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8

Jul

平成3部作 ウルトラマンガイアとアグルの2人の関係性について解説!

出典:Amazon.co.jp

二人の関係
1.対立

「ガイア」の時系列で本編の4年前、光量子コンピューター「クリシス」の起動実験の際、クリシスが「近未来、地球と人類に破滅をもたらす破滅招来体が襲い来る」という予測を出します(これが防衛組織G.U.A.R.D.やXIGの創設に繋がります)。

藤宮は破滅を回避する方法を探す中、試しに「人類」の項目をクリシスの予測データから削除した結果、地球の破滅回避という結果を得ます。地球と人類を共に救うことはできないのか。悩む藤宮の前に現れたAGULの文字、次の瞬間、目の前に広がる廃墟の光景と、そこに立つ青い巨人。

これをどのように解釈したのかは不明だが、藤宮は地球を救うことと人類を護ることは一致しないと考えるようになります。地球の破滅を防ぐ覚悟を決めた藤宮は、プロノーン・カラモスという施設内の水槽に突如出現した青い光を浴びた後に姿を消す。

以後、人類を抹殺することにより地球を救う、という目的の下行動していたため、ガイアやXIGとは時に共闘しつつも基本的に対立することとなります。そして、地球で眠る怪獣を目覚めさせるなどの活動を行います。

我夢は根源的破滅招来体と戦うためにXIGにアナライザー(異常現象や怪生物の分析担当)として入隊しました。当初は純粋に人類と地球を守ろうとしていましたが、藤宮との対立や様々な戦いを経て、本当に戦わなければならない相手や本当に守らなければならないものを知って成長します。

藤宮が人類抹殺思想を抱いていたこともあり、ウルトラマンガイアやXIGとは敵対関係となっています。

2.対立から強調、共闘へ

藤宮は人類抹殺思想を抱く一方で、目の前で助けを求める子供を見捨てることが出来ないなど、人類を見捨てきれない一面も覗かせ、我夢やTVアナウンサーの吉井玲子との関わりの中それが顕著になっていきます。

自身が滅ぼそうとする『人間』を何人も救っていきます。
次第に人間を滅ぼし地球だけを救おうとする思想と、目の前の人間の命を放っておけない自身の心との間で葛藤し始め、さらにアグルの力を用いた幾度もの活動や、理解者であった稲森京子との死別によってその心身は疲弊していきました。

物語の中盤、我夢との最後の戦いを経て、我夢によって、クリシスの答えは外部からの介入によるものだったことが判明します。間違いを悟った藤宮は海の光を我夢に託し、爆炎の中姿を消しました。藤宮より海の光の力を託された我夢は、ウルトラマンガイアV2にパワーアップします。

光線技などは全て引き継ぎつつさらに強化され、青い光を得たことで旧アグルの技も使えるようになります。胸のプロテクター(ガイアブレスター)のラインが黒くなったのが特徴です。

一方、しばらくは目的を見失い、放浪生活を続けながら独自に調査を行っていたりしていた藤宮ですが、我夢や玲子との交流で罪悪感やかつての理解者稲森の亡霊を乗り越えていきます。

そしてΣズイグルの罠にはまり我夢が絶体絶命となった際、もう一度戦いたいという強い思いで、ウルトラマンアグルV2として復活。我夢と共に破滅招来体を打ち破りました。

特にガイアとアグルのタッグマッチでは大きく活躍し、藤宮もウルトラマンの力を持つものとして我夢の良き理解者になるなど、アシストでの見せ場が多くなります。

出典:Amazon.co.jp

まとめ

今まで見てきたように、同じ光の力を授かり、地球を救いたいという同じ目的を持ちながらも、考え方の違いから対立し続けたガイア/我夢とアグル/藤宮。しかし、様々な闘い、葛藤、人との触れ合いを経て二人は対立を乗り越えます。

そしてついには、良き理解者として共に手を取り合うようになります。ガイアとアグル、これからも共に闘う姿が見れるのが待ち遠しいです。

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