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Jun

【推しの子】星野アイはなぜ殺された?【考察】

出典 Amazon

【第二話から第十話までの冒頭】

第二話から第十話までの冒頭では様々な人がインタビューを受けている描写がある。その中での一つ、映画監督編について、

インタビュアー「今回の作品はいったいどのような作品になるのでしょうか」

監督「この作品は15年前にポシャった脚本のセルフリバイバルだ」

「優秀な脚本家の力で今の時代にも通ずる普遍的なエンタメに仕上がったと言える」

インタビュアー「最後に一言頂けますか」

監督「この映画をアイに捧ぐ」

というようなやりとりがある。映画名は「15年の嘘」というタイトル。アイが妊娠し、産んだのは16歳、殺害されたのは20歳であるが、タイトルは15年という数字が使われていた。また、第九話アクアのインタビューにて「演じる事は僕にとっての復讐だから」というシーンがある。

【アイの希望とアクアの思い】

アイは、アクアは将来役者に、ルビーは将来アイドルになるのかなと話していた。現在アクアが芸能界へ居続ける理由は自分の父親への復讐。アイの受けた苦しみを味わわせるために役者の仕事をしたり、裏方の勉強をしたりなどをしている。

しかし、第13話監督との話でアイが自分に役者になることを望んでいることを思い出し、何かを言いかける。また、第四十二話の最後のページ、有馬かなと姫川大輝の迫力のある演技を目にし、演技に関して深く考えるシーンも描写されている。

 

【考察】

これらのことを踏まえて考察をしていきます。第二話から第十話までの冒頭インタビューにてアイに関する映画が公開、それらの役には星野ルビー、星野アクア、有馬かななどが出演しているだろうということが考えられます。映画の名前は「15年の嘘」。15年前にポシャった脚本ということから、少し時系列が複雑な気がします。

いつから15年が立ったのか謎です。また、黒川あかねの推理にも出てくる15歳という数字。15歳の時点で、アクアとルビーの父親と交際をしていたということが考えられます。第八話アイが別れた男と連絡を取る。「うちの子はすごく賢いし私たちの事情もわかってくれるよ」とアイがいうシーン。

これは言葉の通り二人には事情があり別れたと考えられます。では、その事情とはなんなのでしょうか。一つ考えられるのは、15歳から交際しているということと黒川あかねの「15歳あたりから破滅的行動に改善が見られる」というところから相手が成人している可能性があるということです。

施設育ちのアイからしてアイのことをある程度大人の振る舞いができるように更生させるためには、相手がある程度大人である必要があるのではないかと考えられます。

また、苺プロの社長斉藤壱護がアイの死後連絡がつかずに姿を消したことに関して不可解な点は残ります。第八話インタビューより釣りをしていて、「アイを失った瞬間に俺の人生も終わったんだよ!頼むから俺とアイに関わるな!!」と激怒する描写があります。

実際、苺プロは妻の斉藤ミヤコが社長となりアクアとルビーが高校生になるまでも潰れずに存在し続けます。人生が終わると言うほどの何か重要なことがあるのでしょうか。ゴローの死体がいまだに発見されていないという点にも疑問が残ります。ゴローは死の直前犯人の顔をみるコマがあります。

そのことから、アイとゴローを殺した人物は大学生のリョースケで間違いないかと思われます。ただ死体破棄はどうでしょう。山道で死んだゴローの様子を見れば、何者かに隠された可能性はあります。ここで出てくるのが社長なのではないかと考えます。

第七話アクアのかけた検索には一切ヒットしていない様子でした。つまりゴローの死は世間に出回っていないということになります。となると、情報が出回らないように何者かが仕向けた可能性があります。情報が出回ることによって困る人は誰でしょうか。もし、医者が死んだとなれば病院内や患者が調べられます。

アイが偽名を使っていることもあり、バレることは絶対に避けたいはずです。直接社長が殺害に関与することは考えにくいですが、死体を見つけてしまい隠したということなら可能性はあります。

また、アクアが役者を続けている未来が第九話のインタビューからわかります。この漫画は一連を通して、「嘘吐き」「騙す」という言葉が多く扱われます。

ここでアクアの「演じる事は僕にとっての復讐だから」というセリフに関して、アイがアイドルを演じて嘘を吐き続けることが犯人にとって不幸なことであり、アクアも同じように行動することが犯人への復讐になりうるほどの行為であるということでしょうか。となると、アイの母親が関わってきてもおかしくないのではないかと考えられます。

アイがアイドルをしていることに関して何かしら恨みが残っているのかもしれません。いずれにせよ、未公開の情報が多く憶測が多くなってしまいましたが、何か一部分でも当たればいいなという観点でお話しさせていただきました。

こうゆう観点もあるんだという一種のエンタメとしてこの記事を読んでいただきたいと思います。今後の推しの子の更新を楽しみにして待ちましょう。

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