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【休養の理由は?】宮本侑芽さんが演じたキャラ13選! ゼンカイジャ―・GRIDMAN等
若手でありながら、完全に一流声優の仲間入りを果たした宮本侑芽(みやもと ゆめ)さん。
役柄ごとに完璧に声を変えて演じる宮本さんは、どのアニメにも主役級キャラとして引っ張りだこです。
しかし2022年11月14日より、所属事務所である劇団ひまわりが、宮本さんの一時休養を発表。
これにより出演アニメには代役が当てられ、当面は治療を優先することとなりました。
この記事では宮本さんが演じ分けてきたキャラクターと、一時休養になった理由を掘り下げて解説しています。
ぜひ最後まで読んでください!
宮本侑芽さんが演じたキャラ13選!
まずは『宮本侑芽さんが演じてきたキャラクター』をご紹介いたします。
どのキャラも声の使い分けが素晴らしく、今思うと「売れて当然」の声優です。
一時休養の理由が先に知りたい方はこちら をご覧ください。
①ニカ・ナナウラ(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
まずは今、旬のこのキャラクターから! 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 のメカニック美少女、ニカ・ナナウラです。
『水星の魔女』は”地球出身者”が差別される世界でして、地球生まれのニカは学園内で、生徒どころか教師にまでないがしろにされています。
しかしニカは卑屈になっておらず、誰にでも優しく接する優等生。
後輩からも『ニカ姉』と呼ばれ、親しまれる人気者です。
『水星の魔女』は現在放送中で、ガンダム史上初の女性主人公であることなどで話題になっています。
しかし残念ながら、宮本さんの体調不良により、ニカは代役が当てられることとなりました。
第10話以降、ニカの声を担当するのは『終末のハーレム』でメインヒロインを演じられた、白石晴香さんです。
②宝多 六花(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『SSSS.GRIDMAN』(グリッドマン)のヒロインにして、宮本侑芽さんがブレイクするきっかけとなったのが宝多六花(たからだ りっか)です。
『SSSS.GRIDMAN』が好評だったことに加え、六花自身も人気があるため、放送終了後もフィギュアなどのグッズが数多く制作されています。
六花はいわゆる『アニメキャラ』っぽくデザインされておらず、少し冷めたように見えるところなど、現実の女子高生よりにデザインされています。
それでもクラスメートのことで心を痛めたり、必死になったりと、根は優しい人物。
クールな外見とのギャップ、そして太ももから下の露出と水着回(5話)も六花の人気に拍車をかけました。
『SSSS.GRIDMAN』が好評だったことにより、直接話はつながっていないですが、2期であるアニメ『SSSS.DYNAZENON』(ダイナゼノン)が制作され、2023年3月24日には映画『グリッドマン ユニバース』が公開されます。
ついに銀幕デビューです!!
③マジーヌ(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
機界戦隊ゼンカイジャーのヒロインが、画像のスーツのキャラクター、マジーヌです。
機界(キカイ)戦隊ゼンカイジャーはコロナ禍の真っただ中に始まったスーパー戦隊です。
コロナの影響があったことに加え、真新しさを出すためや、スーパー戦隊45作品目というアニバーサリー作品であることから、5人組のリーダー以外は全員機械という思い切った設定の作品になりました。
つまり宮本さん演じるマジーヌは、ゼンカイジャ―の紅一点のヒロインなのです。
宮本さんの好演もあり、マジーヌは引っ込み思案なオタク美少女というキャラで一年間を駆け抜けました。
表情がないにもかかわらず、見事に可愛らしいヒロインに仕上がっています。
その演技力には脱帽です!
④神野 銘(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
ゴジラS.P<シンギュラポイント> のヒロインであり主人公が、神野 銘(かみの めい)です。
空想の生物を探求する学問「ビオロギア・ファンタスティカ」を専攻する大学院生で、稀代の天才。
持ち前の頭脳で怪獣災害を止めようと奮戦しますが、銘自体はドジっ娘な側面もある明るい少女です。
歴代ゴジラシリーズでは銘のような、どこか抜けている少女が活躍することはありませんでした。
往年のゴジラファンの方も新鮮な面白さを味わえる作品です。
ちなみに銘を含むゴジラS.P のキャラクターデザインは、 『青の祓魔師(エクソシスト)』の加藤和恵先生が担当しています。
そしてゴジラS.Pは脚本家に、円城 塔さんというガチンコのSF作家を起用しています。
これにより銘のセリフは、かなり難解な生物学や科学の専門用語が含まれますが、なんとなく理解できる、程度の認識で大丈夫です。
宮本さんも、「天才を演じるのは難しい」と上映イベントでおっしゃっていました(笑)
⑤沢良宜 志法(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『トモダチゲーム』のメインキャラクター、5人の内のひとりが、沢良宜 志法(さわらぎ しほ)です。
『トモダチゲーム』は別冊少年マガジンで連載中の作品で、少年漫画ですがサスペンス的な頭脳戦が繰り広げられるため、TVドラマ化や実写映画化もしています。
志法はいわゆる委員長キャラで、曲がったことは大嫌い。父親は警察官で、武道の経験もあるためケンカも強いという美少女です。
『トモダチゲーム』が進行するにつれて、志法の過去や女の子らしいところも露わになります。
アニメを視聴していただけると分かりますが、宮本侑芽さんの地声とまったく違うので驚かされます。
凛とした美声で、先に紹介した4人のキャラともまったく異なります。
宮本さんの、声優としての実力が非常によく分かるキャラクターです。
⑥リオン (宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『黒の召喚士』で宮本さんが演じるのがリオンです。
オーバーラップ文庫のライトノベル『黒の召喚士』が原作で、いわゆる”異世界転生もの”になります。
リオンはアニメだと9話から登場するキャラクターで、元は日本人の少女でしたが、異世界に転生しました。
ローティーンくらいの純粋な少女で、一人称は『ぼく』。
さっぱりしたショートカットなこともあってボーイッシュな感じがしますが、いたって可愛い少女です。
特筆すべきは、”ボーイッシュ系妹キャラ”であること。
リオンも、今までに紹介してきたキャラクターと声が違うんですね…宮本さんはどんな声帯をしているのでしょうか!?
⑦野中 晴(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『イエスタデイをうたって』のヒロインが野中晴(のなか はる)なります。
『イエスタデイをうたって』は現実世界を舞台にした若者たちの群像劇で、魔法もバトルもない、いわゆるドラマ的な内容です。
宮本さん演じる晴は高校を中退したフリーターで、いつも足の悪いカラスを連れているという不思議な少女。
画像からは少し性格が暗く感じられるかもしれませんが、晴は明るくて、基本的に人懐っこい性格です。
同い年くらいの沢良宜 志法やリオンとはまた声が違うので、宮本さんの演じ分けにも注目です。
⑧香澄 真昼(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『アイカツスターズ!』のメインキャラクターのひとりです。続編である『アイカツオンパレード!』にも登場します。
アイドルを志す中学一年生で、努力家ですが完璧主義で理想が高いところがあります。
二つ上にアイドルを目指す姉がいて、姉を超えたいと強く思っていました。
アイドルとしてのパフォーマンス力はズバ抜けていますが、落ち着かないときは瓦割りをするなどの習性があり、メンタル面は一流とはいかないことも。
アイドルなので劇中にライブシーンもあり、宮本さんの歌声が聴けます。
真昼の、少女ながらもクールな歌声で歌唱してくれているので必聴です!
⑨前田 朱利(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『ましろのおと』に登場する高校一年生で、主人公のクラスメイトです。
津軽三味線愛好会の唯一のメンバーで、大人しめの女の子です。
少女らしい可愛らしさが魅力のヒロインで、今までに挙げたどのキャラクターとも声が違うのがすごいところ。
『ましろのおと』は月刊少年マガジンで連載されていますが、作者の羅川真里茂(らがわ まりも)先生は、元は少女漫画を描いていた女性作家です。
少女漫画に出てくるような、等身大な可愛さの朱利の演技は、見て損はないでしょう。
⑩ティルミナ(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『くまクマ熊ベアー』という。熊の着ぐるみを着て異世界を冒険する、ライトノベル原作のアニメのキャラクターです。
ティルミナは推定ですが、20代後半で、2人の娘の母親です。
宮本さんが演じてきた役の中では年齢が高めですが、しっかり大人の女性の声で演じられています。
ティルミナは不治の病に罹患していた病弱な女性でしたが、主人公の治療により命を取り留めます。
シングルマザーで、2人の娘を女手一つで育ててきたことや、危篤状態も経験しているので非常に精神的にも大人です。
美人で優しいお母さんの宮本さんが観たいときにおすすめです!
⑪二ノ宮 舞(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
劇場アニメ『ジョゼと虎と魚たち』のメインキャラクターのひとりになります。
主人公に憧れる少女で、ダイビングショップでアルバイトをしています。
人の気持ちをおもんばかることのできる優等生で、接客態度も申し分ないです。
『ジョゼと虎と魚たち』は現実世界を舞台にしたヒューマンドラマで、元は恋愛小説。
宮本さんが出演されたアニメ版に以外も、実写で二回も映画化しています。
宮本さん演じる舞は、20歳前後の学生と思われます。
これまでに紹介してきたキャラクターとはまた声が違っていて、東北出身らしく、ちょこちょこ東北訛りが出てくるのにも注目です。
⑫風見ゆり(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
『すのはら荘の管理人さん』で宮本さんが演じるのは、生徒会書記の風見(かざみ)ゆり。
おっとりとした女子中学生です。
『すのはら荘』は日常系アニメでして、主人公の男子中学生がひたすら甘やかされる話になります。
風見ゆりは、すのはら荘の住人のひとりで、主人公の中性的な男の子を女装させるなどして楽しんでいます。
日常系アニメらしいゆっくりした話し方と、ふんわりしたボイスに癒されること間違いなしです!
⑬志磨 珠子(宮本侑芽さんが演じたキャラ)
志磨 珠子(しま たまこ)は、アニメ『大正オトメ御伽話』の主人公の妹です。
美しい黒髪と、12歳とは思えないほどの美貌を持つ少女。
志磨家という財閥の家に生まれましたが、周囲から冷遇されて育ったため、他者との間に壁を作り悪態をつくクセがついていました。
しかし物語の中で徐々に珠子は変わっていきます。
いわゆる妹キャラっぽくないビジュアルなのが面白いところ。
ズバズバ罵る宮本さんが見られる、貴重な作品です!
宮本侑芽さんの一時休養の理由は?
おそらくですが、過労ではないかと推測します。
私は宮本さんのファンなので、希望も込めて「メンタルが病んでるわけではない」と推測したいです。
所属事務所である劇団ひまわりは『体調不良』と発表しています。最近は宮本さん以外にも女性声優の活動休止が相次いでいまして…
- 髙橋ミナミさん (喉の調子がよくない)
- 中村千絵さん (潰瘍性大腸炎)
- 高野麻里佳さん (適応障害)
- 楠木ともりさん (エーラス・ダンロス症候群)
- 前島亜美さん (体調不良)
- 三澤紗千香さん (体調不良)
などが発表されました。
このうち、明確に精神の病と発表されているのは高野麻里佳さんだけですが、前島さんは『芸能活動休止と所属事務所退所』、三澤さんは病みツイートを連発したことで『本人によるSNS更新停止』という事態に陥っています。
精神的にも疲れていたことが容易に想像できますね。
宮本侑芽さんも気苦労があったのかもしれません。
これを受けてか、ABEMA Primeでは現在の声優業界の実態を言及する番組が組まれました。
番組内では、「近年は声優の露出が増えたことで、いわゆる声の演技以外の仕事が増えている」、「雑誌などの撮影、プロモーションの舞台に立つことでスケジュールが圧迫される」という話も出ていました。
現在は『アイドル声優』として、ステージで歌って踊る声優ユニットを、複数かけ持つのも普通なんだとか。
宮本さんはいわゆるステージでのパフォーマンスはしていませんでしたが、主役級のキャラをばんばん演じていたため、雑誌やイベントに出演することは多かった印象です。
宮本侑芽さんは元子役。
女優としてTVドラマにも出演されていたので、比較的顔出しの撮影には慣れていたと思いますが、やはりスケジュールが過密だったのでしょうか。
一日も早い体調の回復を願っております。
まとめ(宮本侑芽さんの演じたキャラ)
宮本さんは声優業界に欠かせない人物です。
なぜなら、この記事で紹介した13人のキャラクターは、誰一人として同じ声ではないからです。
宮本さんには今後もアニメの出演や、劇場公開がたくさん控えています。
- グリッドマン ユニバース(2023年3月24日 劇場公開)
- 彼女が公爵邸に行った理由(2023年4月放送開始・主演)
- 魔都精兵のスレイブ(2023年放送決定)
などです。
どのアニメでも重要な役にキャスティングされています。
『グリッドマン ユニバース』は収録が終わっているかと思いますが、公開のときに宮本さんが不在だと、やはり淋しいですね。
宮本侑芽さんの快方を心から祈っております!