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Jan

【呪術廻戦】夏油傑(げとうすぐる)の過去、そして正体とは…公式イメージソングも踏まえた確定情報を一挙解説!(ネタバレ)

今冬には0巻の映画化が決定した、呪術廻戦!
アニメが終わってもなお、その勢いはとどまりません。

今回の記事では、そんな呪術廻戦0巻でも活躍する「夏油傑」についてご紹介。
高専時代から現在までの変化、術式の解説や正体のネタバレまでしていきたいと思います。


引用:collabo-cafe.com

※単行本、本誌、ファンブックのネタバレを一部含みます。本誌についてのネタバレ部分は該当文の前に注意書きを入れています。

夏油傑のプロフィール
基本情報

CV
櫻井孝宏
生年月日(誕生日)
2月3日
身長
185cm~
等級
特級呪術師
趣味・特技
格闘技
ストレス
呪霊を取り込むこと
好きな食べ物
蕎麦
嫌いな食べ物
なし
享年
27歳

「鬼滅の刃」や「ハイキュー!!」…声優・櫻井孝宏の代表作

夏油傑の声優を務めるのは、櫻井孝宏さん。
所謂イケメンボイスで、どこか影のある役柄が印象的。キャスト一覧に櫻井孝宏さんの名前があると、そのキャラの黒幕を予想してしまう声も少なくありません

  • 鬼滅の刃(富岡義勇)
  • ファイナルファンタジー VII (クラウド・ストライフ)
  • Fate/Grand Order(マーリン)
  • コードギアス(枢木スザク)
  • ダイヤのA(御幸一也)
  • PSYCHO-PASS サイコパス(槙島聖護)
  • おそ松さん(松野おそ松)
  • しろくまカフェ(しろくま)
  • ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(岸部露伴)

また、櫻井孝宏さんは「歌わない声優」としても知られています。
一切歌唱をしていないというわけではないですが、個人名義だったり、キャラソンの場合も語りや合いの手という形でのリリースがほとんど。

というのも、『作品やキャラクターが人気だからと、歌いそうにないキャラで安易に歌いたくないから』だそう。
アイドルものならCDのリリースは自然といえますが、男子高校生などの一般人や軍人が歌手デビューすることは不自然とも考えられますよね。

そんな中でも2012年のアニメ「しろくまカフェ」では、数年ぶりにキャラソンをリリースしています。

夏油傑とは

夏油傑は、日本にたった4人しかいない特級呪術師の一人。
しかし、あるとき任務に赴いた地で100人を超える一般人を呪殺してしまったことで処刑対象となり、「最悪の呪詛師」と呼ばれるまでに至りました。

高専時代は五条悟、家入硝子と同級生。
呪詛師となった夏油と目指す方向性は違えど、五条にとっては「僕のたった一人の親友だよ」と言えるほどの相手です。

いまの夏油の見た目の大きな特徴といえば、大きな黒いピアスと僧衣に五条袈裟、そして額にある縫い目でしょう。

夏油は0巻時点で死亡したと思われていましたが、2巻にて再登場。
その際には失った右腕が復活しているとともに、以前はなかった額の縫い目が存在しています。

本編では呪詛師として、漏瑚、花御、真人をはじめとした呪霊側に協力している姿勢。
呪霊たちの目的である「呪霊が人間に取って代わる世界」のために、五条悟の封印および両面宿儺(虎杖悠仁)をこちらに引き入れる、という手段にも手を貸しています。

しかし花御に対して「呪霊のくせに」と言っていたこともあり、呪霊側とは違う何か別の目的を持っているよう。

引用:netabare-kanso.com

高専時代~離反までの過去

本編より10年前は、虎杖たちと同様に呪術高専の生徒だった夏油。
一つにまとめたお団子に大きなピアス、制服カスタムはボンタン…と、五条と並ぶと身長も相まって威圧感の強い二人でした。

同級生は五条と家入。七海と灰原は1つ下、伊地知は2つ下の後輩にあたり、現在の夜蛾学長は元担任です。

五条とは一級呪術師(二年時)として相棒のように任務をともにすることが多く、「私たちは最強なんだ」と自称するほどでした。

そんな高専時代の夏油は、今とは真逆ともいえる「呪術は弱者(非術師)を守るためにある」という考えを持っていました。

そんなある日に課された、天元の星漿体である天内理子という少女の護衛と抹消という任務。しかしその任務中に現れた、呪力の一切ない伏黒甚爾に天内は殺害され、さらに五条と夏油も重症を負い、任務は失敗という形で終わってしまいます。

天内の殺害を依頼したのは、純粋な天元そのものを崇拝しており、人間である少女との同化を快く思わない「盤星教」という宗教団体でした。

そのため盤星教信者の非術師は、天内の遺体を前に拍手喝采で歓喜。
このときから夏油は、「呪術は弱者(非術師)を守るためにある」という自分の考えに疑問を抱き始めるようになります。

この一件での臨死体験を経て、五条は今に通じる能力が開花。本当に「最強」となった五条とはお互いに特級呪術師にはなっていたものの、単独任務が多くなり、夏油の悩みは増すばかりでした。

さらに、「呪霊を生まれない世界をつくる」という特級呪術師・九十九と出会い「非術師を皆殺しにすればいい」という思いが否定されなかったこと、後輩である灰原の死、それを受けた七海の「もうあの人(五条)一人で良くないですか?」という自分も薄々どこかで感じていた言葉…….

様々なことが積み重なり、離反の決定打となったのは高専3年9月の単独任務でした。

とある村に派遣された夏油は、その集落で起こっていた怪異の原因である呪霊を祓います。
原因となる呪霊が祓われて解決…かと思いきや、虐待、監禁されている双子の少女が。

少女たちは呪力を持っていましたが、集落での怪異は全く関係のないことでした。
しかしこの惨状について夏油が村の住人に尋ねると、怪異の原因は少女たちが犯人だと決めつけて罵倒を続けます。

そんな村の住人の言葉は既に夏油には人の言葉にすら聞こえておらず、こうして夏油は村人112人を呪殺し、逃走。
処刑対象として追われる身となりました。

離反し処刑対象となった夏油は、天内の殺害依頼をした宗教団体である盤星教を乗っ取ります。
信者である非術師のことは「猿」と呼び、呪霊や資金を回収するために利用し続けるという潜伏期間10年を経たあとで、呪術廻戦0巻へとつながっていくんですね。

そして、本編軸から1年前になる呪術廻戦0巻においては、大規模な呪霊テロ・百鬼夜行を決行するに至ります。

引用:animanch.com

公式イメージソングと考察

作者の芥見先生は、呪術廻戦のメインキャラクターにイメージソングを選んでいます。
夏油のイメージソング2曲はこちら。

  • →Pia-no-jaC←「Paradiso」
  • Two Door Cinema Club「come back home」

とくにTwo Door Cinema Club「come back home」は、五条をはじめとした人たちからの離反後の夏油への想いのようにも感じられます。

ーSo now you’re own your own
今君は自分の道を進んでいるんだね

ーWon’t you come back home
帰ってきてくれないか?

必要なものは用意する、受け入れてあげるから、と帰ってくることを願う歌詞。

芥見先生曰く、離反後の夏油は「非術師は猿だ、と言い聞かせてきた」ことで非術師への憎悪や敵意を維持していたということで、夏油が元から持ち合わせていた真面目さはずっと心にあったようにも思えます。

そんな夏油を見越してか、「別の道もある」と寄り添い願うような歌詞ではないかと考えられますね。

皮肉にも、夏油が最期を迎えたのは高専。
離反の原因となった村での一件から帰ってこれなかった高専に「帰ってきた」というわけです。

ちなみに0巻の最後、夏油を手にかける直前に五条がかけたセリフははっきりと明かされておらず、読者の中でも様々な意見が上がっています。

しかしここでの五条のセリフは0巻内で既に出ているのだとか。
そのため、とくに多い意見は「親友だよ、たった一人のね」。

ですが言われた夏油が一瞬呆けた顔をしていることもあり、私個人としては、「おかえり」「頑張ったね」だとも思いたいところです。

引用:googleusercontent.com

夏油傑の術式・技

夏油の持つ術式は、「呪霊操術」。式神のように呪霊を操る術式です。
とはいえ夏油も格闘技を特技としており、近接の肉弾戦にも強いところ。呪霊を使いながら、体術や呪具を駆使して戦えるのも強みです。

術式「呪霊操術」

呪霊操術は、球状にした呪霊を取り込んで式神のように自由に操る術式。
降伏した呪霊のみを、経口摂取によって取り込んで使役します。

降伏といっても、階級に換算して2級以上の差があるとほぼ無条件で取り込むことが可能。夏油であれば、二級呪霊以下は無条件で取り込めるわけですね。加えて、一級や特級の強い呪霊も使うことができます。

自然発生した呪いはもちろん、他の術師の持つ呪霊であっても、持ち主との契約が切れてしまえば取り込めます。作中では伏黒甚爾の所持していた呪霊を扱っている他、乙骨の持つ折本里香のことも手中に入れようとしていましたよね。

このように取り込める呪霊の上限は明言されていませんが、百鬼夜行においては新宿と京都に2000体の呪霊を放った後に4000体を超える呪霊を使った極ノ番「うずまき」を使用しているため、その数は6000体を超える数だといえるでしょう。

この術式の最大の強味は、複数の術式を使うことができるということ。
本来であれば生得術式は一人一つしか持ちえないとされていますが、複数の呪霊を操作することでそれぞれの呪霊の術式を使用できるんですね。

極ノ番「うずまき」

取り込んできた呪霊を一つにして、密度の高い呪力のかたまりを相手にぶつける技。

先述の通り、0巻ではこちらの「うずまき」で4461体もの呪霊をまとめて技を繰り出しました。
かなりの破壊力がある一方で、呪霊操術におけるメリットである手数を手放してしまうというマイナス面も。

※以下、本誌ネタバレ

夏油(偽)によると、手数を減らして行う「うずまき」は低級のリサイクル…..とも思われていましたが、実は「うずまき」のその真価は、準一級以上の呪霊をうずまきに利用したときに可能になる「術式の抽出」でした。

単純に数多くの呪霊の呪力を圧縮して放つ攻撃技、というわけではないというわけですね。

【確定情報・ネタバレ】現在の夏油傑の正体
脳みそ(通称メロンパン)は誰?

15巻の掲載部分にもなっている、あの衝撃的なシーン。
五条悟の前に死んだはずの夏油傑が現れるも、五条は夏油ではないことを見破り、「誰だよお前」と詰み寄ります。

夏油は頭の縫い目に手をかけ、「キッショ」「なんでわかるんだよ」と頭の半分を外して脳みそをみせる…ということで額に縫い目のある夏油は夏油傑ではないことが判明しました。

以来、この夏油の中身は読者の間では通称”脳みそ”といわれてきました。この脳みそは、脳を入れ替えることで肉体を転々とすることができ、その肉体の術式を使えるようになるという術式持ちだそう。

過去には加茂憲倫の体も乗っ取ったことがあるということで”加茂”ともいわれてきましたが、受胎九相図をつくった最悪の呪術師といわれる加茂の所業も脳みそによるものだったといえます。

後に出てくる虎杖の母の額にも縫い目があったことから、虎杖の出生にも脳みそが関わってくるわけです。

この脳みその正体ですが、「羂索」といわれる術師だということが判明。
本来の見た目や年齢、性別などは現在一切不明ですが、千年以上前から存在する呪術師だと思われます。

この永い時をかけながら、自らの野望のためにずっと働きかけているわけですね。

引用:nan-blog.com/

その目的は…

※本誌ネタバレ続き

羂索がずっと目指しているのは、「呪力の最適化」。

呪霊のいない世界や平和をの望んでいるわけでなく、自分で生み出す以上の可能性を見つけて新しい呪術の世界をつくろうとしているんですね。

具体的にいえば、人類を強制的に進化させるために、人類と天元を同化させること。

人間が天元と同化すると術師すら超えた新たな存在となり、個としての境界もなくなります。
そのため、誰か一人でも暴走してしまえば、その悪意は一瞬で世界中にばらまかれて滅亡してしまうということも危惧されている点。

本来であれば、天元との同化は星漿体のみができることでした。
しかし11年前に星漿体との同化を失敗を経て進化した今の状態なら、誰でも同化できなくはない状態だそう。

もちろん天元による同化の拒絶による阻止はできるのですが、現在人間よりも呪霊に近い存在の天元は、羂索(夏油の体)が持つ呪霊操術の術式対象になってしまっているというのが一番の問題点でしょう。

千年以上の長い年月をかけて、このときのために肉体を転々とし様々な所業を行ってきた羂索。
結界術に長けており天元の居場所を突き止めるのも容易なため、目的の達成は目の前ともいえる状態です。

羂索の思惑をどうにかして阻止することができるのか、今後の展開にも目が離せませんね。

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