4Jul
赤塚不二夫生誕80周年を記念して作られた、アニメ「おそ松さん」
2015年10月から1期が放送開始し、他のアニメでは見られない?
いや、見せられない!?内容で、大きな反響を呼んだ。
1期が放送され、その半年後におそ松さんは社会現象化した。
好調だった1期から一転…
視聴者からは2期と3期は「つまらない」や「オワコン」と言われ、
おそ松さんの人気は右肩下がりに…
なぜ2期・3期がつまらないと言われているのか?
今回は、
・社会現象のきっかけとなった1期
・2期・3期がつまらないと言われている理由
・3期がつまらなく見える理由
などを中心に、おそ松さんを1期から見てきた私が紹介しよう。
※以下、個人的感想を含む。
社会現象を巻き起こした1期
幻の1期第1話
ただの日常アニメはこの世にたくさんある。
おそ松さんがただの日常アニメでないと確信したのは、幻の1話と言われている「1期の第1話」が原因だ。
なぜ幻と言われているのか?それは著作権の問題にある。
1期の第1話では「うたプリ」や「ハイキュー!!」、「進撃」など、
ほぼ有名な作品をパロディした30分なのだ。
さらに8頭身のイケメン化した6つ子が現れ、上半身裸やBL展開が腐女子の心を射止めた。
個性豊かな6つ子たちが織りなす、今までになかったストーリーが30分に詰め込まれており、
「なんだこのアニメw」と視聴者は釘付け!
このハチャメチャなキャラクターを櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由の実力ある人気声優たちが担当。
おそ松さんは、さらに人気に拍車がかかる。
しかし1話放送後、おそ松さんは「版権元」からお叱りを受けてしまう。
そのため円盤(DVD・Blu-ray)や動画配信サービスでは、
2話から視聴でき、1話の代わりに完全新作アニメが収録されている。
1期第1話はテレビ放送のみとなり、まさに幻の1話となったのだ。
ちなみに幻となったのは1話だけでない。
その後3話でも一部著作権に引っかかり、円盤ではストーリーが差し替えられている。
円盤の売上が異常
アニメの円盤は、一般的に5,000枚以上の売上で黒字となるようだ。
5,000枚以上の売上があれば、アニメ続編の制作が決定しやすいといわれている。
さらに10,000枚以上で「大ヒット」
40,000枚以上の売上になると、世間では「社会現象」と呼ばれるのだ。
おそ松さん1期は、初動で驚異の約80,000枚を記録した。
2015年秋アニメ、円盤売上ランキング1位!
最終売上は110,000枚を突破!!
こうしておそ松さんは、日本中に「社会現象」を巻き起こしたのだ。
社会現象
放送開始後、おそ松さんの勢いはとどまることを知らない!
イベントやコラボなどの経済効果は、放送開始から半年で70億を突破!
この勢いに乗り、2016年からは「松ステ」と呼ばれる舞台版・おそ松さんが開幕。
松ステも大人気で円盤の売上は14,000枚を記録し、当時のDVD総合売上1位となった。
舞台作品の円盤売上が1位となるのは、2015年7月に記録した「舞台版・弱虫ペダル」以降1年7ヶ月ぶり!
記録としては、史上2作目となったのだ。
特におそ松さんはコラボが多いため、新しいグッズが出るスパンが短い。
そのため「グッズ厨」と呼ばれるファンや、○○ガールズたちのお陰でさらに売り上げが伸びた。
イベント初日は、ファン4,000人もの長蛇の列をなし、
さらにチケットの倍率も(公式で発表はされていないが)20倍以上と噂されている。
おそ松さんに関する雑誌は相次いで重版が決まり、一時期は入手困難に陥る。
イベントやコラボも他のアニメより多く、熱狂的なおそ松ファンこと「松クラ」が足繁く通った。
⇩続きます⇩

北川かなる

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