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Jun
【るろうに剣心】剣心と雪代巴の関係について解説とThe Beginningの見どころを原作に基づいてまとめみた!
コロナで自粛を余儀なくされる現在の社会情勢や、その他のさまざま事情を無事乗り越えて、ファン待望のるろうに剣心実写版の続編、「The Final」と「The Beginning」が二部連続で公開となりました。
「The Beginning」の舞台となるのは、文明開化で西洋の文化が流入し人や町が華やぐ明治ではなく、各々が掲げた信念に命を掛けた動乱の幕末。「伝説の人斬り」と幕府側から恐れられた緋村抜刀斎が剣心へと名を戻し、あてのない流浪の旅に流れる起因となった壮絶な過去が、いよいよ明らかになります。
今回はその「The Beginning」に焦点を絞り、映画の見どころを原作に基づいてまとめてみました。
主な登場人物
緋村剣心役はもちろん佐藤健です。ただし、この「The Beginning」では「剣心」と呼ばれることは少ないと思います。なぜならこの頃の剣心は、動乱の京都で「緋村抜刀斎」と名を変えて人斬りとして暗躍していたからです。
剣心のトレードマークとも言える左頬の十字傷も、まだこのときには縦に一筋しかありません。雪代巴役は有村架純。口数も少なくどこか憂いを帯びた謎多きこの女性が、後の剣心に大きな影響をもたらしていきます。
もちろん前作からの斎藤一(江口洋介)なども登場しますが、「The Beginning」は緋村剣心と雪代巴のこの二人が中心となって、物語が進んでいきます。
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