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Jun

【仮面ライダー】そもそも仮面ライダーとは?仮面ライダーの定義まとめ #仮面ライダー

出典 : (c)2016「仮面ライダー1号」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 : Amazon.co.jp

日本における特撮の代表の1つである仮面ライダーシリーズ
昭和仮面ライダーから始まり、2018年現在も平成仮面ライダーとしてそのシリーズは継続されています。
仮面ライダーのデザインは様々ですが、平成仮面ライダーになってからはより個性的なデザインが目立つようになったと感じる人もいるはず。
では、そもそも仮面ライダーとはどのような存在なのでしょうか。
そこで今回は、仮面ライダーという存在の定義について考えていきます。

仮面ライダーの要素

仮面ライダーといえば変身して、敵の怪人を倒すという内容は一貫していますが、テーマは作品ごとに異なっています。
平成仮面ライダーのいくつかの作品でプロデューサーの白倉伸一郎は、仮面ライダーを成り立たせるために以下の3つの要素が最低限必要だとしています。

同族での戦い

シリーズの始まりである『仮面ライダー』において、主人公は後に敵対するショッカーによって改造されます。ショッカーによって改造された人間対ショッカーという構図で対立しています。
平成仮面ライダーにおいても、怪人に近い力を使い怪人を倒すという描写が多く見られます。力を使いすぎた結果、仮面ライダーでありながら怪人になるという作品もあります。

生みの親を倒す

こちらも『仮面ライダー』を見れば分かりますが、自分を生み出したショッカーを倒そうと奮闘しています。
平成仮面ライダーにおいても、変身アイテムを開発した人物が暴走し、それを止めるために倒そうとする作品がありますね。

自己否定

『仮面ライダー』でショッカーを打ち破っても、一般人から見たらショッカーに改装された仮面ライダーもまたショッカーに見えるでしょう。ショッカーの存在を抹消させるためには自分自身も消えるしかありません。
平成仮面ライダーにおいても、全ての戦いが終わった後に旅をする人物や人間を超越する人物など人間社会に溶け込まない形で終わる作品もあります。

仮面ライダーの定義

出典 : (c)2005「仮面ライダー THE FIRST」製作委員会 (c)2007「仮面ライダー THE NEXT」 (c)石森プロ・東映 : Amazon.co.jp

作品の要素としては上記に挙げた3つですが、仮面ライダー個人を捉えた時にどのような定義があるのでしょうか。
バッタモチーフ?変身ベルト?専用のバイク?人によってその定義は変わるかもしれませんが、始まりである仮面ライダー1号や2号に近い形を望む人もいるでしょう。

バッタモチーフ

新しい仮面ライダーが発表された時、必ずと言っていいほど「バッタモチーフじゃない」と主張する人がいます。
しかし、実は残念なことに「仮面ライダーV3」のモチーフはトンボのため、3人目にしてすでにバッタではありません。
昆虫がモチーフであれば良しとする人もいますが、平成仮面ライダーでは昆虫モチーフであることの方が珍しいです。複眼があり、1号や2号に近いものがあれば良いのでしょう。

変身ベルト

仮面ライダーといえば変身が特徴の1つでしょう。変身には変身アイテムを使用しますが、そのほとんどがベルトです。
「仮面ライダーには変身ベルトが必要!」と定義したいところですが、それを阻止するやつがいます。
「仮面ライダー響鬼」、彼は変身ベルトによる変身ではなく、音叉を使って変身します。デザイン的にも複眼がなく、異色の存在です。

専用のバイク

仮面ライダーの移動手段といえばバイクでしょう。ライダーと名乗っていますしね。
専用のカッコいいバイクに乗って走る仮面ライダーの姿は魅力的です。たった1人を除いては…。
「仮面ライダードライブ」、彼はバイクを持たず、移動手段は全て自動車です。仮面ライダーの前にライダーの定義から考えた方が良いかもしれませんね。

まとめ

出典 : (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 : Amazon.co.jp

今回は仮面ライダーの作風や特徴を踏まえつつ、その定義を考えていきました。
長い歴史の中でマンネリを防ぐため、制作陣の試行錯誤がが伝わりますね。世間の流行に合わせつつ、既存の仮面ライダー像を壊しすぎてはいけないというのは簡単ではないでしょう。
人間から姿を変え、仮面で顔を隠し、平和を守るヒーローは全て仮面ライダーなのかもしれません。

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