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Jun
バイオハザード:インフィニット ダークネスを公開前に過去のCGアニメ映画シリーズを解説!
2021年7月、『バイオハザード:インフィニット ダークネス』がNetflixにて全世界独占配信決定しました。今回は記念すべきバイオハザードCGシリーズドラマ化をうけて、CG映画版3作品のあらすじと魅力を振り返ってみました。7月の配信前にぜひCG映画版もチェックしてみてください。
CG映画化第1弾 バイオハザード:ディジェネレーション
2008年10月期間限定で上映後のちにDVD、BD販売、レンタル開始されました。期間限定での上映でしたが、今作のヒットを受けて続編の制作が決定されることになりました。
記念すべきだCG映画化第1弾です。ちなみにサブタイトルのdegenerationは【名】堕落、退廃、退歩、退化という意味。ネットフリックスにて鑑賞可能(2021年5月30日現在)です。
本作の魅力
本作はゲーム版バイオハザード4と5の間のお話です。製薬会社アンブレラが開発したウイルス漏洩により、崩壊したラクーンシティの生存者、クレアレッドフィールドとレオン・S・ケネディの二人が主人公です。ラクーンシティでの惨事以降クレアとレオンが再会するのは本作が始めてとなります。
そういった人間模様から出る『ブラックジョーク』も本作の面白さの一つです。登場人物は限られた少人数で構成されているため、ストーリー構成も比較的シンプルで、初見の方でも物語に溶け込みやすい内容になっています。
「兄弟愛」や、「人を命がけで救う覚悟と責任」といった作品のメッセージも実に感動的に描かれています。ゲーム版バイオハザードシリーズを知らないといった方にも是非お勧めしたい作品です。
ストーリーあらすじ
ラクーンシティの惨劇で、実に数十万人以上もの尊い命が失われた。
あれから7年後、アンブレラ社は衰退し、製薬業界はウィルファーマー社が事実上牛耳っていた。ウィルファーマー社はハーバードビルに大規模な製薬研究施設を建設する予定だとは発表するが、ラクーンシティの惨劇を繰り返したくない市民に猛反対を受ける。
ウィルファーマー社を誘致した上院議員ロン・デイビスの到着をハーバードビル空港前で待ち構える市民たち。同じころ同空港内でクレアは少女ラニーと一緒にラニーの叔母を待っていた。上院議員ロン・デイビスは待ち構える市民たちをすり抜けるべく、一般ロビーから脱出を試みるだったが、ラニーに「TVに出てた悪者だ!」と発見されてしまい、直後ゾンビの仮装をした、誘致反対派の人に絡まれる。
警備員が即座に逮捕するがまた別のゾンビのような装いをした人が現れ、ゾンビの仮面をはがそうと頭をつかむが、それは仮装した人間ではなく、本物のゾンビであった。その瞬間抵抗する間もなく警備員はゾンビに食い殺されてしまう。
次々と人が襲われ地獄と化した空港ロビーに、息をつく間もなく今度は飛行機が機体ごとロビーに突っ込み、瞬く間にアンブレラ事件の再来ともいえる事件に発展してしまう。特殊部隊のアンジェラ・ミラーとグレッグ・グレン、捜査官のレオン・S・ケネディは生存者を救うべく空港へ潜入するが…。
登場人物
クレア・レッドフィールド
ラクーンシティでの惨劇後、正義感の強い彼女は自身の過去の経験を活かし、NGOとして活躍している。薬害やバイオテロの被害者救済に尽力し仕事に励む彼女であったが、本作でまた彼女自身もバイオテロに巻き込まれてしまう。
レオン・S・ケネディ
クレアと再会するのはラクーンシティの惨劇以来。1度ならず2度も同じパートナーとバイオテロに対峙する羽目になったが、「今度はもっとましな場所で会えるといいな」といったジョークを交わすなど相変わらずのタフっぷりは健在。
アンジェラ・ミラ―
特殊部隊の隊員。物語終盤でレオンと良い感じになり私服姿をお披露目するがかなりのナイスバディで美人である。特殊部隊の隊員としてバイオテロを阻止し、窮地に陥った人々を救おうと奮闘する。
カーティス・ミラー
元医師だったがラクーンシティの惨劇で愛する家族を失い、バイオテロ実行犯になり果ててしまう。