出典：メイドインアビス　公式

これだけチェック！2期をスムーズに視聴するためのポイント

2期に向けてチェックしておきたいポイントをおさらいしていきます。なお、ネタバレを多く含むため、未視聴の方は先に作品をご覧になることをオススメします。

主要登場人物3名のおさらい

リコ…主人公である12歳の少女。好奇心旺盛な性格で、アビスや遺物の事になると見境がなくなってしまう場面が多く見受けられます。母親である白笛ライザに憧れを抱き、アビスに挑戦していくことになります。アビスの中で生まれたとされていましたが、実は死産であり、謎の遺物「呪い除けの籠」の効果で復活したという事実が判明。

劇場版では黎明卿ボンボルドとの闘いを経て、自身の白笛を手にしています。

レグ…アビスの深界一層でリコにより発見された謎多きロボット。記憶を失っていますが、リコとの冒険によって少しずつ取り戻しつつあります。機械的な部分と人間的な部分が混在している謎の体を持ち、掌から強力な熱線を発射する「火葬砲（インシネレーター）」の威力は絶大です。

ただし発射後には10分程度のインターバルを挟んだ後に約2時間の昏睡状態に陥ってしまいます。責任感の強い性格で、リコを守るという強い思いのもと、旅を続けています。作中ではリコの母ライザと面識があった示唆があり、「度し難い」というめずらしい口癖も酷似しています。

ナナチ…リコが絶体絶命の状況に陥った際に出会った「成れ果て」。医学や薬学に精通しており、瀕死状態のリコを救った恩人でもあります。黎明卿ボンボルドの実験で親友のミーティと共にモルモットにされてしまい、今の姿に至ります。共に成れ果てとなったミーティと深界四層で暮らしていましたが、ミーティの死をきっかけにリコ達と共に旅に出ることを決意しました。

性別は未だに不明ですが、口調は男性的、人間だった頃の姿やレグに対する反応は女性的です。

※成れ果てとは？
深界六層の上昇負荷を受けて生き残った際に生じる現象で、体の形状が崩れ肉塊のような姿になったり、獣のような姿に変化したりと、状態は人によってさまざまです。

アビスについての基礎知識

アビスは深度により階層分けされており、人間が地上へ帰還しようとすると深度に応じた上昇負荷(通称:アビスの呪い)を受けることになります。深界一層から始まり、深度15500mの深界六層までが探窟家が訪れたことのある地点です。深度15500m以深の「深界七層」、深度20000m以深である「深界極点」の詳細は分かっていません。

また、深界二層の奥地には、不動卿オーゼンが管理する「監視基地（シーカーキャンプ）」、深界五層には黎明卿ボンボルドが管理する「前線基地（イドフロント）」が設置されています。基本的に深界五層には、許可が下りた黒笛か白笛しか立ち入りが出来ないと決められており、深界六層へ降りる行為は帰還が実質不可能となるため「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれています。「絶界行(ラストダイブ)」を行うには、2級遺物「命を響く石(ユアワース)」から作り出された白笛が必要になります。

出典：Amazon.co.jp

アニメ2期の展望について！どこまでアニメ化されるか考察しました！

アニメ1期および劇場版では、原作の5巻までが描かれています。原作は2021年10月現在で10巻まで発刊されており、ちょうど深界六層での物語が一区切りしている状況です。今回のアニメ2期の公式サイトやタイトルから考察すると、単行本6巻～10巻までの物語、いわゆる「成れ果て村」編がアニメ化されると考えられます。

ただし、単行本5冊分を1クールでアニメ化するには、大幅なカット等を行わなければ現実的に難しいので、アニメ1クール＋劇場版 or アニメ2クールで制作されることが想定されます。アニメおよび劇場版の完成度が高い作品ですので、無理矢理1クールでまとめることなく、余裕を持ったアニメ化が望まれます。

まとめ

今回は、アニメ『メイドインアビス』の2期放送決定に伴い、今までのおさらいと2期のアニメ化について考察しました。アニメ1期、劇場版と見ているのが辛くなる展開が続いていますが、そんな中でも前向きに進んでいくリコ達の姿に勇気付けられる場面も多い作品です。

今後の物語もハードな展開が続きますが、リコ達がどのように困難を乗り越えていくのかを想像しながら、アニメ2期の放送を心待ちにしましょう。