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Jul
【異世界食堂】2期決定!異色の食レポアニメがヒットした面白さの理由とは?
異世界食堂は原作者の犬塚惇平先生のなろう小説が書籍化され、アニメもヒットした作品です。すでにアニメ2期の制作が決定しており、前期ファンからも期待をされています。この作品が異色なのは私達が普段食べている料理が、あらためて異世界で食レポされているところに尽きます。
昔から料理アニメと言えば高級食材を使った料理をテーマにした、グルメバトルがお約束の設定でした。何故ファンタジー世界の住人たちが食事するだけのアニメで、私達が視聴後には心地よい気持ちになれるのでしょう。
この記事では異世界食堂のどこがファンをひきつけてやまないのかを考察して、作品の魅力をあらためてご紹介。異世界食堂がヒットした理由に迫ります。
異世界食堂の面白さ
異世界食堂の面白さのポイントは以下の3つが挙げられます。
・キャラクターの魅力
・優しい世界観
・ありふれた料理の深さと食レポ
そこで、この記事ではそれぞれの要素ごとに考察を進めていきます。
キャラクターの魅力
主要なキャラクターは主人公の「洋食のねこや(以下ねこや)」の店主とアレッタの2名です。店主(CV:諏訪部順一):土曜日に異世界と繋がってしまう現実世界の「ねこや」の店主。優しくて料理が上手い。「ねこや」には異世界と繋がる秘密があります。
アレッタ(CV:上坂すみれ):異世界に住む魔族の娘。「どようのひ」に「ねこや」に迷い込んでしまい、ウェイトレスとして働くことになる。
キャラと料理と声優
異世界食堂の魅力の一つ目は、店主とアレッタを物語の軸としながら、サブキャラたちが何故その料理を頼んでいるのか説明されていて共感がしやすいところです。そこで、話数と主要キャラ、取り扱う料理、概要をまとめてみました。
1話で2つの料理がテーマとして取り上げられて、それぞれの主要キャラの魅力が伝えられています。もちろん女性キャラクターがかわいいところもポイントが高いです。
普段私達が食べている料理が題材なので、食べたときの美味しさの記憶が呼び起され、「そうそう、この料理はそこが美味しいんだ。」と思えるのもポイント。
また、各キャラを通じて実力派声優陣の語る食レポを見ている気分になれるので、声優ファンを取り込むことにも成功しているのでしょう。出演している声優さんたちが豊かな表現で美味しさを伝えるのと同時に、情感豊かにストーリーを彩っているので世界観にも没頭できます。
異世界食堂の良さはキャラと声優と料理が、それぞれに絶妙なハーモニーを奏でているところです。