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【SCP財団徹底解説①】神は人類の敵?いまさら聞けない“SCP財団”とは何なのか

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SCP財団とは
SCP財団とは海外が本家の共同創作“都市伝説”


引用:trap.jp
SCP財団とは、2008年にアメリカのサイトで始まった共同創作物で、“都市伝説に対する架空の秘密組織”のことです。

この組織はあらゆる異常な存在、物品、場所を確保、収容、保護(*1)することで、秘密裏に超常的な現象等から人々の平穏な生活を守り、世界に秩序をもたらす、というものです。

財団のサイトには、奇妙な発見に関する多くの報告書(特別収容プロトコル/*2)として、共通した世界観とルールに則った創作物が掲載されています。

*1:英語表記は“Secure、Contain、Protect”
*2:詳細は後述

もとは英語サイトでの公開内容でしたが、現在は各国に財団の支部があります。
日本にも日本版の[SCP財団]があるので、初めてSCP財団を知る人はこちらからサイトを覗いてみてください。

SCP財団(日本支部)

参考:SCP Foundation(本家)

日本支部のサイトでは、大元である英語サイトの内容を翻訳した内容と、日本支部オリジナルの内容が投稿されています。
初めてSCP財団、SCPオブジェクトを知るには、世界的に有名な報告書を読むことをおすすめします。

まずはこれらの報告書を読めるように、SCP財団に関する基礎知識を噛み砕いてお伝えします。次の項目へどうぞ!

SCPオブジェクト(対象物)と危険度

SCPオブジェクトには生物や物体、空間などのあらゆるものから、いわゆる神や悪魔、太古の存在といった存在を表現しにくい対象があります。SCP財団はあくまでも人類存続を前提としているため、人類滅亡につながる対象については、たとえそれが神だとしても危険な対象として認識します。

またSCP財団を知っていくのにもう一つ重要な要素が、これら対象物の危険度“オブジェクトクラス(Object Class)”です。メインの評価は[Safe、Euclid、Keter、Thaumiel、Neutralized(*3)]の5段階で表されます。

ほかにも細かな分類はありますが、これからSCP財団を知っていくにはまずはこの5段階で十分です。
SCPオブジェクトには数々の有名な報告書がありますが、いくつかの具体的な名称をピックアップしながらこの危険度について確認していきましょう。

*3:英単語の読みはそれぞれ、セーフ、ユークリッド、ケテル、タウミエル、ニュートラライズド。なお本部ではKeterをキーターと発音しますが、日本支部ではこれを主にケテルと発音しています。

※SCP財団では、新設の用語が増える、翻訳の再確認が行われる等、SCPオブジェクトやその危険度を含め、常に内容の見直しが行われています。そのためここでお伝えする詳細は2021年6月現在のものです。

Safe

Safeは、現時点で基本的に異常性を見せない対象を指します。
Safeの英単語の意味は“安全”ですが、SCP財団の分類におけるSafeは必ずしも[安全]ということではありません。あくまでも現時点で動作しない(させない)ため人類に悪影響を及ぼさないものが該当します。

有名なSCPオブジェクトとしては

[SCP-343(神)]

[SCP-085(手書きのキャシー)]

[SCP-914(ぜんまい仕掛け)]

[SCP-040-JP(ねこですよろしくおねがいします)]

等があり、このように“JP”の表記が付く項目は日本支部がもとになる内容です。

また、SCPオブジェクトのなかで、オブジェクトクラスがSafeと思われていたものでも、あとからKeterに変更された[SCP-1048(ビルダー・ベア)]のような例もあります。

Euclid

Euclidは、いまだ対象物の詳細が十分に解明されていない対象の分類です。危険度が分からないときは多くの場合、ひとまずEuclidとして扱われます。

一例ですが、

[SCP-173(彫刻 オリジナル)]

[SCP-096(シャイガイ)]

[SCP-049(ペスト医師)]

[SCP-294(コーヒー自動販売機)]

[SCP-053(幼女)]

といった報告書もこのオブジェクトクラスです。

Keter

Keterはこれらの評価の中で、最も危険度が高い存在に割り当てられます。
主に現在の財団の技術・知識では収容が難しいもの、扱いを間違えれば世界が滅亡するような極端に危険なものが該当します。
なかでも広く知られるSCPオブジェクトとしては

[SCP-106(オールドマン)]

[SCP-682(不死身の爬虫類)]

[SCP-871(景気のいいケーキ)]

[SCP-1739(もう使わないラップトップ)]

等があります。

Thaumiel

ThaumielはSCP財団において、人類側の最後の切り札ともいえる希少な対象のことです。
ときに反Keterとも呼ばれ、凶悪なオブジェクトに対抗するものたちともいえます。
SCPオブジェクトの例としては

[SCP-2000(機械仕掛けの神) ]

等がありますが、リンク先に記載のとおりThaumielは最高機密に該当し、その存在の詳細、所在などは一部の人間にしか開示されません。

Neutralized

Neutralizedは単語の意味[中和/無効・無力化]のとおり、異常な性質が消えた、もしくは死亡したSCPオブジェクトを指すオブジェクトクラスです。
これらはすでに停止したSCPオブジェクトであるものの、今後何らかの理由で存在が復活する可能性を考え、[SCP-1422(イエローストーンの怪)]のようなかたちで報告書のアーカイブが残されています。

補足:鍵の掛かった箱テスト

非公式ではありますが、SCPオブジェクトクラスの判断に迷う場合の思考テストとして、鍵の掛かった箱テストという非公式のガイドラインがあります。
具体的には【対象を箱に入れ鍵をかけて放置したとき】という設問を前提に

(1)問題が発生しなければ、おそらくSafe
(2)問題の発生を予想できなければ、おそらくEuclid
(3)対象が簡単に脱走するならば、おそらくKeter

という判断になります。
ただし、対象そのものが“箱”であるならば、その対象はThaumielでしょう。

SCP財団にかかわる人物

SCP財団には、財団の重要人物、博士、職員等多数の人物が存在しますが、今回は一部を抜粋して紹介します。職員はAからEにランク付けされていて、特筆すべきはDクラス職員とブライト博士ですが、まずはAクラス職員から順に見ていきましょう。

Aクラス職員

財団の最高位で、後述するO5評議会員もこのクラスに含まれます。このクラスの職員は財団の指針を担う限られた人物が該当するため、SCPオブジェクトに接触、関与することは許されていません。緊急時にはすぐに安全な場所へ退避する必要があります。

Bクラス職員

SCP財団を成り立たせるにあたり、重要な人物がこのクラスに振り分けられます。精神汚染を含めた比較的危険度の低いSCPオブジェクトに対しては接触が許可されるものの、こちらも何かあれば緊急的な避難が求められます。

Cクラス職員

攻撃的とはみなされない、危険度が低いと考えられるSCPオブジェクトに接触する職員のことです。施設やSCPオブジェクトに問題が発生した場合、財団への報告、または退避が必要になります。

Dクラス職員

財団職員の中で最も地位が低く、危険なSCPオブジェクトに対して検証や実験に使用される、いわゆる使い捨ての駒となる職員を指し、最終的には多くの場合死亡、変異、失踪しています。
ほとんどは世界中から集められた重罪人(特に死刑囚)ですが、ときに政治犯や難民等が身柄を確保されたものや、財団内でDランクに降格した職員がこれに該当することもあります。
ほかにDクラス職員は定期的な心理鑑定が義務付けられていて、セキュリティ担当者または医療担当者の判断により記憶処理が行われるか“解雇”の処分となります。

Eクラス職員

こちらはDクラス職員よりも扱いが悪い存在、ということではありません。
財団に新たな対象が収容されるとき、その場にいた職員や、巻き込まれた一般人を一時的に割り当てるための場当たり的なクラスです。検査・監視の結果、SCPオブジェクトからの影響を受けていない場合、または影響があってもその後治療で完治した場合のみ職務に復帰できます。

O5評議会員

読みは“オーファイブ”で、財団の最高幹部、管理者たちのことです。定員は13名で、報告書ではそれぞれ番号でO5-1、O5-2…と表記されます。
彼らはAクラス職員でもあり、すべてのSCPオブジェクトに関する情報を閲覧できます。

ブライト博士

フルネームはジャック・ブライト。発想が常軌を逸しており、モラルが欠如した財団内でも危険視される恐ろしい人物です。常に問題を起こしていることから、財団サイト内にブライト博士の禁止リストというページも作られています。
ただし、彼のおかげで判明した実験結果が多数あることも事実でしょう。

報告書(特別収容プロトコル)とは

SCP財団のサイトでは、報告書(*2)という形式で異質な存在(SCPオブジェクト)とそれに関わる出来事を語っています。

*2:特別収容プロトコルともいい、英語表記は“Special Containment Procedures”
報告書はこの頭文字を取って[SCP-****]のファイル番号で表記されている。

これらの報告書には、SCPオブジェクトを発見し収容するまで、また対象を収容してから現在に至るまでの管理・対処・実験した内容とあわせて、一歩対応を間違えると死んでしまう等の注意事項が記載されています。

一見ほのぼのとしたストーリーに思えても、最後の最後でゾッとするという構成もよく見られ、報告書の多くはホラーやSFの要素を持つものといってもいいでしょう。

また、実際の報告書ページでは、オブジェクトクラスに限らず危険な内容、公開できない内容を██の表記で黒塗りにしている部分が多々存在します。

そのほか淡々とした怖い話だけでなく、ページそのものに仕掛けのあるものもあり、たとえば画面が動いたり、閲覧者に操作を要求する、文が隠されている等のほか、私たちを怯えさせる内容もあります。
びっくり系が苦手な方は事前にSCPの番号で情報を検索してみるなど、注意してサイトにアクセスしてみてください。

SCP財団の関連作品や類似作品

SCP財団を仮に実写にしたとすると、古い映画ですが2011年に公開された大量のクリーチャーや伝説の怪異が出るホラー・コメディ映画[CABIN(キャビン/The Cabin in the Woods)]に似た雰囲気を感じるかもしれません。

Filmarks映画 – キャビン_映画情報

ほかに、小説やTRPG(*4)で有名な数多の邪神たちが登場する架空の神話[クトゥルフ神話]等を好む人にもお勧めできるでしょう。
*4:紙やペン、サイコロ等を使い、対話しながら遊ぶテーブルロールプレイングゲーム。

SCP財団やSCPオブジェクトは、その世界観やキャラクター人気から、映画化、ゲーム化された作品もあり、たとえば2012年4月には、インディーズのホラーゲームとして[SCP – Containment Breach(エスシーピー コンテインメント・ブリーチ)]が公開されています。

※このゲームはSCP財団所有の施設で収容していた危険なSCPオブジェクトが脱走し、
プレイヤーを操作して脱出するゲーム。

こちらのゲームは無料で公開されていたため、SCP財団を知らなくともゲームをプレイした方がいたかもしれません。

とはいえこのゲームは翻訳されていないため、雰囲気だけでも体感したい場合は、ゲーム実況等で解説を聞きながら動画を見てみるといいかもしれません。SCPオブジェクトの存在やイメージが掴めるでしょう。

【実況】瞬きすると即死するSCP Containment Breach:01

SCP財団を楽しむには

今回はSCP財団について、なるべく簡単にお伝えしてきましたが、では『日本支部のサイトへ!』といざSCP財団の記事にアクセスすると、報告書の独特の表現が難しく読みにくいかもしれません。
そんなときは、YouTubeやニコニコ動画等で、イラストを添えてSCP財団や各種オブジェクトを解説している動画チャンネルがありますので、こういったチャンネルからSCP財団を知り、興味を広げていくのもよいと思います。

今回はいくつかのSCPオブジェクトに関してまとめた動画のうち、を約200万から300万再生を記録している内容をご紹介しておきます。

日本で有名なSCPについて – キリン【考察系youtuber】

謎の危険生物SCPの生態がヤバすぎてツッコミどころ満載だった #3 – 名探偵なろ屋

また、当サイトでも引き続きSCP財団に関する専門用語やおすすめのSCPオブジェクトに関する記事を公開していきます。
更新され次第、以降の記事も読んでいただけたらうれしいです!

SCP財団専門用語辞典(準備中)
SCPオブジェクトおすすめ紹介(準備中)

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  1. 2021年 7月 11日

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