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28

Feb

【ラスダン】マリーはメガネっ子魔女なのに性格破綻者? 徹底検証

マリーの正体は?

出典  : ©サトウとシオ・SBクリエイティブ/ラスダン製作委員会 : 「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」TVアニメ公式サイト

ロイドの面倒を見ることになったマリーですが、家事全般が苦手のため、炊事・洗濯・掃除はロイドが担当することになります。
そのため、周囲からは「面倒見てくれる恋人ができた」と思われているらしく、どっちが世話役かわからない状態。
隙あらばポンコツ魔女らしい一面を披露しています。

ただし、近所の家庭へ定期的に薬を届けに行くなど、元々面倒見の良い性格なのは確か。
ロイドに対しても、寝癖を丁寧に直したり、ロイドが出かける際には見えなくなるまで手を振り続けるなど、自分のできる範囲で甲斐甲斐しく世話焼きをしているようです。

そんな気遣いの魔女マリーですが……実は彼女、本来なら世話をするのではなく世話をされるべき立場の人間です。
というのも、彼女の正体はアザミ王国王女マリア・アザミ
10歳の頃、父親である国王が「戦争を望む王」へと豹変したことに不審感を抱き、何者かが父に呪いをかけて戦争を起こそうとしていると判断し、黒幕を見つけるためにあらゆる呪いを解く「解呪」のルーンを習得すべく、アルカに弟子入りしていたのです。

アルカやコンロン村の住民に力を借りれば問題なく解決できるはずですが、彼女たちが人間に助力するのは「魔王」「厄災」といった人智を超えたケースのみ。
そのため、王女自ら暗躍しなければならない事態になったようです。

マリーの国と父を愛する気持ちは本物で、父親の呪いを解くためなら自ら矢面に立ち、命の危険すらも厭いません。
普段は魔女らしく振舞うポンコツメガネですが、本当の彼女は真の意味で愛国心を持った強き王女なのです。

一方で、話が進むにつれロイドに対する意識にも変化が生じています。
最初は世話を焼いて焼かれての関係、あるいは保護者のような立ち位置でしたが、次第に異性として意識するようになり、ロイドを病的に慕う“ベルト姫”ことセレン・ヘムアエンや傭兵のリホ・フラビンと牽制し合うことに。
あまり表立って好意を示すことはありませんが、士官学校の連休時にはロイドとずっと一緒にいられるとウキウキになり、いい雰囲気になれるスポットを下見までしていたとアルカから暴露されていました。

マリーの正体は王女であるのと同時に、ムッツリスケベなヒロインです。

既存の魔女キャラ、メガネキャラとはここが違う!

出典 : Amazon.co.jp

魔女というと、作中でマリーが演じていたようにミステリアスな人物像を思い浮かべるものですが、アニメや漫画に登場する魔女キャラは必ずしも神秘的な女性が多い訳ではありません。
お金大好きで自分の容姿に自信を持つ『魔女の旅々』のイレイナ、猪突猛進な『リトルウィッチアカデミア』のアッコ、ひたすら天然系の『ふらいんぐうぃっち』の真琴など、近年は多種多様になっています。

なので、マリーは特別風変わりな魔女キャラではありませんが、彼女ほどのヨゴレキャラはあまりいません。
魔女キャラが破天荒なケースは大抵、魔法に関することでハチャメチャなのですが、マリーは主に私生活と恋愛感情に関してイジられまくっています。
そういう意味では、王女なのに魔女キャラ随一の俗っぽいキャラと言えるかも知れません。

また、メガネキャラとしても一風変わっています。

男性の場合、「メガネ掛けているのにオラオラ系」「メガネキャラなのに全然知的じゃない」など、アンチテーゼ的なキャラがかなり多いのですが、女性のメガネキャラは大半が知的または大人しい人物。
心の中に鬱屈した闇を抱えているケースも結構あります。
その点、マリーのようにポンコツでやかましくて清廉な女性キャラは稀です。

マリーは魔女としてもメガネキャラとしても、かなり独特のキャラ立ちを果たしているヒロインと言えるでしょう。

まとめ

マリーは外見や初登場時の印象とはかなり本質が違うキャラなので、パッと見で判断するのは危険です。
アニメ、原作、漫画版、どれでも良いのでしばらく作品に触れていくと、その俗っぽさと王女としての凛々しさとのギャップがクセになってくる良キャラなので、メガネキャラだからと簡単にスルーしないことをオススメします!

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