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Oct

【鬼獄の夜】オススメホラー漫画を解説・切り離せない?ジャンル要素の叡智とホラーの不思議な関係

出典:Amazon.co.jp

エロティックホラーとは?

「鬼獄の夜」は「まんがMee」で配信している加藤キャシー先生の漫画作品で、Web連載されているジャンルにホラーとTL要素を含む人気作品です。ホラー作品にはジャンルを構成する要素として、なぜか昔から叡智との結びつきが強いものが多いのは変化がありません。

この記事では「鬼獄の夜」と漫画アプリ「まんがMee」のご紹介をしつつ、ジャンル要素の叡智とホラーの不思議な関係について考察していきます。記事内のネタバレにご注意ください。

漫画アプリ「まんがMee」とは?

「まんがMee」はマンガ配信アプリで、違法サイトなどではなく集英社の発刊している漫画の配信サービスとして、少女漫画やTL漫画やOL向けの作品を配信しています。Web連載作品も多いので、ここでしか読めないオリジナル作品もあります。

AppStoreやGooglePlayでのダウンロードが可能なアプリで、少女漫画が好きなかたにオススメのアプリとなっています。

無料コイン

「まんがMee」の無料配信枠は1日あたりに配布される1話分の無料チケットと、動画視聴によって得られる4話分の無料コインが配布されるので、1日5話換算で読み進めることが可能です。

鬼獄の夜の怖さと叡智さのポイントは?

「鬼獄の夜」のホラーとしての面白さやTL漫画としての叡智さはどんなところにあるのでしょうか?ざっくりとまとめると次のようになります。

・顔無し鬼などのクリーチャーの造形が素晴らしく、TL漫画としてのキャラとは切り離された表現になっていて、鬼の住む村という異界がイメージしやすいです。

・叡智な目に合う女の子が総じて可愛く、どのキャラも推せます。

・女性向けならではの女の情念という恐ろしさが恐怖感を引き立てていること、男性キャラに対する愛憎が深いことで、より一層恐怖感が増します。

あらすじ
満月の夜・天明2年

山村にある粗末な神社の扉は解放されていて、和装の少女が柱になわで括りつけられていた。手足をバタつかせてもがこうとするものの、さるぐつわを嚙まされた口からは呻き声が漏れるのみ。どうやら少女「ミツ」は何者かに捧げられた生贄(いけにえ)なのだろう。

ミツが気付くと目の前にはガリガリにやせこけ、いくつあるか把握できないほどの目を持った奇怪な生き物が入り口を指さしているのが見えた。その奇怪な生き物は「くるよー」とだけ間延びした言葉を口にすると、複数の目が一斉にミツを見つめる。

神社から下りたところに存在する村では老婆が数珠を手に何ごとかをつぶやいていた。少女は悲鳴を漏らしながらも、奇怪な生き物には目もくれずに必至で身をよじった。ここは贄取塚(にえとりづか)。やがてミツは女が絶命するまで犯し続けて死肉を食らう顔無し鬼の餌食(えじき)となっていった。

現代

山中へバーベキューにやってきたのは、立花牡丹、青柳鷹介、赤坂晴馬、藤崎茜の若い男女たちだった。牡丹の視線は「鬼出没立ち入り禁止」と書かれた足元の看板を捉える。

オカルトに詳しい晴馬が、このあたりに伝わる贄取塚の顔無し鬼の伝説を口にしたのを、鷹介はまともに取り合わなかった。そのままバーベキューを続けていた4人は、帰り道をドライブ中に山中で迷ってしまう。

何処からか鈴の音が聞こえたかと思うと、フロントガラスに張り付いていたのは、ガリガリにやせこけ、いくつあるか把握できないほどの目を持った奇怪な生き物の姿だった。車を運転していた晴馬は、驚いたときに運転操作を誤って4人の乗った車は谷底へと落ちていく。

気を失っていた牡丹は晴馬と茜に起こされたが、鷹介の姿だけが見つからない。辺りを捜索する一同が目にしたのは、例の奇怪な生き物の姿だった。
「くるよー」と告げるその声に誘われたのか、途端に周囲の空気が重くなる。ここは贄取塚(にえとりづか)。

顔無し鬼の伝説はいまだに残っているようだった。

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