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アルベドの裏切り

ここからはアルベドの裏切り疑惑について考察していきます。まず、なぜアルベドに裏切り疑惑がかけられているのか、この点について解説していきます。

アインズ・ウール・ゴーンはくだらない？

TVアニメ2期、原作6巻の部分でアルベドは以下のセリフを口にしました。

「アインズ・ウール・ゴウンか……。くだらない」

『オーバーロード６ 王国の漢たち』より引用

このセリフはアルベドの自室の中で発せられたものです。アルベドの部屋にはアインズのお手製人形もあるのですが、それ以外にアインズ・ウール・ゴウンのギルドサインが刺繍された旗がありました。本来であれば部屋に入ってすぐのところに飾られていなければいけないそうですが、その旗はホコリまみれでボロボロになっていました。そしてその代わりに、モモンガの巨大な旗が飾られていたのです。

このセリフの影響でTVアニメ勢で「アルベドは裏切りのではないか」という疑念が生まれたのでしょう。アルベドはこの後以下のようなセリフを発しています。

「このナザリック地下大墳墓は貴方様だけのもの。このアルベド、貴方様のみに忠義を尽くしたく思っております。ああ……いつかまたあの素敵なお名前をお聞きしたく存じますーー」

『オーバーロード６ 王国の漢たち』より引用

以上のセリフから、アインズ・ウール・ゴウンという名前はひどく嫌っており、アインズの前のプレイヤー名でもあったモモンガの名前を気に入っているようです。この背景には、ユグドラシル時代のギルド『アインズ・ウール・ゴウン』ではなく、モモンガのみに忠誠を誓っているというものがあります。元々、アインズはビッチという設定があったのですが、アインズが物の弾みで「モモンガを愛している」という設定に変更してしまったのです。

人間を圧倒的に下に見ている

アルベドは人間を圧倒的に下に見ている描写があります。アインズは、ナザリック大墳墓の部下たちには人間との距離を考えさせようとしている印象がありますが、それに対し最も嫌悪感を抱いているのはおそらくアルベドでしょう。これはカルマ値が-500という数値が影響していると思われますが、もし仮に、アインズが人間を尊重するような作戦を立てたときに反抗するのかもしれません。

アインズを裏切ることはない

結論を述べると、アルベドがアインズを裏切ることはないと思います、

しかし、それはあくまでもアルベドの主観における話。アインズ目線で見た時に裏切り行為になる行動を取る可能性は十分あります。そもそもアルベドはモモンガには溺愛しているものの、ギルド自体には全く興味がありません。例えば、アルベドがアインズのためを想ってナザリック大墳墓に大きな損害を与えたとしたら、それは当然、アインズから見たら裏切り行為です。

アルベドは高い知能を持っているのでこのようなヘマをすることはないと思われますが、これに似たような展開が起きる可能性は十分あります。

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さいごに

それでは本記事をまとめていきます。

・アルベドはアインズが大好き
・アインズというよりモモンガが大好き
・愛の暴走をする可能性はアリ

TVアニメにおいて、現段階では戦闘シーンにおいて目立った活躍をしていないアルベド。その一方でアインズに対する恋愛描写などで、非常に印象に残るキャラクターでもあります。思えば、訳あってシャルティアがアインズに反抗していたこともありましたが、これに近い展開がアルベドにも起きるかもしれません。