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19

Aug

【魔法科高校の優等生】人気ラノベのスピンオフがついにアニメ化!主人公は達也の妹、司馬深雪!【夏アニメ】

出典:魔法科高校の優等生 公式サイト

結成、少女探偵団!

入学式後に描かれるのが、第一高校で発生した襲撃事件の犯人を捕まえるため、深雪の同級生である雫、ほのか、エイミィの一年生トリオが捜査チームを結成する「少女探偵団」編。容疑者を尾行する雫たちですが、犯人側に気付かれてしまい大ピンチ。

そこへ颯爽と駆けつけた深雪が犯人を撃退します。友達を傷つけられて激怒する深雪のかっこいいところが見られます。そして達也の情報網により、一連の事件の犯行は反魔法国際政治結社「ブランシュ」のメンバ―によるものと判明。

最期は司馬兄妹が、レオやエリカたちクラスメートと力を合わせてブランシュの日本支部を撃滅します。この辺りは本編『劣等生』でも描かれていますが、『優等生』では事件の後、怒りのあまり犯人たちを半殺しにしてしまったことを後悔する深雪を、達也が優しくフォローするシーンが見どころとなっています。

女たちの九校戦

漫画では5巻から11巻にわたって描かれ、アニメでも比重を置かれているのが、原作ライトノベルでも大人気のエピソード「九校戦」編です。九校戦とはその名の通り、日本に存在する9つの魔法科高校の代表が集い、魔法を使用した競技で技を競うというもの。

この九校戦、さまざまなオリジナル魔法競技が登場するのですが、本編のライトノベルでは主人公の司馬達也や妹の深雪など、一部主要キャラにスポットが当てられており、ほかのキャラが出場する競技は省略されたりそもそも描かれていなかったりします。

その九校戦を、『優等生』シリーズでは北山雫(きたやま・しずく)や光井ほのか、エイミィなど、本編では脇役だった女子キャラクターの視点から掘り下げています。

深雪たちの対戦相手となる女子選手たちの背景も丁寧に描かれており、女の子同士の絆あり、愛憎あり、因縁ありの、いわば「女たちの九校戦」。それが見られるのが本シリーズ屈指の魅力の一つです。

本編では二年度に渡って描かれる九校戦ですが、一年生の深雪たちが活躍するのは2095年度の大会です。競技は全部で6つ。雫とエイミィはスピード・シューティングとアイス・ピラーズ・ブレイクの新人戦、ほのかはバトル・ボードとミラージ・バットの新人戦に出場。

主人公の深雪はアイス・ピラーズ・ブレイクの新人戦決勝で雫と、ミラージ・バットの本戦で第三高校のエースと激突します。どの試合も白熱しますが、特に見過ごせない対決が二つあります。まず、アイス・ピラーズ・ブレイクの新人戦決勝。

巨大な氷柱を破壊した数を競うこの競技では、深雪と雫が友情と意地をかけてぶつかり合います。妹と友人の対決を、エンジニアとして全力でサポートする達也のかっこいいところも見られますよ。そして、大会最終日に行われる花形競技ミラージ・バットの本戦決勝。

こちらは魔法で飛行しながら空中に映し出されたホログラムをスティックで打っていくというもので、大迫力の空中戦が楽しめます。アニメ映えする動きのあるシーンが多いので、深雪が出場する決勝戦の回には期待が高まりますね。

出典:魔法科高校の優等生 公式サイト

新キャラも多数登場

そんな九校戦をさらに盛り上げるのが、深雪たちのライバルとして登場する第三高校の女子選手たち。ここでは一年生の3人組にしぼって紹介します。まず、深雪とミラージ・バット本戦決勝で対決する一色愛梨(いっしき・あいり)。彼女は師補十八家に連なる一色家の令嬢であり、移動魔法を使った剣術を得意とします。

その剣速は目にも止まらぬほどで、付けられた異名はエクレール(稲妻の)・アイリ。家柄を鼻にかけ、格下を見下す傾向はあるものの、決して努力を怠らず、常に家名に恥じない自分であろうとする強い責任感の持ち主でもあります。そのため同級生である栞や沓子からは非常に尊敬され、慕われています。

次に、愛梨の幼馴染で彼女に心酔している十七夜栞(かのう・しおり)。空間把握と演算能力に長けた頭脳派で、目にした物理現象を瞬時に数式化し、魔法に応用する「数学的連鎖(アリスマティック・チェイン)」を操ります。

没落した家柄にコンプレックスを感じており、実力を見出してくれた愛梨に対し崇拝に近い感情を抱くようになりました。雫と対決したスピード・シューティングでは、破壊されたクレーの破片を操ってほかのクレーを破壊するという離れ業を披露しています。

3人目の四十九院沓子(つくしいん・とうこ)は、低身長のロリ娘。一人称は「わし」で、語尾に「じゃ」をつける古風なしゃべり方をします。実家は神道の大家である白川家に縁があり、操るのは水系の古式魔法。物事はとりあえず楽しむ主義の楽天家で、バトル・ボードの対戦相手であるほのかとは対照的な性格をしています。

まとめ

原作である漫画『魔法科高校の優等生』はすでに完結しており、全11巻が発売されています。「少女探偵団」編は3~4巻、「九校戦」編は5~11巻に収録されています。

そして現在、月刊コミック電撃大王にて「魔法科高校の優等生 2nd Season」が好評連載中です! 作画はおだまさる先生。ベタのコントラストが利いたキュートな絵を描かれる方です。アニメ最終回の続きのストーリーが読めるので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

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