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【ヒプノシスマイク】2期の可能性を徹底検証! 女性向けアニメの2期ラインは?
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2020年秋に放送されたアニメ『ヒプノシスマイク』の2期が制作される可能性を徹底検証!
1期の評判や売上、他の女性向けアニメの2期決定までの流れ、そして2期が制作された場合の内容の予想などをまとめました!
円盤がヒット! 全巻イベント特典で盤石
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2017年よりプロジェクトが始動した『ヒプノシスマイク』は、開始と同時に大きな話題となり、瞬く間に人気コンテンツの仲間入りを果たしました。
特にメインコンテンツの音楽活動は凄まじい伸びを見せ、2018年リリースの「MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼」が初のオリコン1位を獲得して以降、上位の常連に。
声優陣によるラップバトルイベントも人気を博し、ドームでの開催を予定するほどの一大イベントになりました。
“ヒプマイ”の愛称もすっかり定着した2019年にはテレビアニメ化を発表。
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』というタイトルで、2020年秋に放送されました。
人気コンテンツ待望のアニメ化とあって大きな注目を集めた本作は、多くのファンに支持される作品となり、2020年12月23日に発売されたBlu-ray・DVD(円盤)の1巻は1週目で9,500枚の高セールスをマーク。
更にその後も伸び続け、1万枚を突破しました。
ただ、アニメの中には1巻だけ飛び抜けて売れ、それ以降は失速してしまうケースもあります。
これは、1巻にだけイベントチケット優先販売申込券を封入するアニメにありがちです。
しかしヒプマイは1巻だけでなく、全巻に封入されると既にアナウンス済み。
つまり、特典によってセールスが左右されることはありません。
実際、2巻のセールスも1万枚を突破しており、今後も最終巻まで同等のセールスになると予想されます。
他の女性向けアニメの2期ラインは?
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女性向けコンテンツのアニメは基本、配信ではあまり強くなく、パッケージでどれだけ稼げるかが焦点となります。
ただし他媒体が原作の場合、アニメは原作の宣伝という色合いも強く、原作への売上・集客効果次第では円盤売上がそれほど高くなくても2期が制作されることもあります。
ヒプマイの場合は音楽がプロジェクトのメインコンテンツなので、CDや関連グッズへのセールス効果が一定以上あると認められれば、1期の製作委員会が継続して出資してくれることになるでしょう。
それらを踏まえた上で、過去の女性向けアニメで2期を実現させた各作品の状況を見てみましょう。
・スタミュ
2015年秋 1期放送 → 2017年春 2期放送
原作:なし
1期円盤売上:平均6,600枚
・ツキウタ。 THE ANIMATION
2016年夏 1期放送 → 2020年秋 2期放送
原作:キャラクターCDシリーズ
1期円盤売上:平均7,800枚
CD売上推移:ほぼ横ばい
B-PROJECT
2016年夏 1期放送 → 2019年冬 2期放送
原作:総合プロジェクト
1期円盤売上:平均9,500枚
CD売上推移:大幅に上昇
・刀剣乱舞-花丸-
2016年秋 1期放送 → 2018年冬 2期放送
原作:スマホ向けゲームアプリ
1期円盤売上:平均16,600枚
ゲームDL数:150万DL → 200万DLに増加(現在は550万DL)
・アイドリッシュセブン
2018年冬~春 1期放送 → 2020年春・秋 2期放送
原作:スマホ向けゲームアプリ
1期円盤売上:平均22,000枚
ゲームDL数:200万DL → 300万DLに増加(現在は400万DL)
やはり大きなセールス実績をあげた作品ばかりですが、その中でヒプマイ2期の参考になるのは『スタミュ』と『ツキウタ』でしょう。
スタミュの円盤セールスは、ヒプマイよりも下。
この作品はアニメと舞台がメインコンテンツなので、アニメの収益が大きな柱になっていると予想されます。
つまり、これくらいの円盤セールスで、他に特別な資金源がなくても十分2期を狙えるという証明と言えるでしょう。
ツキウタもヒプマイと同じくCDを原作とした作品。
そのツキウタが、CDセールスで大きな上昇なく2期を実現させていることから、十分な円盤セールスさえあればヒプマイも2期を狙えると推察できます。
これらの前例を踏まえると、ヒプマイの2期はかなり濃厚です。
ほぼ確実と言っても過言ではないでしょう。