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【完全版】鉄血のオルフェンズ2期の脚本がひどい理由20選! 一体何がダメだったのか!?
ガンダムらしからぬ打撃による戦闘と、血の気の多い少年たち。
そして主要キャラであっても容赦なく退場する展開で、放送当時は話題をかっさらっていました。
しかしそのオルフェンズの2期は賛否両論、というより否定的な意見が多くなっています(肯定的な意見はこちらをご覧ください)
この記事ではそんな鉄オル2期の脚本がひどいと言われる理由を完全に網羅しています! ぜひ最後までお読みください!!
①鉄華団が負ける(オルフェンズ2期がひどい理由)
ひと言でいうとこれに尽きます。
一期では劣悪な環境で生まれ育った少年たち(オルフェンズ)が男らしく戦っていくことで、大人顔負けの戦士たちになっていく過程が爽快でした。
しかし鉄オルという作品自体が、企画段階から主人公たちの敗北という結末で決まっていたそうです。
そのため、2期では『敗北』というゴールに向かって、どんどん鉄華団が落ちぶれていきます。
具体的には現行政府であるギャラルホルンに対し、反旗を翻したマクギリスと繋がっていたために、罪人の協力組織として世界中に指名手配されます。
さらに『マクギリス派VSギャラルホルン』という世界大戦にも巻き込まれ、最終的に幹部クラスの登場人物でさえバッタバッタと倒れていくありさまに…。
主人公サイドでありながら世界的犯罪者として扱われ、どんどん孤立していくストーリーは大きな波紋を呼びました。
②オルガが倒れる…(オルフェンズ2期がひどい理由)
1期でもビスケット・グリフォンという人気キャラが退場したため、視聴者たちはある程度の覚悟はしていました。
しかしオルガは唐突に、名前もないモブキャラたちと遭遇したことで撃たれてしまうのです(一応抹殺依頼は出ていました)
オルガが銃殺されるシーンはツッコミどころが満載でして……
- 事前にライドが「なんか静かですね」とフラグを立てている
- 指名手配されているのに防弾チョッキを着ていない
- 近くに遮蔽物があるのに逃げ込まず、銃弾を食らい続ける
- オルガが撃たれたあと、周囲の人物が応急手当をしない
- 結構な銃声が鳴り響いていたのに、クーデリアとアトラが何事もなかったかのように通りがかる
- 血だらけになっているのに、オルガが長くしゃべりすぎている
などです。残りの話数が少ないために、急いで退場させようとしたのでは? と邪推したくもなります。
以上の点があることで、「BGMでお涙頂戴にしようとしている」という疑惑も持ち上がりました。
③ラフタが突然撃たれる(オルフェンズ2期がひどい理由)
ラフタ・フランクランドは鉄華団の兄弟組織である『タービンズ』に属する女性で、鉄華団のメンバーに操縦技術を教えたりする、お姉さんポジションのキャラクターでした。
鉄華団の昭弘に徐々に好意を抱くようになり、おもちゃ屋で彼に似た熊のぬいぐるみを手に取ります。
その瞬間に銃殺されてしまい帰らぬ人になってしまいました…。
ここまで『キャラクターの死』に意味のない作品は、後にも先にもないでしょう。
一応、ジャスレイという鉄華団をよく思わない男が『鉄華団を挑発するために』ラフタを手にかけたのですが……それにしてももっと意味のある退場シーンを用意して欲しかったです。
④マクギリスが無能(オルフェンズ2期がひどい理由)
目的のため友を利用し、その手にかけた策謀家でしたが、2期では計画にボロがあります。
次に、バエルの影響力を見誤ったことが挙げられます。
ガンダムバエルは悪魔の名を冠するガンダム・フレーム一号機にして、厄災戦の英雄、アグニカ・カイエルの乗機でした。
300年間、誰一人動かせなかったこの機体を動かし、マクギリスは人心を集めようと画策しました。
結果としてマクギリスに従属しない兵士も多数発生し、ラスタル率いる『現行ギャラルホルン軍』の方がはるかに強い戦力を有してしまったのです。
また、利用していたガエリオの妹、アルミリアに自身の兄を一度は手にかけたことや、政略のため結婚したことなどがバレて、ナイフを持ち出されます。
このとき手を貫かれたことでバエルの操縦が上手くいかず、腹心の部下を失います。
他にもアリアンロッド(現行ギャラルホルン側)と戦うことを、協力関係である鉄華団に隠していたことでオルガに殴られたり、鉄華団にアリアンロッドへ売られそうになったりと……知能が低下したともいえる展開になりました。
⑤ 1期ヒロインが空気(オルフェンズ2期がひどい理由)
1期ではストーリーの中核となっていた、クーデリア・藍那・バーンスタインがまったくといっていいほど活躍もしなければろくに登場もしません。
クーデリアは『ガンダムW』のリリーナ、『ガンダム00』のマリナのような、いわゆる『革命の乙女』ポジションのキャラクターです。
1期では鉄華団が彼女を決死の覚悟で守り抜き、彼女自身も火星のために奔走したことで、生まれ育った火星の経済発展に貢献しました。
しかし2期では彼女の登場シーンが極端に少ないです。
クーデリアは火星の経済情勢や雇用問題を次々に改善していきましたが、鉄華団と関係のある女の子ぐらいの扱いで、はっきり言って活躍しません。
1期の『世間知らずながらも、人々のために奮闘するお嬢様』というヒロイン像をぶち壊しました。
⑥ラスタル完全勝利(オルフェンズ2期がひどい理由)
非常に政治的根回しの上手い初老の男性でして、鉄華団は彼に壊滅させられたと言っていいでしょう。
ギャラルホルン内の信頼は厚く、クーデターを起こしたマクギリス軍と対立する、ギャラルホルン側の総大将となります。
最終的に鉄華団を”悪魔”として、部下であるジュリエッタに討たせることで、ラスタルはギャラルホルンの威信を回復をしました。
その後は民主化した初代ギャラルホルン代表の座に就任します。
⑦ラスタルとクーデリアが協力関係に(オルフェンズ2期がひどい理由)
クーデリアはオルフェンズ2期の大戦、通称『マクギリス・ファリド事件』が収束した後、火星連合の初代議長に就任し、火星は自治権を手にします。
しかしこれは民主化したギャラルホルンの初代代表、ラスタル・エリオンの政策によるものでした。
もちろん、かつての敵であっても政策が合致していれば協力するというのは理解も納得もできることですが、二人が握手をするシーンが映し出されます……。
また、火星連合の議長というのは、火星の王ともいえるポジションであり、オルガが進み続けてもなれなかった地位にラスタルの威光で就いたこととなります。
流石にこれは脚本に問題があると思いました。
⇩続きます⇩