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【声優・緒方恵美】ジェンダーフリーを公言した声優・緒方恵美は個性の塊!魅力や代表作を紹介!【2022年声優アワード主演女優賞】

※加筆日:2023年2月18日
※記事内容は2022年3月までの情報に基づくものです。


2022年声優活動30周年の節目の年となる
声優・緒方恵美(おがためぐみ)
緒方さんは声優の仕事だけではなく、音楽活動やラジオなど積極的に活動している。
2021年には、初のエッセイ本「再生(仮)」が発売。

さらに2022年3月5日に行われた「第十六回 声優アワード」にて、主演女優賞を受賞した。

主演「女優」賞!?と驚くのも無理はない、緒方さんは数々の少年・青年役を演じている。

今回は緒方さんの代表作とともに、緒方恵美さんの魅力を紹介しよう。(※個人の意見を含む)

「第3次声優ブーム」 90年代・代表作品 一覧【緒方恵美】

初めに、こちらの作品一覧を見てほしい。

・1992年「幽☆遊☆白☆書」蔵馬 / 南野秀一
・1993年「美少女戦士セーラームーン」天王はるか / セーラーウラヌス
・1994年「魔法騎士レイアース」エメロード姫、イーグル・ビジョン
・1995年「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ
・1998年「カードキャプターさくら」月城雪兎 / ユエ
・1998年「遊☆戯☆王」武藤遊戯
など

この一覧だけ見ても、緒方恵美無双すぎるということがわかる。
1年〜3年単位で、代表作となる作品が続いているのだ。

「第3次声優ブーム」と呼ばれていた90年代。
緒方さんは主役or重要キャラとして、数々の作品に君臨している。
これは第3次声優ブームならぬ、「第1次緒方恵美ブーム」と言えるだろう。

緒方さんのデビュー作は、幽白の蔵馬。
当時は女性声優が、青年役を演じる声優はいなかった。
緒方さんが幽白のオーディションに参加した際、
「緒方恵美です」と名乗っただけで、スタッフたちが「蔵馬だ!」と驚いたエピソードは今でも有名な話である。
まさに緒方さんは女性声優にとって、性別を超えてキャラを演じ評価された先駆けである。

そこからセーラームーンやエヴァなど、誰もが知る大ヒット作品に出演。
緒方恵美とは、今や全世代から支持されている人気声優の1人である。

私を含め、天王はるかに恋をした女性が日本を含む世界中にどれだけいるだろうか。
中性的で艶のある声の中に、芯の強さが感じられる。
とは、まさに緒方さんのことではないだろうか。

さらにカードキャプターさくらでは、雪兎ユエ2役を演じている。
いつもは優しくてポワポワ〜な、雪兎。
しかしユエに変身すると、クールで近寄り難い二面性なキャラを演じ分けた。

その後の緒方さんは少年や青年、母親役まで幅広いキャラを演じている。

2000年代 代表作品 一覧【緒方恵美】

2000年代からも、緒方さんの人気は留まることを知らない。

・Angel Beats!(直井文人)
・めだかボックス(球磨川 禊)
・ダンガンロンパ(苗木 誠)
・暗殺教室(堀部イトナ)
・地縛少年花子くん(花子くん)
など

特に緒方さんは生意気な少年役をやらせたら、天下一品だろう。
・映画ドラえもん のび太の太陽王伝説(ティオ)
・劇場版名探偵コナン ベイカー街の亡霊(諸星秀樹)など
見ているこっちがイラッ!とさせられるところは、緒方さんの演技力の賜物だ。

やはり少年役が多い緒方さんだが、
今回主演女優賞を受賞した作品の中に「アクダマドライブ」医者役が入っている。
この作品で緒方さんは、セクシーでクレイジーな女医を演じている。
しかし見た目は女性なのだが、女に見える?と発言するシーンがあり、やはり緒方さんは中世的なキャラに定評があるといえるのではないだろうか。

個人的に緒方さんは、「闇」ならぬ「病み」を感じる少年(または青年)役を演じたら右に出るものはいない。

ベテランでも居残り!?【緒方恵美】

緒方さんは呪術廻戦0のアフレコ現場にて、監督からダメ出しを受け、居残りをしたと話している。
ファンからすれば、ベテラン声優の緒方さんが居残り?と思うだろう。

緒方さんは収録前に、長年の経験から「乙骨憂太はこうだろう」と思う感覚を持って挑まれていた。
しかし監督は緒方さんにOKを出さなかったそうだ。

この経験から、緒方さんはまだまだ自分は「未熟者」だったと話している。
ベテラン声優だからといって偉ぶらず、作品に対して誠実に向き合っている姿は我々も尊敬すべき部分ではないだろうか。

⇩続きます⇩

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