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18

Mar

【五等分の花嫁】3期の可能性を徹底検証! 原作のラストまでアニメ化される?

出典 : Amazon.co.jp

2021年冬放送の2期も好評を博しているラブコメアニメ『五等分の花嫁』が3期まで作られるか否かを徹底検証!
2期の円盤予約や配信人気、原作売上、映画化の可能性など、様々な観点から3期の可能性を探ってみました!

2期も好評! 配信は同クール内トップクラス

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2019年冬に放送された『五等分の花嫁』1期は円盤売上が好調で、全巻平均で約7000枚のセールスを記録しました。
これは、マガジンの歴代アニメの中でもTOP5に入る数字です。

・主なマガジン原作アニメの円盤売上(1期のみ)

2.4万枚 ラブひな
1.7万枚 魔法先生ネギま!
0.8万枚 スクールランブル
0.7万枚 さよなら絶望先生
0.7万枚 五等分の花嫁
0.6万枚 生徒会役員共
0.4万枚 七つの大罪
0.4万枚 波打際のむろみさん
0.4万枚 ダイヤのA
0.4万枚 君のいる町

2019年の全アニメの中でも12位に入る売上。
その好調さもあり、1期放送終了から僅か1ヶ月後に2期の制作が発表されました。

では2021年冬に放送を開始した2期の円盤予約状況はというと……堅調ではあるものの、1期ほどの爆発力はないという印象です。
『ニセコイ』や『かぐや様は告らせたい』もそうでしたが、ラブコメは2期放送が比較的早くても円盤売上が落ちやすいジャンルなので、コロナ禍の影響もあって1期の2年後となった『五等分』2期がある程度売上を落とすのは、仕方がないと言えるでしょう。

一方で、配信に関してはかなり好調です。
ABEMAをはじめ、国内配信プラットフォームでの再生数は軒並み好調。
各配信サイトの順位でポイントを算出しているサイト「ランキングストーカー(仮)」では、2021冬クール内で4位にランクインしています。

また、海外で人気を得にくいハーレム系ラブコメでありながらビリビリ動画でも健闘を見せており、放送開始から1ヶ月で約2000万再生を記録。
1期の9200万再生に迫る勢いで伸びています。

これらの状況から、『五等分』2期は配信でかなり好調と言うことができます。
仮に円盤売上が1期から落としても、その分は配信に流れていると見なすことが可能です。

原作は完結後もフルカラー版でセールス増加

出典 : Amazon.co.jp

雑誌あるいは出版レーベルが大手の作品は、原作売上の伸びがアニメ続編の鍵を握ります。
というのも、原作の売上が極めて高い作品や、アニメ化によって顕著に伸びた場合、円盤売上にかかわらず長期的にアニメ化されることが珍しくないからです。

マガジン作品は特にこのケースが多く、例えば『FAIRY TAIL』や『七つの大罪』のように数千万部のセールスを誇る作品は、ほぼ毎年アニメの放送が行われています。
極端な例だと、円盤売上は下位でも配信の好調と国内外におけるコミックス売上の伸びから2期が制作された『炎炎ノ消防隊』のようなケースもあります。

では、『五等分』の原作売上はどれくらい伸びているのでしょうか?

1期放送が始まる直前の累計発行部数は150万部。
この時点で7巻までリリースされていたので、巻割(巻平均)20万部強でした。

それが、1期の放送が終わり2期が告知された時点では450万部(巻割50万部)にまで伸びています。
つまり、読者が倍以上増えたのです。
これは驚異的とも言えるアニメ効果で、アニメ化の恩恵を得やすい作品と言うことができます。

その後も順調にファンを増やし続けたものの、2020年4月に発売された第14巻で原作は完結を迎えます。
この時点で、部数は1200万部に達しました。

アニメ化から1年が経過し、本作最大の注目点だった「誰が風太郎の花嫁なのか」も判明したので、作品としてはここで一段落する流れ。
完結と同時にコミックスのフルカラー版がリリースを開始しましたが、あくまでファンアイテムであり、今後は部数に大きな変動はないだろう……と思われました。

しかしこのフルカラー版が好調な売れ行きを見せます。
加えて、完結したにもかかわらずモノクロ版も売れ続け、アニメ2期が始まる2021年1月には1450万部にまで伸びました。
更に2期放送直前にも全巻重版がかかり、完結後も新規読者をどんどん増やしている状況なので、本誌完結から1年が経過してもなお『五等分』は現役であり続けていると言えます。

これだけ原作が売れて、なお伸び続けている状況なので、アニメ化による宣伝を続ける意義は十二分にあるはずです。

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