アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

21

Jul

放送ギリギリで攻めすぎたアニメ『異種族レビュアーズ』の魅力を解説!

出典:Amazon.co.jp


あなたはクールジャパンが生んだ変態アニメの怪作『異種族レビュアーズ』をご存知でしょうか。異種族~の響きから、ああ、今流行の異世界ものかな、と思った方。残念。異種族レビュアーズは流行の枠に収まるような作品ではありません。

この作品には、さまざまな異種族の「サキュ嬢」が登場します。サキュ嬢とは、ずばり風俗嬢のこと。作品の世界では淫魔(サキュバスやインキュバス)以外の売春は禁止されているため、「風俗嬢は全員、淫魔とのハーフである」という建前のために「サキュバス嬢」略して「サキュ嬢」と呼ばれているのです。

異種族レビュアーズは、冒険者であるスタンクたち一行がさまざまな外見のサキュ嬢から「サービス」を受け、その感想を赤裸々にレビューしていくという異色の物語です。その攻めすぎたフェチ表現で国内外から注目を集めた本作品の魅力を、この記事では3つのポイントにしぼって解説していきます。

マニアックすぎるサキュ嬢たち

本作品の第一の魅力は、なんといっても登場する種族のバラエティの豊富さ。ケモノ娘やモンスター娘はいまやラノベや漫画、アニメでおなじみのモチーフですが、「異種族レビュアーズ」は、「え、そんなモンスターまで?」という種族が登場します。

その中でも特にぶっ飛んでいると思われるものを紹介しましょう。まず、ゴーレム。ゴーレムといえば、何か大きな石と泥の人形を想像しますよね。しかし本作品に登場するゴーレムはちょっと違って、客の性癖に合わせて自由に造形できる自動人形、という設定です。

要するに理想の女の子に化けてくれるダッチワイ○です。股間のところにはオ○ホールがついています。このゴーレムを使い、主人公のスタンクたちは行きつけの居酒屋の看板娘メイドリーの姿を再現しようとするのですが……そこから先は爆笑の展開が待っていますので、未視聴の方はぜひご自分の目でチェックしてみてください。

そしてインパクトが大きかったのが単眼(サイクロプス)のサキュ嬢。体は人間とあまり変わらないのですが、顔の中心に大きな一つ眼があります。ぶっちゃけ怖いです。視聴者の間でも、「これはちょっと…」「ぜんぜんいけるわ」など意見が真っ二つに割れていました。

おもしろいのは、サイクロプスの女の子たちの間で、瞳の大きさがステータスになっていることです。一つ眼が大きいほど自慢で、眼が小さい嬢はコンプレックスとなっています。巨乳と貧乳みたいなものでしょうか。

魔法が存在する世界なので、それを生かしたプレイを提供している店も登場します。例えば、性転換魔法を客にかける「女体化店」。女になったスタンクたちは、スライム姦など男の体ではなかなかできなかったマニアックなプレイに興じます。

これはエロいのか?…と首をひねりたくなるようなパターンも登場します。鳥系や魚類系のモンスター娘による「産卵」ストリップショーです。女の子がいきみながら卵を産むシーンは何やら神聖さを感じなくもありませんが、なにせ見た目が鳥だったり魚だったりするので、興奮するにはちょっと厳しい…。

案の定、人間の価値観を持つスタンクは金の無駄遣いだと後悔するはめになりました。

ほかにも抱いたら死ぬサラマンダーや、超小型サイズのフェアリー、集団で相手をしてくれるキノコ胞子の妖精など、実にさまざまなサキュ嬢が登場します。種族ごとの特徴がサキュ嬢のプレイ内容に反映されていますので、エロ目的でなくても純粋に見ていて楽しいです。

男たちの辛口レビュー!?

異種族レビュアーズの名の通り、本作品はサキュ嬢と遊んだあとの男たちの赤裸々なレビューも魅力の一つとなっています。

主なレビュアーは5名。人間のスタンク。エルフのゼル。天使のクリムヴェール(実は両性具有)。ハーフリングのカンチャル。犬獣人のブルーズ。彼らはさまざまな異種族のサキュ嬢と遊び、プレイ内容の満足度を10点満点で評価していきます。

人間同士でも性癖は多様なのに、種族が違うと何をエロいと感じるかはまるで違ってきます。たとえば魔力や生命力を感じとる種族のゼルやカンチャルは、サキュ嬢の持っている魔力量や体内の生命力が評価ポイントの一つになります。

見た目が若くても生命力が腐っているエルフ400歳には辛い点をつけるけど、50歳くらいの人間のサキュ嬢は生命力が若い人間の娘より豊富、と好評価。人間であるスタンクには理解できない価値観なので評価は真っ二つに分かれたりします。

ほかにも、天使のクリムヴェールは各種耐性がついてるため灼熱のサラマンダーを抱ける。獣人のブルーズは匂いの強いサキュ嬢がダメ。職業シーフで手先が器用なカンチャルはゴーレム店で理想の嬢をつくるのに一役買う、など種族や職業にちなんだ細かい設定があります。

なにせ価値観が全く違うので、レビューの点数はバラバラなことがほとんど。しかしごくたまにですが、レビュアーの意見が一致することもあります。空っぽになるまで徹底的に搾り取る低級淫魔(サキュバス)の館は全員がトラウマに。当然レビューも低評価。

一方、好みの体型に変形してくれて極上のサービスを提供してくれるサキュバスの館はおおむね好評でした。同じサキュバスでも低級と通常にタイプが分かれているところに、本作品の世界観への作りこみがうかがえます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です