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【完全版】『ぼくらの』最終回までネタバレ解説!15人の子供を死亡順に説明( アニメ・漫画)

出典:Amazon

『ぼくらの』は鬼頭莫宏(きとう もひろ)先生が描かれた漫画で、2004年から『月刊IKKI』(現在は廃刊)という青年誌で連載されていました。
救いのない鬱展開と、リアルな人間模様で当時話題となった人気作です。

2007年にはTVアニメ化され、石川智晶さんが作詞作曲、歌唱を務めた主題歌『アンインストール』で有名になりました。

2020年(令和2年)にはカラーページを再現した完全版も刊行され、今でも『名作』と呼ばれ続ける作品です。しかしかなり難解な作品ですので、この記事で最終回までのストーリーをわかりやすくネタバレ解説していきたいと思います!

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『ぼくらの』のストーリー、内容、設定をネタバレ解説!

まずは『ぼくらの』の設定、大まかなストーリーを解説していきます。『ぼくらの』の重大なネタバレが含まれますので、ご注意ください。

『ぼくらの』は『ココペリ』という謎の男に導かれた、14人の少年少女が、ロボットに乗って戦う話です。
ココペリは、「地球を15体の巨大な敵が襲うため、それを阻止してほしい」と子供たちに伝えます。

14人の子供たちはパイロットとなる契約をし、『ジアース』と命名されたロボットに乗ります(最初の1体目はココペリが操縦して倒して見せました)

敵が現われるたびに子供たちは1人ずつパイロットとなり、ジアースを操縦するのですが、徐々に残酷な真実に気づいていきます……。

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まず、敵を見事撃破しても、操縦した子供は必ず死にます
ジアースは、パイロットの命を燃料として駆動するロボットだったのです。

そのためにココペリは大勢の子供を契約させました。

敵との戦闘に負けた場合、もしくは48時間経っても決着がつかない場合、自分たちの住んでいる地球を含む宇宙が消滅します……。

勝っても負けても救いのない展開、それが『ぼくらの』なのです。

さらに途中から敵も同じ人間が操縦しているロボットであることが判明します。
この戦いは、平行世界(パラレルワールド)の地球同士の、存亡を賭けた戦いだったのです。

分岐しすぎた世界を選定するための神のゲーム
……それがジアースの戦いの正体だったのです。

このゲームの主催者は具体的には作品で解説されておらず、劇中では『自然現象』と言われることもありました。

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操縦すれば死ぬため、『ぼくらの』は主人公がどんどん入れ替わっていきます。

パイロットに選ばれた子供たち一人一人に焦点を当て、抱えている悩みや葛藤、人間関係を掘り下げていく構成になっています。
登場人物一人一人の背景の書き分けや、生きる意味、戦う理由を見つける姿が今でも名作と呼ばれる所以です。

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