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Jan

【CLANNAD AFTERSTORY】「クラナドは人生」が納得の泣ける名シーンはこれ!! #クラナド #CLANNAD #クラナドは人生

出典 Amazon

(2023.12.23 加筆)

泣けるアニメとして高い評価を得ている『CLANNAD』。特に第2期の『CLANNAD AFTERSTORY』のストーリーには素晴らしいものがあります。まさに「CLANNADは人生」!!!

そこで今回は『CLANNAD AFTERSTORY』の名シーンを紹介していきます。ネタバレするので未視聴の方は気を付けてください!

CLANNADのおさらい「クラナドは人生」

『CLANNAD』はゲームブランドKeyによる恋愛アドベンチャーゲームが原作です。そして2007年に、TVアニメ第1期が放送されました。

アニメ制作は京都アニメーションが担当しています。その後2008年に、TVアニメ第2期となる『CLANNAD AFTERSTORY』が放送されます。

10年以上前の作品にもかかわらず、現在でも新規ファンを獲得している作品です。その理由として「泣けるアニメNo.1」の称号が挙げられるでしょう。誰もが認める泣きアニメとして、多くの人に広まっているのです。

CLANNADの名シーン「クラナドは人生」

ここではCLANNAD AFTERSTORYの名シーンを紹介していきます。名シーンは以下の通りです。

・第4回『あの日と同じ笑顔で』
・第16回『白い闇』
・第18回『大地の果て』
・第19回『家路』
・最終回『小さな手のひら』

それぞれ紹介していきます。

第4回『あの日と同じ笑顔で』「クラナドは人生」

出典 公式サイト

第4回『あの日と同じ笑顔で』では、主人公の岡崎朋也と、その親友の春原陽平の名シーンが描かれました。

陽平は妹の芽衣と喧嘩真っ只中。そんな中、かっこよかった時の陽平を取り戻すために、芽衣はサッカー部に乗り込みます。しかし、サッカー部にあしらわれ、挙句の果てに芽衣はちょっかいを出され始めるのです。そしてそこに陽平が駆けつけ、朋也と一緒にサッカー部と殴り合いの喧嘩をし、その後、朋也とも殴り合いました。

次の日の朝、ボロボロになった朋也と陽平は、お互いの顔を見て笑いが止まりません。そして朋也は、陽平と初めて出会った時のことを思い返すのです。このシーンはとても感動できます。

様々な人間関係を描いてきた『CLANNAD』。その中でも陽平とのエピソードは、高校の頃のバカみたいな友達関係を思い出させてくれる名シーンです。

第16回『白い闇』「クラナドは人生」

第16回『白い闇』では、メインヒロインの古河渚の出産シーンが描かれています。前半では、朋也と渚の周辺の登場人物が、渚の妊娠を祝福します。

そして後半でいよいよ渚の出産シーン。しかし、病弱の渚は、赤ちゃんを産み落としたと同時に命を落としてしまうのです。

この際の演出が非常に素晴らしいです。絵のタッチが温かいものに変わり、朋也と渚と赤ちゃん以外の背景やキャラが一切描かれません。そして第1期EDの『だんご大家族』のBGM(タイトルは『渚』というそうです)も流れ始めます。

極め付けは朋也のセリフ。愛情や家族愛をあんなに毛嫌いしていた朋也が、とても温かいセリフを連発するのです。赤ちゃんが産まれたことの嬉しさもありながら、”渚の死”という現実から逃げるように振る舞っているようにも見えます。この複雑な心情をアニメで描き切りました。『CLANNAD』ファンの中でも、女性層に人気のエピソードになります。

筆者が視聴していた当時、とてもショッキングだったことを今でも覚えています。視聴者を作品の中に引きずり込む、インパクトある演出でした。

ちなみに第16回『白い闇』の絵コンテ・演出は、当時24歳の山田尚子が担当しています。山田尚子といえば、『映画けいおん!』や『聲の形』の監督実績が有名です。とはいえ、24歳のアニメーターがここまでの演出を魅せるのは、もはや天才としか言いようがありません。

第18回『大地の果て』「クラナドは人生」

出典 公式サイト

第18回『大地の果て』では、渚の死の影響で廃人となった朋也と、娘の岡崎汐の和解シーンが描かれます。

渚が亡くなってからすっかり廃人になってしまった朋也。平日は仕事に没頭し、休日はアルコールとギャンブルしながらの毎日を5年間送っていました。その際、汐は古河家に預かってもらい、しっかりとした良い子に育ちます。

そんな中、渚の母親の古河早苗の差し金もあり、朋也と汐は2人で旅行することになります。旅行先は朋也の父・岡崎直幸の故郷です。

5年間疎遠関係になっていた朋也と汐なので、当然、会話も上手くできません。そんな様子が前半で描かれます。

そして後半、朋也と汐は菜の花畑に到着。そこで、朋也は幼少期の記憶を思い出し、その記憶を頼りに”とある岬”に辿り着きます。そこには直幸の母・岡崎史乃、つまり朋也の祖母がいたのです。

史乃は、朋也が幼少期の時に、直幸が全てを投げ捨てて朋也のために尽力していたことを語ります。それを知った朋也は、自分の現状を振り返り、汐を育てることを決心します。

そして舞台は菜の花畑に戻り、朋也と汐の名シーンになります。汐は、朋也が初めて買ってくれたオモチャを失くしてしまい、それでとても悲しんでいました。そして早苗さんに教えつけられた「泣いていいのは、おトイレか、パパの胸の中」の言葉の元、汐は朋也の胸の中で大号泣するのです。

この大号泣におもわずもらい泣きしてしまいます。そしてこのシーンの後、帰りの列車の中で、朋也が渚の死を振り返るシーンも感動できます。

これらのシーンには、BGMとして『願いが叶う場所Ⅱ』が挿入され、曲を聴いているだけでも泣けてきます。それに加え、汐を担当しているこおろぎさとみの泣き演技が神がかります。

『CLANNAD』ファンとしては一度あの”菜の花畑”を訪れたいもの。青森県横浜町にあるそうなので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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