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Jun
【SPY×FAMILY】各賞総ナメの大人気作品!その魅力とは?
SPY×FAMILYとは?
遠藤達哉先生による少年漫画。少年ジャンプ+で2019年3月から連載を開始しました。
コミックスは2021年6月現在で7巻まで発売しています。
連載開始直後から『この漫画がすごい!2020』オトコ編第1位、『TSUTAYAコミック大賞2020』大賞受賞など数多くの受賞歴があるこの作品。
書店や広告などで誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
多くの人を惹きつけるSPY×FAMILYとはいったいどんなストーリーなのか。
気になっているけれどもまだ読んだことがないという方のためにこの作品の魅力をお伝えします!
主人公は超凄腕のスパイ!SPY×FAMILYのあらすじ
物語の舞台は歴史上のドイツをモデルとしたと思われる、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の対立から始まります。
東国の過激派が西国への宣戦布告を企てており、それを阻止すべく西国はあらゆる手段を使って情報収集を行います。
物語の主人公はコードネーム「黄昏(たそがれ)」と呼ばれる西国の敏腕スパイ。人間離れした身体能力、頭脳を持ち、彼に遂行できない任務はないと言われています。
彼は『スパイとして生きていくためには人並みの幸せを捨てなければならない』と考えており、任務のためならどんな人物にもなりすまし、数多くの人を裏切ってきました。
そんな黄昏にとある任務が言い渡されます。
それは「東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探れ」というもの。
そして依頼書にはもう一言「そのために結婚して子どもをこさえろ」との指令がありました。
これはドノバン・デズモンドが非常に用心深く、息子のダミアンが通う名門『イーデン校』の懇親会にしか姿を現さないからでした。
結婚、家族などとは一生縁がないと思っていた黄昏が任務のため、世界平和のために家族を作る「オペレーション梟(ストリクス)」が幕を開けます。
偽りの娘は超能力者…?
任務を遂行するため、黄昏は精神科医ロイド・フォージャーとして東国へ潜入します。
まずはイーデン校へ入学させるための子どもを孤児院へ探しに行きました。
そこで出会ったのが人の心が読める超能力少女アーニャです。
アーニャは黄昏の心を読み、難解なクロスワードパズルをあっという間に解いてしまいます。このことで娘役として適任だとフォージャー家に迎えられます。
超能力者だとバレたら追い出されるのではないか?とアーニャは考え、正体を隠し通すことを決めます。
とても頭がいいと思っていたアーニャは実は、お勉強が大の苦手でとても好奇心旺盛。どんな任務もスマートにこなす黄昏が手を焼く存在となります。
子どもに対しては不器用な黄昏と破天荒娘アーニャの今後の関係性には要注目です!
偽りの妻は殺し屋…?
苦手な勉強を頑張り、なんとかイーデン校の筆記試験を突破したアーニャでしたが、また更なる壁が立ちはだかります。
それは『面接試験には必ず両親と子どもの3人で出席すること』でした。
やっと娘を手に入れた黄昏でしたが今度は偽りの妻を探すために奔走します。
そこで偶然出会ったのが役所勤めのアラサー女子ヨル・ブライアです。
彼女もまた家族や職場の同僚に恋人がいると嘘を吐き、パーティーに連れてくると言ってしまい、収集がつかなくなっていました。
そこで利害関係が一致した2人は偽りの夫婦として手を組むことになります。
ところがヨルの裏の顔は『いばら姫』と呼ばれる凄腕の殺し屋だったのです。
そんなことを黄昏は知る由もなく、スパイの父と殺し屋の母、そして超能力者の娘というなんとも奇想天外な家族が出来上がりました。
この3人で学校行事に挑み、様々なハプニングに巻き込まれることになるのですが、それは原作を読んでからのお楽しみです!