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【キングダム】上司にしたい将軍でいつも王騎が選ばれる理由を解説!
人気漫画のキングダム。連載15年を迎え、今もなお大人気の漫画です。発行部数は8,000万部を超え(2021年現在)、アニメ化、映画化もなされており、その経済効果は約290億円とも言われています。
読者層も幅広く、特に30〜40代のビジネスマンにも人気が高く、漫画キングダムを題材にしたビジネス本まで出ているくらいです。歴史ものの漫画では異例の大ヒットといわれるこの作品ですが、その理由の一つに登場するキャラクターの魅力が挙げられます。
生き方や考え方、はたまた周りのキャラクターに与える影響を作品を通してみると、ただ、強い・かっこいい、だけではないたくさんの魅力を知ることができます。キングダムの特集やアンケートでよく『上司にしたい将軍は?』という質問で必ず上位にランクインするのはこの王騎です。
今回はその理由を作品中のエピソードを通して掘り下げていきたいと思います。
キングダムのあらすじ
ここでキングダムのあらすじを簡単に紹介しておきます。
時は春秋戦国時代。秦の始皇帝、嬴政が主人公である下僕出身の信と共に中華統一を果たしていくという歴史ものです。主人公の信は天下の大将軍になることを夢見ながら、多くの仲間や時には敵との戦いや出会いと通じて様々な学びをし、自ら成長していく様も読者の心を掴んでいます。
王騎について
ちなみに王騎の登場当初、敵か味方かわからない謎の人物でした。その振る舞いの理由も後からきちんと説明されていますがここでは割愛します。信は王騎と出会い、自分の夢である天下の大将軍のイメージ像を持ちます。直接教えを乞いに屋敷に出向き直談判するなどしています。(その前にテストとして、かなり重たい課題を課されたりしますが…)
もともと王騎は現大王である嬴政の祖父、昭王に仕える六大将軍の最後の1人でした。この昭王が亡くなった後、言わば燃え尽き症候群のような、心の拠り所を失ってしまったような状態となってしまっていました。しかし、信や嬴政との出会いと時代の波が動き始めたことをきっかけとして前線に復帰します。
そしてその戦いで、新たな時代を表す将に敗れ、信にその想いを託し死んでいきます。登場するエピソードは序盤で終わってしまいますが、物語の中で王騎の名前はちょくちょく出ています。それだけ王騎は重要人物であり、物語のキーマンと言えるでしょう。
実際、すでに亡くなっているのにも関わらず不動の人気を誇るキャラクターです。次に、その人気の理由をさらに掘り下げていきましょう。