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16

Oct

【はめふら】3期の可能性を徹底検証! 映画化決定でテレビシリーズはどうなる?

出典 : Amazon.co.jp

2021年にテレビシリーズ2期が放送され、最終回で映画化が発表された『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』3期がどうなるかを徹底検証!
「はめふら」が今後どのように展開していくかを予想します!

2期最終回に映画化を発表! 3期の可能性は激減?

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2021年夏、“はめふら”こと『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の2期が放送され、9月17日深夜に最終回を迎えました。
その最終回終了直後、なんと映画化が発表され、はめふらファンおよびアニメファンは騒然。
長時間トレンド入りを果たすなど、大きな反響を呼びました。

一方、この映画化によって3期は微妙な状況になりました。
テレビシリーズを指揮した井上圭介監督が映画にも参加することを示唆しているので、恐らくテレビシリーズと同じスタッフで制作されると思われ、そうなると少なくとも映画が公開されるまで3期の企画は立ち上がらないでしょう。
そうなると、3期の可能性は自然と低くなってしまいます。

とはいえ、ゼロという訳ではありません。
1期→2期→映画と来て、その後に3期が制作された作品は過去に幾つもあります。

例えば、同じラノベ原作の『とある魔術の禁書目録』。
2008~2009年に1期、2010年~2011年に2期を放送、2013年に映画が公開されたのち、2018~2019年に3期が放送されました。
また、同じSILVER LINK.制作の『のんのんびより』も、2期のあとに劇場版、3期と続いています。

その他にも『ソードアート・オンライン』『ストライクウィッチーズ』『Free!』『おそ松さん』なども該当します。
映画化の後でテレビシリーズを続ける作品は意外と多いのです。

ただしその多くは、Blu-ray・DVD(円盤)売上や配信が好調な作品
はめふらは、果たしてこれらの錚々たる作品に続くことができるのでしょうか?

2期の円盤売上は半減も……配信は依然として好調

出典 : Amazon.co.jp

はめふら1期は円盤売上が好調で、全巻平均のセールスは5000枚を突破していました。
それに対し、2期の1巻は2000枚と、半分以下の数字に留まっています。
とはいえ、2期の円盤売上の大幅ダウンは近年のほとんどの作品に見られる傾向なので、致し方ないところです。

一方で配信は1期に引き続き好調を維持
各配信サイトの順位でポイントを算出しているサイト「ランキングストーカー(仮)」において、2021年夏クール5位にランクインしています。
また海外での人気も依然として高く、中国の動画共有サイト「ビリビリ動画」では5000万再生を記録しており、まだまだ伸び続けている状態です。

加えて、原作およびコミカライズの売上も好調
アニメ1期終了の時点ではシリーズ累計350万部でしたが、現在は500万部を突破し、まだまだ勢いは止まっていません。
2021年12月23日にはオトメイトより家庭用ゲーム『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ~波乱を呼ぶ海賊~』が発売予定と、メディアミックスも精力的に行われています。

こういった状況を考慮すると、映画化の後に3期が制作される可能性は十分にあります。

ただし、3期以降はアニメ化企画の立案がよりシビアになるのもまた事実です。
アニメ化が続くにつれ、原作やコミカライズなどへの宣伝効果が薄れていくのは当然のことで、少なくとも「アニメ化効果」への期待は弱まっていきます。
それでも3期が実現するかどうかは、映画の興行収入や円盤セールス、原作・コミカライズの人気の推移、ゲームなどのメディアミックスの需要など、総合的な評価にかかっています。

また、本作はいわゆる「悪役令嬢モノ」で最初にアニメ化した作品
はめふらの成功によって今後も同ジャンルの作品が続々とアニメ化されていくと予想されますが、そういった後続の作品が成功し、悪役令嬢アニメが定番化すれば、そのパイオニアである本作にも追い風が吹き、3期への一助となるでしょう。

つまり、現状でも十分3期が作られることは期待できますが、映画をはじめとしたメディアミックスの今後の展開やアニメ市場の変化にも大きく左右されると予想されます。

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