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【ひぐらしのなく頃に】新作のひぐらしのなく頃に業と過去作との違いと魅力について解説!
「ひぐらしのなく頃に」は2002年8月16日に同人サークル「07th Expansion」によって生み出されたコンピュータゲーム作品です。その後、ドラマCD化、漫画化、アニメ化など様々な媒体で関連作品が生み出されました。
そんな大人気のひぐらしシリーズから「ひぐらしのなく頃に業」が2020年10月1日より、テレビアニメシリーズ第三期として放送を開始しています。今回はその魅力に迫りたいと思います。
ひぐらしのなく頃にのあらすじ
「ひぐらしのなく頃に」は、昭和58年に雛見沢村という小さな村で巻き起こる連続怪死、失踪事件を扱った連続ミステリーです。それらの事件は、村にまつわる因習「綿流し」を軸にして巻き起こります。
アニメでは原作と同じく、視聴者に事件の謎を提示する出題編と謎を解明する解答編に分かれており、視聴者を巻き込むようなかたちでストーリーが進んでいくのが特徴です。
このストーリー構成を理解していると物語をより楽しむことができます。物語の序盤は、いわゆる日常アニメのように緩い雰囲気で進んでいきますが、事件をきっかけに村の人々の様子が変化していくところも見どころになります。
過去のひぐらしシリーズのアニメ作品
これまでひぐらしシリーズのアニメは、テレビアニメ作品2作、OVA作品3作が製作されています。過去の作品に簡単に解説していきます。
テレビアニメ作品
テレビアニメ作品は、原作に沿ったストーリーを楽しむことができます。連続アニメの形式で物語が進んでいくので、編ごとに1つの物語として見ていくと作品の理解がしやすくなります。
ひぐらしのなく頃に(全26話)
アニメシリーズ1期にあたる最初の作品です。出題編4編と解答編2編の全6編で構成されています。また、1編あたり約4話の構成なので、原作と比べると若干の省略があります。
・鬼隠し編(出題編)
・綿流し編(出題編)
・祟殺し編(出題編)
・暇潰し編(出題編)
・目明し編(解答編)
・罪滅ぼし編(解答編)
ひぐらしのなく頃に解(全24話)
アニメシリーズ2期にあたる2作目の作品です。1期とのつながりが深いので1期を見ていないと理解が難しいかもしれません。タイトルに解という文字があるように解答編を中心とした物語構成です。
・厄醒し編(オリジナルエピソード)
・皆殺し編(解答編)
・祭囃し編(解答編)
OVA作品
OVA作品はすべてテレビアニメシリーズの後につくられました。全部で3作品ありますが、すべて5話以内に収まっているのが特徴です。では、OVA作品を見ていきましょう。
ひぐらしのなく頃に礼(全5話)
テレビアニメ2作品の好評を受けて、2007年にひぐらしシリーズの初のOVAがつくられました。実質アニメシリーズ3期ですが、テレビアニメとは話が連動していないので、テレビアニメを見ていなくても楽しめる作品となっています。
ひぐらしのなく頃に煌(全4話)
2011年に発売されたOVAの2作目の作品です。原作シリーズ10周年を記念して作成されました。収録されているエピソードはそれぞれ「喜、努、愛、楽」がテーマになっています。
ひぐらしのなく頃に拡〜アウトブレイク(全1話)〜
2013年にパチンコ「CRひぐらしのなく頃に頂」が導入されたことをきっかけにプロモーションを兼ねて作られたOVAの3作目です。販売店は全国のパチンコ店の景品とアニメイトのみという一風変わった販売方法がとられました。