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愛され続ける名作『コードギアス』ルルーシュを筆頭に魅力あふれるキャラクター達に迫る
2021年10月から、アニメ再放送が予定されている『コードギアス 反逆のルルーシュ』。
最初のアニメシリーズの放送から15年が経った今でも、非常に人気が高い作品です。
この記事では、そのコードギアスに登場する魅力的なキャラクターたちを紹介しています。
『コードギアス』には、生徒会や軍、レジスタンス組織など、さまざまな境遇のキャラクターが登場します。
それでは詳しく紹介していきます。
①ルルーシュ・ランペルージ
CV:福山潤
私立アッシュ―フォード学園に通う高校生で、『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズ全体の主人公です。
名前を偽って普通の学生として暮らしており、アッシュフォード学園の生徒会に所属しています。
その正体は神聖ブリタニア帝国元第11皇子、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです。
皇子としての身分を剥奪された過去がありますが、C.C.から「ギアス」という特殊能力を授かり、黒い仮面と衣装に身を包み「ゼロ」を名乗ります。
エリア11のレジスタンス組織を「黒の騎士団」としてまとめ上げ、祖国ブリタニアへの反逆の道を歩んでいきます。
②枢木スザク
CV:櫻井孝宏
日本人でありながら名誉ブリタニア人としてブリタニア軍に所属する、ルルーシュの幼馴染でありながら「ゼロ」の最大の強敵であり、何度もルルーシュの前に立ちふさがります。
日本最後の総理大臣「枢木ゲンブ」の息子であり、神聖ブリタニア帝国と日本が交戦した際に総理大臣の父を殺害した過去を持ち、そのことをトラウマとして抱え続けています。
第七世代ナイトメアフレーム「ランスロット」のパイロットで、操縦の腕はブリタニア軍トップクラス。
黒の騎士団でナイトメア「紅蓮」を操る紅月カレンと何度も激しい対決を繰り広げます。
③ナナリー・ランペルージ
CV:名塚佳織
ルルーシュとともに暮らしており、私立アッシュフォード学園の中等部に通っています。
ルルーシュの妹で元皇女であり、本名は「ナナリー・ヴィ・ブリタニア」です。
幼少期に目の前で実母マリアンヌの殺害事件に巻き込まれており、足に銃弾を受けてしまい歩くことができず、その時に負った精神的なダメージから目が見えない少女です。
ルルーシュと一緒に生活をしていますがルルーシュが「ゼロ」であることには気づいておらず、ルルーシュが所属する高等部の生徒会にもよく顔を出しています。
過去に皇女として日本に滞在していた時に枢木スザクと暮らしたことがあり、再開してからは親しい間柄で、ルルーシュはスザクにナナリーの騎士になってほしいと考えていたようです。
④C.C.(シーツ―)
CV:ゆかな
ブリタニア軍に捕獲されていた正体不明の美少女で、『コードギアスシリーズ』全体のヒロインです。
ルルーシュと出会った後、「C.C.の願いを叶えること」を条件にルルーシュと契約を結び、絶対遵守の力「ギアス」を授けています。
その後ルルーシュと同居するようになるものの、本人たちはその間柄を「共犯者」と言っています。
ルルーシュが「ゼロ」として黒の騎士団で活動している際も同伴し、シリーズを通してルルーシュを支え続ける人物です。
⑤紅月カレン
CV:小清水亜美
私立アッシュフォード学園に通う女子高校生で、生徒会の一員です。
学園には、ブリタニア帝国の貴族である父の姓を名乗り、ブリタニア人「カレン・シュタットフェルト」として通学していますが、母は日本人という複雑な境遇の少女です。
カレン自身は日本人であることを選び「扇グループ」に参加し、ブリタニア帝国に対するレジスタンス活動を始めます。
扇グループが「黒の騎士団」となってからは、ゼロの親衛隊である零番隊隊長となり、初の日本製ナイトメアフレーム「紅蓮」を操縦し、ブリタニア軍との戦闘で活躍します。
「黒の騎士団」発足当初はゼロに対して不信感を抱いていましたが、徐々にゼロへ好意を寄せるようになります。
⑥シャーリー・フェネット
CV:折笠富美子
私立アッシュ―フォード学園に通う女子高生で、生徒会メンバーの一人。
水泳部にも所属している、心優しく明るい真っ直ぐな性格の少女で、ルルーシュへ恋心を寄せています。
黒の騎士団とブリタニア軍が起こしたナリタ攻防戦の結果で、父親を亡くしています。
その後、ルルーシュとゼロの関係をブリタニア軍のヴィレッタ・ヌゥから示唆され、ルルーシュを尾行することでゼロの正体を知ってしまいます。
その後、あるギアス能力者の差し金でルルーシュの命を狙うことになりますが、ルルーシュへの思いで殺害を踏み留まります。
シャーリーが「ゼロ」の正体に気づいたことを知ったルルーシュは、シャーリーにギアスをかけ、ルルーシュとゼロに関する記憶をすべて忘れるようギアスを使って命じます。
ルルーシュに関する記憶を失うまで、ルルーシュが自分たちに危害を加えることはないと信じ、誰にもその正体を告げることはありませんでした。
⑦ミレイ・アッシュフォード
CV:大原さやか
アッシュフォード学園の生徒会会長を務めている、学園理事長の孫娘にあたる少女。
ルルーシュやナナリーが皇族であることを知っている数少ない人物で、ミレイの祖父は彼らの身元引受人でもあり、ルルーシュはミレイに頭が上がりません。
パワフルでお気楽な性格で、常に生徒会や学校の生徒を振り回すイベントを企画しています。
ミレイもルルーシュに好意を寄せており、両親からはアッシュフォード家再興のための結婚話を持ち掛けられていますが、様々な手を使い、縁談を破談にすることに成功しています。
姉御肌な性格も手伝って自らの心情を表に出すことは少ないキャラクターです。
しかし、シャーリーのルルーシュに対する恋心を知りながらも生徒会のイベントを使ってルルーシュとの距離を縮めようと画策するなど、意外と抜け目ない側面も持ち合わせています。
⑧扇要(おうぎかなめ)
CV:真殿光昭
ブリタニア帝国に対するレジスタンス組織「扇グループ」のリーダーの男性。
レジスタンス組織を作るまでは教師をしていました。
正確は優柔不断で、本人も組織のリーダーに向いていないと感じていましたが、メンバーからの信頼は厚く、組織内では重要な人物です。
黒の騎士団結成当初はゼロを信頼していましたが、記憶喪失となったブリタニア軍軍人ヴィレッタ・ヌゥからゼロの正体のヒントを聞き、徐々にゼロに対する疑いを深めていきます。
ブリタニア帝国へのレジスタンス活動をしながらも、記憶を失ったヴィレッタに「千草」と名付け、秘密裏に同棲をしていました。
その後記憶を取り戻したヴィレッタに銃で撃たれてしまいますが、それでも彼女への想いを持ち続けていた、一途な男性キャラクターです。
⑨藤堂鏡志朗(とうどうきょうしろう)
CV:高田裕司
旧日本軍の中佐で、日本解放戦線という反ブリタニア勢力に所属しています。
ブリタニア帝国と日本が交戦した際には、「厳島の奇跡」と呼ばれる戦いを指揮し、軍事力がはるかに上手のブリタニア軍に勝利するという奇跡のような結果を残しています。。
ブリタニア軍によって処刑されるところでしたが、処刑直前に現れたゼロに「奇跡を起こした責任」を取る必要があると説得され、黒の騎士団に所属することを決意します。
かつては枢木家の武道道場で修業をしていた過去があり、そこでスザクと面識を持っています。
日本人でありながら高いナイトメアフレーム操縦技術を持ち、その軍人としての技量はブリタニア帝国でも、「将軍と騎士の器を合わせ持つ者」として名が知られています。
旧日本軍時代からの藤堂の部下「四聖剣」を部下に持ち、黒の騎士団に所属した後も、藤堂と行動をともにしています。
⑩シャルル・ジ・ブリタニア
CV:若本規夫
神聖ブリタニア帝国第98代皇帝で、絶対的な権力者として君臨する、大柄な体格を持つ皇帝の威厳さを持つ人物です。
「不平等においてこそ競争と進化が生まれる」と考える実力主義者で、皇位継承権を持つ皇子・皇女同士を競争させ、勝ち残った優れた者を跡継ぎにするという方針をとっていました。
ルルーシュとナナリーを愛していなかった訳ではなく、日本に逃がしたのも彼らを守るためだった経緯があるのですが、シャルルの命を軽んじる姿勢から、ルルーシュに憎悪されています。
⑪シュナイゼル・エル・ブリタニア
CV:井上倫宏
神聖ブリタニア帝国第2皇子であり、帝国宰相を務める人物。
ルルーシュは異母弟にあたり、頭脳明晰なルルーシュを超える政治・軍事的策略と決断力があります。
穏やかな人柄で、ブリタニア帝国の外交などを行っており、異なる利害関係を持つ国家同士の交渉も円滑に進めることができる実力を持っています。
常に穏やかに微笑んでいる紳士的な人物ですが、シュナイゼルとチェスで勝負した際、ルルーシュは「あなたには勝つ気がない。負けないところでゲームをしている」と表現しています。
一見非の打ちどころの無い完璧な人物に見えてしまいますが、それはシュナイゼルが自身を含むすべてに執着を持たない虚無を抱えていることに起因しています。
⇩続きます⇩