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19

Jan

『CLANNAD(クラナド)』はなぜ「人生」と呼ばれるのか? 泣けると評判の神アニメを解説!

出典:Amazon.co.jp

「CLANNAD(クラナド)は人生」と言える理由

「CLANNADは人生」という格言(?)は当初、ネタとして広まりましたが、今やこの言葉を本気でつぶやく人は大勢います。なぜCLANNADは人生とまで呼ばれるのか。それはこの物語の主人公・岡崎朋也の人生に、多くの人が感動し、涙を流したからではないかと思います。

主人公の岡崎朋也は、フィクションにありがちな特別な人間ではありません。ケガがきっかけでバスケを辞めて不良になり、物語の冒頭では悪友の春原とつるみ、さえない日常を送っていました。たった1人である父親とは仲が悪く、自分を理解しようとしない父へのいらだちから家を飛び出したりもします。また、愛する渚を亡くしたショックで娘を育児放棄してしまったりもしました。

そんな彼ですが、渚をはじめとするヒロインたちと出会い、彼女たちを救い、また救われる中で、ちょっとずつ変わり、成長していきます。その姿は多くの人を感動させるものがあるでしょう。

後編の「アフターストーリー」で、朋也はかけがえのない人を失う経験をしました。その悲しみから立ち直り、ようやく娘の汐と幸せをつかもうとしたときに、またしても汐が病に倒れるという悲劇が起こります。しかしその時、とある「奇跡」が起こります。実はこの奇跡は突発的なものではなく、1期の学園編から渚が見る「幻想世界」という夢の中で伏線が張られていました。

この「幻想世界」の描写はストーリーの合間にちょくちょく挟まれるのですが、最初は本編とのつながりが感じられず、視聴者を困惑させます。しかし、物語終盤の奇跡と、この「幻想世界」のつながりを考察して答えに至った時、きっと視聴者は2度目の感動を味わうことができるでしょう。

その奇跡の詳細については、あえてここでは触れません。未見の方はぜひネタバレなしで視聴してみてください。アニメも感動的ですが、原作ゲームをプレイした時の方がより、この伏線の効果を堪能できると思います。

まとめ

「CLANNADは人生」という格言の由来と、CLANNADのストーリー、さらにその魅力について考察してきました。原作のゲームは元々PCソフトでしたが、現在、プレイステーションやニンテンドースイッチなど、さまざまなコンシューマでプレイできます。アニメの1期2期も、大手のVODサイトで配信中です。アニメでは全46話、ゲームのプレイ時間は平均で70時間と、非常に長大なストーリーの本作ですが、エンディングを見終えた時には、まさにひとつの人生を体験したかのような感動があることでしょう。アニメは視聴済みという方も、原作ゲームではここで語り切れなかった多くのエピソードがありますので、ぜひプレイしてみてください。

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