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Jun

【のんのんびより】4期の可能性を徹底検証! 原作完結もTikTok人気で終わらないコンテンツに?

出典 : Amazon.co.jp

原作が完結を迎え、3期で有終の美を飾った『のんのんびより』。しかしあえて、その続編となる4期が制作される道を探りました!
3期の評判や実績、原作完結後に続編が作られたアニメは過去にあったのかを踏まえつつ、4期の可能性を徹底検証します!

原作完結後に続編が作られた前例は?

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2021年2月、『のんのんびより』は月刊コミックアライブ誌上で11年の歴史に幕を下ろしました。
その1ヶ月後、テレビシリーズ3期『のんのんびより のんすとっぷ』の放送も終了
最終回まで映像化される、とても恵まれた作品となりました。

しかし、ファンはそれでも続きを見たいと願うもの。
その可能性を探るべく、4期が実現可能かどうかを探っていきます。

最大の障壁となるのは、前述の通り原作が既に完結しているという事実です。
原作の最終回まで映像化され、大団円を迎えた訳ですから、「やりきった」という表現が最もしっくりきます。
このような状況で、再アニメ化ではなく続編が作られたケースは果たして過去に存在するのでしょうか?

結論から言えば、あります。

例えば『カードキャプターさくら』がそうですね。
原作とは最終回こそ異なるものの、ほぼ最後までアニメ化され、その後に原作の続編が開始しアニメ化もされました。
ただし、続編が始まったのは16年後(アニメは18年)と、かなりの月日が流れています。

他にも該当作品はありますが、作画を別作者が担当している『ドラゴンボール超』や、メインキャラが世代交代した『MAJOR 2nd』などのように、原作の続編が久し振りに始まり、それがアニメ化されるというパターンがほとんどです。

一方、テレビシリーズの続編ではないものの、別の形でアニメ化展開が続いているケースはままあります。
のんのんびよりに最も近いのは『ARIA』でしょう。
テレビシリーズ3期まで制作され、3期で原作のラストまで映像化されましたが、その後もOVAシリーズや映画という形で10年以上も続いています。

『けいおん!』もこれに近いパターンですね。
2期で本編が完結した後に劇場版が公開されました。
ただしこの作品は、2期が半分以上オリジナルエピソードだったため、「原作を最後まで映像化した」という印象は薄めです。

原作が漫画ではなくゲームの作品に関しては、完結後の続編はさほど珍しくありません。
『ペルソナ4』は完全版である『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』に合わせて本編完結後に再びアニメ化されましたし、『シュタインズゲート』もその後に派生エピソード『シュタインズゲート ゼロ』のアニメ化が行われました。
ゲーム原作の場合はアニメ化の時点で基本完結しているので、そもそも完結までアニメ化されること自体がレアな漫画・ラノベ原作と比べると、完結後更にアニメ化される作品も自然と多くなります。

「4期」の可能性は?

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前述したように、テレビシリーズではなく映画やOVAであれば、完結後もアニメ化展開が続くケースは比較的多く見受けられます。
一方で、テレビシリーズの続編となるとかなり稀で、のんのんびよりに関しても3期でテレビアニメは完結と考えるのが普通です。

ただ、4期を作るのが完全に不可能かというと、必ずしもそうとは限りません。
原作全16巻の中には、まだ映像化されていないエピソードが複数あるからです。

『のんのんびより』映像化されていないエピソード一覧

03巻番外編(巻末4コマ)
04巻030話(初詣回)
05巻034話(スライディング炬燵回)
09巻068話(お焚き上げ回)
10巻073話(ひなまつり回)
11巻078話(ドラマ回)
11巻081話(いちご狩り回)
11巻083話(駄菓子屋小5回)
12巻084話(イモリ回)
12巻088話(コマリンガー回)
12巻091話(なっつん小2回)
13巻092話(流しそうめん回)
13巻095話(ひか姉虫取り回)
13巻096話(コーヒー回)
14巻099話(姉々病回)
14巻100話(栗拾い回)
14巻102話(運動会回前編)
14巻103話(運動会回後編)
15巻108話(寝正月回)
15巻109話(雪遊び回)
15巻113話(ダサT回)
16巻115話(七不思議回)
16巻116話(吊り橋回)
16巻117話(なっつん師匠回)
16巻118話(クッキー回)
16巻119話(ざるそば回)

2期の段階では原作の大半を消化していましたが、3期は9~16巻で1クールを作るという状況だったため、後半の巻はかなり未消化になっています。
特に最終巻の16巻は最終回のみアニメ化され、他のエピソードは全く手つかずという状態で、全部で25話+オマケ4コマがまだアニメ化されていない状態です。

アニメ1~3期(映画・OVAを除く)で原作のエピソードを約90話分消化しているので、1クール作るには原作エピソードが30話くらい必要という計算になります。
よって若干ストックが足りませんが、オリジナル回を1~2話加えるだけで1クール分のアニメ化が可能です。

しかも、原作最終巻である16巻のあとがきで「特別編を数話だけ描く予定がある」と告知され、その後月刊コミックアライブ誌上で『のんのんびより りめんばー』の連載が始まっています。
これは事前の告知通り短期連載の予定ですが、この『りめんばー』の数話を加えると、アニメ化されていないエピソードが約30話となり、原作のみで1クール作ることが可能となりました。

ただし、Blu-ray・DVD(円盤)の売上的に4期はやや難しい状況というシビアな現実も指摘しなければなりません。
3期の円盤売上は2500枚前後
2期から5年以上が経過していたことを考えると健闘といえる数字ですが、続編が有力視される水準には至っていない印象です。

もっとも、近年はこれくらいの売上で続編が作られるケースはあるので、絶望視するような数字でもありません。

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