アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

4

Feb

【スラムダンク】名言は「バスケがしたいです」だけじゃない! 名台詞をまとめてみた【SLAM DUNK】


(画像引用 : Amazon)

劇場版の興行収入100億円突破が確実となり、リバイバルブーム真っ直中の『スラムダンク』。
本作の名言といえば「バスケがしたいです」が有名ですが、スラムダンクの名言・名台詞は他にも沢山あります。
そこで、キャラ別に名言をまとめてみました!

桜木花道の名言


(画像引用 : Amazon)

天才ですから

『スラムダンク』の主人公、花道を代表する決め台詞。
常に自信満々な花道を象徴する言葉であり、本編ラストを飾る台詞とあって、多くのファンの心に残っていると思われます。

一方で、使用したシーンは意外と多くはなく、9巻(新装再編版は6巻)と31巻(新装版20巻)のみ
とはいえ「やはり天才?」「天才爆発!!!」など天才を自称するシーンは多数あるので、読者にとっては何度も目にした台詞のように感じるかもしれません。

一方で、この台詞とは正反対の「もしかして……オレって天才じゃないのかも…」も記憶に残るモノローグです。
県予選で出場する度に5ファウル退場、点数もゼロという散々な結果に終わったことで、さすがの花道も自信喪失してしまったシーンですね。
この挫折を乗り越え、様々な経験を積んだ上でのラストの「天才ですから」だからこそ、この言葉が名言となったのです。

ルカワ マグレでも何でもいいから入れろ――――っ!!!

海南戦の終盤、三井のシュートが外れ敗色濃厚となった場面。
それでも諦めない赤木が執念を見せる中、サイドラインを割りそうになったルーズボールに飛びついてギリギリ残した花道が、そのボールを受けた流川に向かって叫んだ言葉ですね。
これまでは、例え味方でも流川には決してパスをしない、点を取ろうものなら露骨に不満を示していた花道が、初めて流川が点を取る事を望んだ貴重なシーンです。

ただしこの時の花道は流川を認めた訳ではなく、この試合に懸ける赤木の為に勝ちたい一心でした。
ずっと自分が目立つ為にプレイしていた花道が、初めて他人の為にプレイしたシーンでもあります。

大好きです。今度は嘘じゃないっす

花道がバスケを始めるきっかけになったのは、晴子から好かれる為
その晴子から初対面時に「バスケットはお好きですか?」と聞かれた際に「大好きです」と答えましたが、この時は未経験者だったので好きも嫌いもありません。

それから4ヶ月。
湘北の一員として辛い基礎練習を重ね、試合で苦い経験をしながらも本当にバスケが好きになった花道は、山王戦の終盤に晴子へ向かってこの言葉を伝えました。
花道の変化と成長、そしてスラムダンクという作品の積み重ねを象徴した台詞と言えます。

流川楓の名言


(画像引用 : Amazon)

ゴ…主将(キャプテン)

翔陽戦の終盤、赤木が「花形はオレに任せろ」と言った際に思わず呟いた一言。
先に「ゴリ」と言った花道につられたようです。

チームメイトと積極的にコミュニケーションをとるタイプではない流川ですが、赤木に関しては当初から信頼を置いており、翔陽戦の時点である種の仲間意識が芽生えていたと思われます。
そんな意識もあって、つい出てしまった言葉かもしれません。

今日もあれやりましょーよ オレたちはってやつ

花道のチーム内のライバルとして登場した流川は、女子に大人気のイケメンキャラで、寡黙かつストイックで実力もズバ抜けているなど、初登場時から一貫して花道とは対照的な人物像で描かれていました。
その為、序盤は「どあほう」という決め台詞や「どいつも こいつも よく喋る……」といった台詞にも現れているように、シニカルなクールキャラという印象を与える言葉が目立ちました。
リョータや三井が加入した後もその輪に加わろうとはせず、「どあほうが3人に…」というスタンスでした。

そんな流川が、負傷交代した豊玉戦のハーフタイムで言ったのがこの台詞。
我関せずといった姿勢でチームメイトと距離を置いていた彼が、いつの間にか湘北の一員になっていた事がわかる名言・名シーンです。

そんなタマじゃねーよな

山王戦終盤、スタミナが尽きてバテバテな三井にパスした際、マークしていた松本が「奴は打てねえ!!」と叫んだ事に対するモノローグです。
チーム加入前のロン毛時代の三井には最悪の印象を持っていた筈ですが、県予選を通してその実力は認めたようで、練習後には1on1を頼んだりもしていました。
そんな三井への信頼が窺える貴重な台詞です。

赤木剛憲の名言


(画像引用 : Amazon)

泣くな

海南戦のラスト、赤木と間違えて敵の高砂にパスしてしまい、号泣していた花道へ向かって言った言葉
この一戦に懸けていた赤木にとっても痛恨のミスでしたが、「キングコング・弟」を自称し赤木の為にも勝ちたいと必死にプレイしていた花道に恨みなど持つ筈もなく、辛い気持ちをグッと呑み込み励ましました。
山王戦があまりにも有名になったことで、相対的に海南戦は語られることが少なくなりましたが、このシーンは本作屈指の名場面です。

晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……

赤木にとって山王戦、すなわち河田とのマッチアップは終始厳しい戦いを強いられ、何度も心が折れかけていました。
そんな状況を打破し、チームに勇気を与えた花道の姿は、入部以降ずっと花道を鍛えてきた赤木にとって感慨深いものがあったようで、このモノローグを呟くシーンの表情はとても印象的でした。
読者にとっても、「あの花道が赤木からここまで言われるようになったか」としみじみ感じ入る名場面です。

宮城リョータの名言


(画像引用 : Amazon)

オレならいつでもブロックできると思ったかい?

陵南戦中盤、三対一の数的優位でありながら、あえてパスをせず仙道に挑み、見事に点を取ったシーンでの一言。
PG(ポイントガード)のリョータは点を決める場面が少ないため、湘北レギュラー陣では一番見せ場が少なく、それだけに印象的でした。
ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」と同じく、身長が低くてもやれるんだぜという負けん気の強さも垣間見える一言です。

おい 切符買っとけよ 明日帰るんだろ?

インターハイ会場で豊玉と遭遇した際、豊玉PGの板倉に煽られ、それに対するウィットに富んだ返しの台詞。
連載当時は特に注目されていませんでしたが、ネット上でとある人物がこのシーンを回想した以下の文章が話題になり、いつの間にかネットで人気の台詞になっていました。

スラムダンクで今でも目に焼き付いて鮮明に覚えてるのは
県大会だか地方予選だか(×インターハイ)でどこのチームか忘れたけど
小暮くん(×宮城)と肩(△肩も含め全身)ぶつかって「小さくて見えんかったわ(△小さくてまでは言ってない)」って挑発されて
小暮くん(×宮城)が「おい、帰りの飛行機(×新幹線)の予約しとけよ(×切符買っとけよ)」って言い返すやつ
思い出すと今でも鳥肌たつ

三井寿の名言


(画像引用 : Amazon)

こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!
おう俺は三井 あきらめの悪い男…

良くも悪くも過去の自分を美化している三井ならではの台詞。
過去にこだわるキャラは、その多くが過去に縛られてしまい思うような結果が得られず、そこからどう脱却するかが成長する為の鍵だったりするんですが、彼の場合は最後まで過去の自分から勇気を貰い続ける事で山王戦の爆発を生み出しました。
ある意味ではナルシストですが、現在の自分を否定し続けるネガティブさもあり、その二律背反が三井というキャラの魅力でもあります。

ここで働けなきゃ…オレは ただの大バカヤロウだ

翔陽戦の後半、自身の3Pで猛烈な追い上げを見せる最中でのモノローグ。
過去への後悔、自分を受け入れてくれたバスケ部と安西先生の為に勝ちたいという意識が見て取れる名台詞です。

なぜオレはあんなムダな時間を……

陵南戦の終盤、スタミナが切れてコート上で倒れてしまい交代後に一人でむせび泣くシーン。
部活をやっていた多くの人が共感した台詞で、「バスケがしたいです……」同様に三井を人気キャラに押し上げた台詞と言えるでしょう。

安西先生の名言


(画像引用 : Amazon)

あきらめたらそこで試合終了だよ

バスケがしたいです……」と並ぶ、『スラムダンク』の中でも最も有名な名言。
残り数秒で敗北という状況で諦めかけていた中学時代の三井に対し、来賓席にいた先生が告げた台詞です。
確かに名言なのは間違いありませんが、来賓の立場で試合中の特定の選手にアドバイスするのはいかがなものか、というモヤっと感も若干あります。

それだけの価値がある…あの牧紳一というプレイヤーには

海南戦の中盤、牧のペネトレイトと神の3Pに苦しめられリードが開き始めた際のタイムアウトで、牧に四人マークを付けるという大胆な作戦を授けた安西先生がその理由として言った台詞。
牧の凄さを表すシーンは多数ありますが、或いはプレイ以上に先生のこの言葉こそが彼の凄さをファンに印象付けたかもしれません。

まるで成長していない……

渡米した教え子・矢沢のプレイ動画を見た時の感想。
非常に使い勝手が良い台詞とあって、ネットミームになって長年使用されている色褪せない名言です。

仙道彰の名言


(画像引用 : Amazon)

全国への道はなかなかに厳しい…

海南vs陵南の後半、大きくリードしながら海南の怒涛の追い上げに遭い、しかも魚住が5ファウルで退場するという絶体絶命の状況で発した台詞
「なかなかに」という表現が如何にも仙道らしく、強キャラ感に溢れています。

まだあわてるような時間じゃない

全国への切符を懸けた湘北との県予選、湘北が勢いづきリードを広げられている状況で、チームを落ち着かせる為に言った台詞。
その後の魚住の「オレよりもあいつの方がキャプテンに向いている」というモノローグも合わせ、マイペースでありながらキャプテンシーも持ち合わせている仙道の特徴を表しています。
この台詞も実用性が高い事から、ジェスチャーと合わせネットミームになりました。

魚住純の名言


(画像引用 : Amazon)

オレはチームの主役じゃなくていい(話の主役であれば…)

チームメイトから「ただデカいだけ」と揶揄され、自分(202cm)よりも小さい赤木(197cm)にどうしても勝てない。
そんなコンプレックスをずっと抱えていた魚住が、負ければ引退という試合でようやく開き直れたことを表した台詞です。
点を取れるプレイヤーは他にいるのだから、自分は彼等を支えるプレイに徹すればチームは勝てる」というこの考えは、湘北vs山王を観に駆けつけた際、赤木を救うことになります。

カッコ内は単行本の空きページの台詞
この空きページのオマケマンガはかなり秀逸なギャグが多く、完全版で削除された際にはガッカリするファンも多かったのですが、新装再編版では無事復活しています。

田岡茂一の名言


(画像引用 : Amazon)

あいつも3年間がんばってきた男なんだ 侮ってはいけなかった

湘北vs陵南の最終盤、流川にマークが集中したところで花道がパスしたのは、フリーの木暮。
その木暮に3Pを決められ、彼を軽視していたことを悔いた痛恨の台詞です。

山王の堂本監督と違って、この田岡のミスはあまり「嘗めプ」とは言われません。
戦略的に妥当だったこと、他の狙いはビシビシ当てていたこと、何より田岡がファンに愛されているキャラであることが要因と思われます。

牧紳一の名言


(画像引用 : Amazon)

魚住の隠れた好プレイだ

湘北vs陵南を観戦中、ポストプレーの最中にゴールの方へ一瞬首を振ってマーカーの赤木の気を散らした魚住のプレイに対し、牧が評した一言です。
牧の視点の鋭さ、解説員としての有能さを示した台詞ですね。
牧と言えば、湘北戦の序盤に花道から高校生に見えないと散々言われた際の「赤木の方がフケてるぞ!!」や、豊玉の岸本に煽られた際に返した「……すまん 誰だっけ 君?」も有名ですが、この台詞もかなり印象に残ります。

その他の名言

(画像引用 : 『井上雄彦』公式Twitter https://twitter.com/inouetake)

オレの半分しか生きてないお前らの その態度はなんだ(豊玉監督・金平)

当初は勝手気ままにプレイする豊玉の選手に手を焼いている苦労人といった印象でしたが、暴言を続ける生徒達についにブチ切れ、試合中でありながら岸本をブン殴った上にこの台詞。
しかもこの後「オレはお前らが憎くてしょうがないんだよ!!」と続きます。
連載当時は「なんちゅー酷い事言うオヤジだ」と思ったものですが、年齢を重ねた今となっては妙に共感してしまう台詞です。

強要するなよ全国制覇なんて お前とバスケやるの息苦しいよ(赤木の元チームメイト)

放課後の教室で、練習に妥協のない赤木のことを散々ディスっていたところ、赤木に見つかりリフトアップ・スラムを食らった際に震えながら言った台詞。
これも当時は「情けねぇなあ」と思ったものの、弱小の湘北でガチを強要する赤木の方がおかしい事に気付き、共感した台詞です。
「息苦しいよ」は近年ネット上でよく見かけるフレーズになりました。

湘北に入ってよかった……(石井)

山王戦最終盤、三井の4点プレイでいよいよ追い付くという時に、号泣しながら思わず呟いた一言です。

「レギュラー以外の層が薄い」と言われる湘北はサブメンバーのキャラも薄く、特に一年勢は見せ場どころか台詞も少ないためモブに等しい存在。
だからこそ、彼等は『スラムダンク』を読んでいるファンのような目線で湘北を応援していて、そんな彼が言ったこの台詞はファンの『読み続けてよかった……』という気持ちとシンクロしたのだと思います。

まとめ

かなり沢山挙げましたが、これでもまだ半分あるかどうか。
それくらいスラムダンクは名言、名シーンの宝庫です。
映画で興味を持った人は、ぜひ原作も読んでみて下さい!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です