にじか)との出会いを契機に下北沢で活動する「結束バンド」へと加入し、悲喜交々のバンド活動を繰り広げていくお話です。

本作は連載開始当初からきららファンの間では評判になり、連載開始から1年に満たない2019年4月号では異例のスピードで表紙を飾り、同月に発売されたコミックスの1巻は発売翌日に重版が掛かるなど、かなり早い段階で人気作の階段を昇り始めます。
更に、2019年に実施された第5回次にくるマンガ大賞にノミネートされると、最終順位で8位にランクイン
きらら作品としては初めてとなるTOP10入りを果たしました。

このように、『ぼざろ』はきらら界隈においてエリートコースを突き進んできた作品であり、それが「きららの最終兵器」と呼ばれる所以でした。
何より、きらら×バンドの組み合わせは、かつて爆発的ヒットを記録したきらら界のエース『けいおん!』と同じ。
それもあって、『ぼざろ』はアニメ化前から注目を浴びていました。

実は重要だった「第4話」


(画像引用 : Amazon)

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』がヒットする上で、前評判の高さは非常に重要でした。
その理由は二つあります。

一つは、本格的なライブシーンが序盤にはない事。
一応、1話目で初ライブのシーンはありますが、ぼっちがダンボール(完熟マンゴー)を被った状態での、いわばギャグシーン。
当然のように演奏シーンはカットされており、本格的なライブシーンが登場するのは5話まで待たなければなりません。

「3話切り」という言葉が一時期流行ったように、新作アニメは序盤で面白さを見出せなかったら容赦なく視聴を打ち切られます。
しかし『ぼざろ』の場合は「きららの最終兵器」と言われるくらい原作の評価が高かった為、「それならライブが始まるまでは……」と視聴を継続していたアニメファンは少なからずいたと思われます。

そしてもう一つは、放送された2022年秋クールが激戦区であった事。
チェンソーマン』『SPY×FAMILY(2クール目)』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『うる星やつら』『ブルーロック』など、注目度の高い作品が目白押しだった為、前評判次第では他の作品に埋もれてしまう恐れがありました。

その後、第5話「飛べない魚」で披露されたライブシーンで一気に注目が集まり、アニメファンの総意で「神回」となったタイトル回収回の第8話「ぼっち・ざ・ろっく!」で人気爆発。
よってヒットの分岐点は5話もしくは8話とするのが妥当ですが……実は第4話「ジャンピングガール (ズ)」こそが最初の分岐点という見方も出来ます。

この第4話、アニメ『ぼざろ』にとってかなり重要な要素が幾つも詰まっています。
まず、4ピースバンドとなった結束バンドにとって最初の本格的な活動という点。
第3話で喜多郁代(きた いくよ)が加入した為、この4話はメインキャラが揃って迎える最初の回だったのです。

次に、「尖った演出」の登場。
アニメ『ぼざろ』を語る上で、この演出面の評価は欠かせません。

元々この作品は、主人公のぼっちが頻繁に顔面崩壊するという、きららでは珍しいタイプの荒ぶった作品。
その方向性を、斎藤圭一郎監督をはじめとしたスタッフ陣が汲み取り、クレイアニメや実写など他のきららアニメとは一線を画す攻めた演出を次々に導入しました。

第4話はその外連味の効いた演出が顕著に出て来た回で、青春コンプレックスが発動し痙攣するぼっちを原作にない異常なバグらせ方で描いたり、原作では一コマだった「ぼっちが承認欲求モンスターと化した場面」に尋常でないほど力を入れたりと、「我々はこの作品をこう味付けする!」と言わんばかりの映像が次々と出て来ます。
それは決してスタッフの暴走や押し付けではなく、原作の方向性を遵守した上での盛りつけ。
視聴者もその点をしっかり汲み取ったようで、ABEMAやニコニコ動画の再生数を見ても第3話から増加しており、ファンから「この方向性で良い!」とお墨付きを得た回となりました。

【ABEMA】
01話:184.0万再生(常時無料)
02話:*36.5万再生
03話:*34.3万再生
04話:*36.1万再生
05話:*37.8万再生
06話:*37.4万再生
07話:*38.2万再生
08話:*49.1万再生
09話:*43.1万再生
10話:*43.6万再生
11話:*47.1万再生
12話:*50.9万再生

【ニコニコ動画】
01話:69.8万再生(常時無料)
02話:24.3万再生
03話:28.0万再生
04話:36.7万再生
05話:44.2万再生
06話:39.6万再生
07話:39.1万再生
08話:51.4万再生
09話:39.9万再生
10話:43.6万再生
11話:40.6万再生
12話:54.2万再生

(2023年1月29日現在)

ヒットした最大の要因は5話、8話、そして12話のライブシーンでしょう。
ただ、そこに至るまでの過程も決して無視できない要素なのです。

徹底的にこだわり抜いたライブシーンと楽曲


(画像引用 : Amazon)

上記の再生数、特にニコ動が顕著ですが、ライブシーンのあった5話、8話、12話は前後の回と比べても再生数が高く、有料でありながらリピーターがかなりいる事を示しています。
これらのライブ回が、『ぼざろ』人気の起爆剤となった事に疑う余地はありません。

では、何故ライブシーンがここまで受けたのか。

まず大原則として(今更語る事でもないですが)、作画と楽曲が素晴らしかったこと。
いずれも最高峰の水準と言える出来栄えで、見応え、聴き応えに溢れています。

今やライブシーンの大半がCGで描かれる時代、CloverWorksによって全編手描きで制作された作画は終始ヌルヌル動き、視聴者を全く飽きさせません。
ギターを軸とした激しいバンドサウンドが炸裂する楽曲群は、それでいてアニソンらしいキャッチーさをしっかりメロディに組み込んでいて、各楽曲を収録した1stアルバム「結束バンド」は大ヒットを記録。
CDは10万枚を大きく越え、デジタルアルバムランキングでは女性グループ史上初となる4週連続1位の快挙を達成するなど、今やアニメの枠を飛び越え、日本の音楽シーンに一大旋風を巻き起こしています。

ただ、『ぼざろ』のライブシーンと楽曲は、それだけに留まらないプラス要素が多々あります。
そのキーワードとなるのが「リンク」「インパクト」「解像度の高さ」の三つです。

まず、ボーカル喜多郁代のイケボ楽曲のジャンルがもたらしたインパクト。

OPやEDで既に歌声は披露している為、わかりきっていた事の筈なんですが……5話のライブで「ギターと孤独と蒼い惑星」が流れた瞬間、視聴者の多くが普段の彼女とのギャップに打ち震えました。
更に8話で披露した「あのバンド」は、アニメの挿入歌としては異例の残響系ゴリゴリロックな曲調で、これも強烈なインパクトとなりました。

次に、主人公・ぼっちの心情と演奏のリンク。

5話のライブでは、ぼっちが結束バンドのギタリストとしての決意を示し、半覚醒したシーンが描かれました
8話では、台風で客足が鈍った中で上手く噛み合わないメンバー達を鼓舞する為にイントロの前にソロをぶっ込むギターヒーローのアクト。
そして12話では、一弦が切れてソロが弾けなくなった際の焦燥、喜多ちゃんの機転と努力に勇気を貰ってのボトルネック奏法。

これらの主人公ムーブが演奏と重なった事で、物語を追いかけて来た視聴者がぼっちの想いや成長、関係性の変化に感動し、ライブに一層惹き付けられました。

そして最後に、ライブと歌詞の解像度の高さ

ライブシーンで描かれている四人の動きは、リアルで演奏しているバンドの動きを見事に再現しています。
ベースの山田リョウ(やまだ りょう)が見せるクネクネした動きは、多くのベーシストが実際にやっている動きで、バンドあるあるの一つです。
ボトルネック奏法の後にギターパートが一旦途切れた際のぼっちの天を仰ぐシーンも、「ギタリストは演奏しない時の佇まいもカッコ良い」というバンドあるあるを見事に表現していました。

加えて、各楽曲の歌詞が如何にもぼっちが考えた歌詞のような内容という点も見逃せません。
「高校生が書く歌詞にしてはレベルが高過ぎる」という点は一先ず置いておくとして……原作にタイトルが登場する「ギターと孤独と蒼い惑星」「あのバンド」はそのタイトル通りの内容でありながら、如何にもぼっちが書きそうな内容になっていますし、完全オリジナルのその他の曲もテーマこそ煌びやかだけど中身は「羨み」や「ささやかな反骨心」で溢れていて、ぼっちらしさが見事に表現されています。

初見のインパクトで心に刻まれ、物語やキャラとのリンクによって深く染み入り、何度も見直す内に解像度の高さに気付いてより感激する。
これらの要素が合わさった事で、『ぼざろ』のライブシーンは単なる出来のいいライブ描写ではなく、物語を追いかけて来た人の胸を打ち、何度でも見返したくなるライブになっているのです。

作中で披露されたライブシーンはYouTubeで観る事が出来ますが、その再生数はどれも驚異的。
楽曲フル収録のLyric Videoも同時にアップされ、爆発的な再生数になっているにもかかわらず、ライブの方も凄まじい速度で伸び続けています。
この数字が話題を生み、更に多くの人の関心を引く事で、ヒット規模が更に拡大していったと思われます。

……余談ですが、「なにが悪い」のED映像が他より伸びているのは、喜多ちゃんが全方位に中指を立てているように見えるシーンがバズった為。
実際には人差し指との事ですが、このような制作者の予期しない所で盛り上がるのも、勢いのある作品ならではですね。

『ぼっち・ざ・ろっく!』ライブ動画一覧

・青春コンプレックス(OP映像)
https://www.youtube.com/watch?v=Yd8kUoB72xU

・Distortion!!(ED映像)
https://www.youtube.com/watch?v=Xy6lZxoJ4ts

・カラカラ(ED映像)
https://www.youtube.com/watch?v=MTPiaDzacSI&t=22s

・なにが悪い(ED映像)
https://www.youtube.com/watch?v=3ijkvUYwJhU

・ギターと孤独と蒼い惑星(Lyric Video)
https://www.youtube.com/watch?v=B7BxrAAXl94

・ギターと孤独と蒼い惑星(LIVE映像)
https://www.youtube.com/watch?v=p010N38zFrA

・あのバンド(Lyric Video)
https://www.youtube.com/watch?v=L2i0i9gWE00

・あのバンド(LIVE映像)
https://www.youtube.com/watch?v=5tc14WHUoMw

・忘れてやらない(Lyric Video)
https://www.youtube.com/watch?v=gX9m-rCtSqc

・忘れてやらない(LIVE映像)
https://www.youtube.com/watch?v=f4i6Pi2KQh0

・星座になれたら(Lyric Video)
https://www.youtube.com/watch?v=wSTbdqo-j74

・星座になれたら(LIVE映像)
https://www.youtube.com/watch?v=fJh5UeiULZs

声優陣の奮闘とディレクションの的確さ


(画像引用 : Amazon)

上の項で「解像度の高さ」という言葉を用いましたが、これは演技面においても遺憾なく発揮されています。

アニメへの注目度がどんどん増していく中、原作ファンはアニメでの虹夏の人気に大層驚いていました。
というのも、原作の虹夏は作者のはまじあき先生が方向性に迷ってしまうくらい、個性が不足していたからです。
何しろ他の三人が個性の塊なので、常識枠である虹夏はどうしても目立ち辛いポジションになってしまうのでしょう。

しかしアニメでは、この虹夏が大人気
第5話の自販機前で見せた一連の動き、家で料理をしているシーンの追加など、アニメスタッフの味付けが非常に上手く行った事で「下北沢の大天使」感が原作以上に強まった事が大きな要因と言えます。

そしてもう一つ、声を担当した鈴代紗弓(すずしろ さゆみ)さんのふんわりボイスがとても効果的でした。
これによって、ぼっちに語りかける場面やバンドを纏めるシーンではママ感が芽生え、「虹夏ママ」というキャラ付けが加わりました。
これが非常に大きかったと思われます。

奮闘を見せた声優は鈴代さんだけではありません。

ぼっちを担当した青山吉能(あおやま よしの)さんは、陰キャ&コミュ症特有のフラフラした声を見事に表現。
特に最終回のラストで流れたカバー曲「転がる岩、君に朝が降る」では「私なんかが歌ってすみません」というぼっちの心情が乗り移ったような歌声を披露し、ファンを唸らせました。

リョウを担当した水野朔(みずの さく)さんはまだ新人~若手のポジションながら、「クールに見えて実は馬鹿、そしてお茶目で意外に繊細」という難しい役所のリョウを絶妙な声で演じていました。
ボーカル担当曲の「カラカラ」もかなり難しい曲ですが、疾走感を損なわず儚げでキュートな歌声を使い、見事に歌い上げています。

そして喜多ちゃん役の長谷川育美(はせがわ いくみ)さんは、何と言ってもあの歌声。
インタビューで「ロックな曲はやってこなかったから不安だった」と言っていましたが、とてもそうは思えないくらい完璧にハマっていました。

ディレクションの的確さが特に表れたのは、第8話の「ギターと孤独と蒼い惑星」。
せっかくの初ライブが台風によって半分以下の観客になり、動揺して演奏もボーカルもヨレヨレになるというライブシーンですが、この「不安と緊張で演奏が覚束ない」という状況をあまり下手にし過ぎず、でも素人でも違和感を覚えるくらいの見事な塩梅で表現してみせました。
勿論、ボーカルの長谷川さんや演奏を担当したミュージシャン達の技量も素晴らしいの一言です。

これらの要素一つ一つがヒットした理由に直接結びつくかというと、それはわかりません。
ただ、声優のセレクト、選ばれた声優陣の演技、指示や判断の的確さがどれもドンピシャだったのは、斎藤監督を頭領とした「チームぼざろ」の作品解像度が抜群だったからこそ。
作品と真摯に向き合い、長い年月をかけてファンが求めているもの+それ以上を作ってみせた事が、原作ファンと大勢のアニメファンに驚きと感動を与え、「この作品が好きだ」「このキャラが一層好きになった」という気持ちを芽生えさせ、大ヒットに繋がったのだと思います。

百合好きの民族大移動


(画像引用 : Amazon)

ここからは『ぼざろ』自体の魅力と言うよりは、本作を巡る状況や環境についての検証となります。

きららアニメと言えば、女性キャラばかりが多数登場する作品が圧倒的に多く、関係性も必然的に「百合」が多くなります。
『ぼざろ』はきらら作品の中では百合度は決して高くはなく、直接的な描写はありませんが、喜多ちゃんがキリっとした時のぼっちの顔にキュンキュンしていたり、ぼっちが喜多ちゃんに猛烈アピールしたり、リョウが虹夏に会えなくて寂しがっていたり……と、友情の一歩先の関係性は示唆されています。
その為、ファンが「ぼ虹」「ぼ喜多」「リョウ虹」などのカップリングによる派閥を多数生み出すくらいには百合要素が濃い作品となっています。

アニメでもこの傾向は顕著で、OPでぼっちの横顔に思わず顔を赤らめる喜多ちゃんが描かれていたり、「星座になれたら」の歌詞がぼっちと喜多ちゃんの関係を匂わせていたりと、百合要素を強く打ち出しています。
その成果もあって、アニメ終了直後の年末年始におけるピクシブ百科事典のカップリングタグ閲覧数は、「ぼ喜多」が25万~35万/day「ぼ虹」が12万~16万/dayと脅威の数字を記録。
特に「ぼ喜多」人気は凄まじく、pixivやTwitterのファンアートも驚異的なペースで増えています。

この背景には前クール、すなわち2022年夏クールで大ヒットを記録した『リコリス・リコイル』の影響も少なからずあると思われます。

百合というジャンルはアニメ業界では既に定着して久しく、決して目新しい訳ではありませんが、時期によって流行廃りはあります。
80年代の『ダーティペア』、90年代の『セーラームーン』の頃も密かにブームになっていたそうですが、「百合」というジャンルが定着する起点となったのは『マリア様がみてる』でしょう。
この作品以降は百合を求めるアニメファンも増え、百合マンガ専門雑誌の「コミック百合姫」も登場し、きららアニメを含め数多くのヒット作が世に出ました。

ただ、2018年放送の『やがて君になる』や2019年の『まちカドまぞく』以降は百合作品のヒットがあまりなく、ジャンルとしてはやや停滞気味な状況下にありました。

しかしリコリコのヒットによってそんな空気は一掃され、百合好きのアニメファンが活気を取り戻した印象が強くあります。
その流れもあって、リコリコで覚醒したスーパー百合好きがその次のターゲットとして『ぼざを』を選んだ……という側面は、多少なりともあると思われます。

とはいえ、これはあくまで追い風程度。
『ぼざろ』が大ヒットした理由は、上記の様々な要素に加え、ぼっちをはじめとしたメインキャラ達の個性が際立っていて、見ていて楽しい作品である事に尽きます(結論)

まとめ

これまできららアニメは国内で人気を得ても、海外で人気作になる事はまずありませんでした。
日常アニメは作画面での見所が少ない点や、女性キャラクターに特化した内容が海外では理解されにくい点が主な要因だと思います。

なのに『ぼざろ』は海外でも大人気!
これまでの常識をブチ壊し、「日常系でもジャンルや内容次第では海外のファンに届けられる」と証明してくれました。

これだけの規模のヒットとなれば、2期は確実。
9話の「まだまだ楽しいが続くのね」という喜多ちゃんの台詞が、ファンの声を代弁しているかのようですね!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です