12
Aug
【精霊幻想記】綾瀬美春は幼なじみヒロインだけど勝機アリ? 徹底検証
出典 : Amazon.co.jp
2021年夏より放送されている『精霊幻想記』より、主人公リオの前世の幼なじみでメインヒロインの綾瀬美春を大特集!
通常の幼なじみヒロインとは一線を画した存在の彼女が、ヒロインレースで勝利できるかどうかを徹底検証します!
綾瀬美春(あやせ みはる)キャラクター概要
✨描き下ろしビジュアル&連載インタビュー公開✨
綾瀬美春(CV:原田彩楓)
描き下ろしビジュアル公開❗さらに、超!アニメディアとの連動企画のキャストのインタビュー連載
#原田彩楓 さんのインタビューも公開されました、ぜひご覧ください❗https://t.co/bzg4Ot5yjG#精霊幻想記 pic.twitter.com/I0uwqwRHt9— 『精霊幻想記』【公式】TVアニメ放送中! (@seireigensouki) April 2, 2021
『精霊幻想記』に登場する女性キャラクター。
背中まで真っ直ぐに伸びた艶やかな黒髪、整った目鼻立ち、雪化粧をしたような白い肌の美少女。
小柄ながらバランスの良いスタイルで、お淑やかで清楚な雰囲気を持っています。
主人公リオの前世、天川春人(あまかわ はると)の幼なじみで、子供の頃は「ハルくん」「みーちゃん」と呼び合い、結婚の約束をした間柄。
しかし高校入学時に行方不明になっていまい、以降音信不通となりました。
性格は穏やかで優しく、慎ましやかで控えめ。
やや男性が苦手で、春人以外の男子と接する時には緊張してしまうようです。
料理が得意で、その腕前はかなりのもの。
担当声優は原田彩楓(はらだ さやか)さん。
変則幼なじみヒロイン
美春は、容姿と性格は絵に描いたような幼なじみヒロインです。
幼なじみ属性のヒロインは、ツンデレに代表される気が強い鬼嫁タイプ、若しくは才色兼備で家事全般をこなす優しい良妻タイプの2パターンが圧倒的に多く、美春は典型的な後者。
主人公以外の男子が苦手という点も、いかにも幼なじみヒロインらしい性質と言えます。
しかし、彼女には通常の幼なじみとは大きく異なる点があります。
前世の幼なじみであり、異世界で再会を果たすところです。
美春と春人の出会いは運命的でした。
お互いの家庭が同じ新築の賃貸マンションに同じタイミングで引っ越し、しかも部屋が隣同士。
どちらも子供が春に生まれたため「春人」「美春」と名前に春を付けており、その上同い年とあって、自然と家族ぐるみの付き合いになりました。
加えて春人の両親が共働きだったことから、春人が美春の家に預けられる機会も多く、赤ん坊の頃から一緒にいました。
そんな2人が7歳になった頃、春人の両親が離婚することになり、春人は父親に引き取られ、遠い田舎に引っ越すことになりました。
お互い惹かれ合っていた幼なじみの2人が離ればなれになる悲劇。
それを受け入れられず、泣いて縋る美春に対し、春人は「俺、大きくなったら迎えに行くから! だからその時は結婚しよう!」と一世一代の告白をしました。
その後、美春との再会を夢見て高校生となった春人は、かつて美春と同じマンションに住んでいた街にある進学校に入学。
すると偶然、美春も同じ高校に入学しており、クラスは違っていたものの再会は決定的となりました。
しかし入学式の日、高校生になった美春の隣には別の男子がいて、仲睦まじげに話していました。
春人は気まずさと動揺から話しかけることができず、そのまま帰宅します。
それでも一度会って話をしたい。
そう決意した春人は、翌日も美春の姿を探しますが……彼女はその後、二度と学校に来ることはありませんでした。
行方不明となり、そのまま退学してしまったのです。
その後、大学生となった春人はトラックとバスの事故に巻き込まれ、死亡。
そして異世界へと転生し、リオという名の少年として生きることになりました。
7歳の時に前世「天川春人」の記憶が蘇ったリオは、色々あって王立学院に入学し、その後に国を出奔するなど、波乱の人生を送ることになります。
異世界の住民となった春人と美春の縁は完全に切れたかに思われましたが……実は美春もまた、春人と同じ異世界にいました。
ただし彼女は転生ではなく、異世界召喚に巻き込まれた形での転移だったため、日本で失踪した姿のまま異世界に迷い込んだのです。
その直後、通りかかった奴隷商人に拉致されそうになりましたが、そんな美春のピンチに駆けつけたのが、成長したリオ。
姿は変わりましたが、以前とは違う世界で2人は運命的な再会を果たしました。
リオ(春人)と結ばれる可能性は?
出典 : Amazon.co.jp
「元いた世界の幼なじみと疎遠になり、異世界で再会を果たす」というシチュエーションはかなり珍しく、美春は変則的な幼なじみヒロインと言えます。
幼なじみヒロインというと通常、物語が始まった時から主人公が好きで、あまりドラマティックな展開がないまま物語が進んで行く作品が多く、盛り上がりに欠ける存在ということもあって、近年は「負けヒロイン」の代名詞になってしまっています。
その点、美春は上記のように劇的な経緯を辿って再会しているため、これまでの幼なじみヒロインが抱えていた負の要素を払拭したキャラと言えるでしょう。
よって、彼女が最終的にリオ(春人)と結ばれる可能性は十分にあります。
一方、マイナスとなりかねない点もあります。
再会が遅かった点です。
美春がリオと再会したのは、原作小説4巻。
アニメは比較的駆け足で消化していて、5話の時点で2巻の終盤まで消化していますが、それでも4巻に辿り着くのは10~12話と予想されます。
それまでの間、リオはセリア=クレール、ラティーファ、サラ、オーフィアなど複数の女性と交流を持っているため、どうしても出遅れ感は否めません。
かつて両想いだったとはいえ、本格的な登場が遅いヒロインは最終的に正妻になれないことが多く、この点は気がかりです。
とはいえ、負け確とさえ言われている近年の幼なじみヒロインと比べれば、十分に勝機はあります。
まとめ
2021年8月現在、アニメは1クールでの放送予定となっていますが……それだと美春の出番があまりに少なすぎなので、分割2クールの可能性もあると思います。
彼女の魅力が発揮されるのは再会後なので、2クール目の発表に期待したいですね!