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【精霊幻想記】セリア・クレールが人気投票1位になった理由を徹底検証!
2021年夏より放送されている『精霊幻想記』より、メインヒロインのセリア・クレールを大特集!
彼女の特徴や作中での活躍などから、公式人気投票で見事1位に輝いた理由を徹底検証。メインヒロインとしての魅力に迫ります!
セリア=クレール キャラクター概要
『精霊幻想記』に登場する女性キャラクター。
銀髪をツインテールにまとめ、青いリボンを付けています。
年齢の割に小柄で童顔のため、かなり幼く見えます。
12歳にして高等部を飛び級で卒業し、ベルトラム王立学院初等科の講師を勤める才媛。
魔術の腕前も一流で、しかも伯爵令嬢と高貴な身分でありながら平民に対しても偏見を持たず優しく接するなど、あらゆる面で優れた人格者です。
一方で年齢相応のところもあり、物静かな深窓の令嬢に見える外見とは裏腹に、実際は天真爛漫でお茶目。
他者からイジられることもしばしばあるようです。
担当声優は藤田茜(ふじた あかね)さん。
主人公リオとの出会いと縁
出典 : ©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会 : 『精霊幻想記』公式サイト
『精霊幻想記』には数人のヒロインが登場しますが、その中でも「異世界側のヒロイン」と言うべき存在なのが、このセリアです。
ただし、彼女と主人公・リオとの出会いは運命的なものと呼べるほど劇的ではありませんでした。
リオは元々、日本の大学生・天川春人(あまかわ はると)でしたが、事故に巻き込まれてしまい死亡。
その後、異世界に転生し、暫く前世の記憶がないまま育ちますが、7歳の時にその記憶が蘇ります。
彼は5歳の頃に母親を殺され、スラム街に捨てられた浮浪児。
母親の復讐のために必死で生き抜いていた彼にとって、前世の記憶は多くの知恵と教養を伴う反面、異世界のようなシビアさのない日々は復讐の邪魔となり、その葛藤に苦しむことになります。
そんな彼がある日、スラム街で4人の女性と出会います。
最初にリオに話しかけた年長者のヴァネッサをはじめ、その中の3人は高圧的で上から目線の接し方でしたが、残りの1人は物腰の柔らかい話し方で、リオに尋ね人であるベルトラム王国第二王女フローラ=ベルトラムの情報を聞こうとします。
その彼女こそがセリア=クレールでした。
直後、王女を救ったものの誘拐犯と疑われ拷問を受けたリオと再会。
貴族の策略によってベルトラム王立学院へと入学した彼を受け持つことになります。
以降、セリアは持ち前の明るさと優しさでリオに接し、ある時は講師として、ある時は気さくに話せる相手として、彼の心の拠り所になっていきます。
セリア自身、12歳で講師を勤める責任感や周囲の目が負担になっていたのは間違いなく、リオといる時だけは年齢相応の少女らしい一面を出すようになりました。
そしていつしか、リオを一人の異性として意識するようになったのです。