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「息抜き」がしたい

異色の高校生SMマンガ

優等生の「ナナ」SMオタクの「カオル」が「息抜き」という名のSMプレイを通じて深く分かり合っていく…

拘束具や縄、目隠し猿轡などのSM道具は出てきますがまさかの2人のS○Xシーンが無い。ですがさすが甘詰先生作品…見事なエロさです。

「M」側の心理描写はよく描かれている作品は多いですが、「S」側視点の心理描写や葛藤が面白く、読んでいるうちにSMの精神性に読者も魅了されていく…SMとは…！

正反対の幼なじみ

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杉村薫（スギムラ　カオル）

１７歳　”お隣さん”で幼なじみの「ナナ」とのSMプレイを夢にまでみてしまうグツグツの童貞

そして夢にまで見てしまうほどの趣味が「SM」…の妄想。そしてSMグッツの収集。なんとも悶々とした思春期。

SM小説家の更科修太郎（サラシナ　シュウタロウ）のファンでSMの知識は彼の小説から得ています。

同級生の女子からは「キモムラ」なんて呼ばれる始末。勉強も…補習が待っている。

完全に残念系男子。

千草奈々（チグサナナ）

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カオルの”お隣さん”で幼なじみの１７歳

足が早くて陸上部、後輩にも慕われ生徒会。おまけに胸も大きく美人。

「キモムラ」とカオルの事を呼ぶ同級生にむすっとしてしまったりとカオルの事を大切な幼なじみと思っています。

でもすぐに人とツンケン距離を置くカオルにもう少し誤解されないようにならないものか…だから「キモムラって呼ばれるのよ！」と。

何でも全力なナナですが、多忙な毎日に伸び悩む成績…気を張りすぎているからメリハリをつけてみたらどうかな？趣味とか少し息抜きが必要じゃない？と先生に言われてしまいます。

そんな息抜きなんて思いつきません。

きっかけ

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もしかして…

先生に言われた言葉にモヤモヤしながらの帰り道、カオルの母にばったり。

遊んでばかりのカオルにお灸を据えなきゃいけないけど、捨てるのは流石にかわいそうだから1日預かって！と紙袋に入ったカオルの”玩具”を預かります。

カオルに悪いな…なんて思いながら預かった紙袋の中身を見てしまうナナ。

中には隠す場所が少ないえっちなエナメルのボンデージが。

「これはないって！！カオルは何考えてるの！！」

と焦るナナ。でも気付いてしまいます。

もしかして…私にぴったりのサイズ…？と手に取り…