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29

Apr

【ULTRAMAN】アニメ2期放送!もはや子供に読ませる気ない?政治的描写が難解。異星人による犯罪も凄惨【異星人考察・ネタバレ】

出典:ULTRAMAN公式サイト

⑰巻(ULTRAMAN 異星人考察まとめ)
地球人による『異星人排斥』の歴史を知った井出とエド。

派手さはないが大切なシーンだ。
ブラックキングが漫画版で2回目の登場。レナが変身して出向くが、ベムラーが彼女を助ける。

そうこうしているうちにテンペラ―星人たち、ゼットンコアの実働部隊がワープして来て初登場。

テンペラーは「ウルトラマンこそが宇宙の秩序を乱す悪」と主張。

テンペラ―星人(出典:Amazon)

この実働部隊の構成員はテンペラ―星人、ガッツ星人、ナックル星人、タイラントだ。バルキーも続いて来る。

テンペラ―星人は『ウルトラマンタロウ』で初登場し、ウルトラ6兄弟と戦ったことで有名な宇宙人。
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』ではザラブ、ガッツ、ナックルを率い宇宙人連合の首魁として登場。スマートになり飛行能力まで披露した。

ガッツ星人は『ウルトラセブン』に登場し、セブンを磔にしたことで有名。
ひよこに似た頭部がリデザインされ、かなり格好良くなっているので必見である。

ナックル星人(出典:ウルトラマンタイガ公式サイト)


ナックル星人
は『帰ってきたウルトラマン』でブラックキングと共に登場。
名作と呼ばれる回によく登場する宇宙人で、特に『ウルトラマンX』、『ウルトラマンタイガ』に出たときのエピソードがおすすめ。タイガのナックル星人回は心に響くものがある。

タイラントは言わずと知れた最強合体怪獣。
『ウルトラマンタロウ』で初登場し、ゾフィーから順にウルトラ兄弟5人を連続で倒したという凄まじい戦闘能力を誇る。

『ULTRAMAN』では擬人化され、たくましいコロッセオの剣闘士のような、秀逸なデザインなっている。

出典:ULTRAMAN公式サイト

⑱巻(ULTRAMAN 異星人考察まとめ)
ゼットンコアの面々はベムラーの頭を潰すと撤退していった。

地球人を恐怖で支配するのが目的ではないからだ。

過去に異星人排斥をしていた組織の牧 史郎は、レナと遠藤の家に来て、異星人排斥の件を代表して謝罪する。

牧 史郎は1968~1969年に放映していたテレビドラマ、『怪奇大作戦』の登場人物から名前を取っている。

怪奇大作戦は怪獣やヒーローは登場しないが、特撮は使用されている作品だ。

出典:Amazon

遠藤は、レナに「俺を父親にしてくれてありがとう」と言う。
2人は、血の繋がりのある親子よりも素敵な絆で結ばれている。

18巻ではまだ詳細は不明だが、頭を潰されたベムラーの体からベータカプセル(初代ウルトラマンの変身アイテム)が出現したことと、進次郎に科学特捜隊のアラシ隊員が会いに来たことが描かれる。

そして度重なる異星人による事件によって、ついに地球人が罪のない異星人を殺してしまう
理由は、『異星人だから』という実に差別的なもの。
異星人排斥という魔女狩りもそうだが、ヒーロー漫画でありながら人の愚かさを忠実に描写する点が本作の特徴である。

出典:ULTRAMAN公式サイト

まとめ(ULTRAMAN 異星人考察まとめ)

『ULTRAMAN』は宇宙の政治的描写と人の愚かさをしっかりと描く点が、良い意味で青年漫画であり、ヒーローを題材としながら単純な善悪二元論で割り切れないところが面白い。

アニメ版の方が分かりやすくヒーローとしてのエンターテインメント性を強調しているし、光線技も美しく映える。ストーリー自体も違うことだし、どちらも見る事をおすすめする。

特撮は好きだが子供向けの展開に飽きたという人には、うってつけの作品ではないだろうか。

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