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29

Jan

【蜘蛛ですが、なにか?】真のヒロインは誰? 徹底検証

候補5:アリエル(Ariel)

出典 : Amazon.co.jp

主に「私」(=白=白織)の視点で描かれる魔物サイドの登場キャラ。
当代の魔王であり、「私」をはじめとした全ての蜘蛛の始祖
その力は圧倒的で、あらゆるステータスがほぼカンスト、スキルも膨大な数を習得し、ほとんどの攻撃が無効化される無敵に近い存在です。

しかし、「私」の並列意思というスキルによって魂に浸食を受け、それによって人格が一部「私」と混ざり合ったことで残念魔王になってしまいます。
元々臆病な面がありましたが、更におちゃらけた人格まで有したことで、普段はあまり魔王らしくありません。
とはいえ力は健在なので、決める時は決めます。

当初は最強の敵として登場しましたが、その後は「私」の相棒のようなポジションとなり、明確なメインキャラとなります。
魔物サイドでは最もヒロインに近い存在かもしれません。

候補6:ソフィア・ケレン

出典 : Amazon.co.jp

魔物サイドの登場キャラ。
「私」とアリエルに助けられ、保護された女の子。
魔族領を目指すアリエルの旅に同行し、その道中で「私」から英才教育を受け、驚異的な成長を遂げます。

その正体は転生者で、実はシュンたちと同じ教室にいた生徒の1人。
ガリガリに痩せていて、青白い顔にいつも陰鬱な表情を浮かべていたことから、陰で「リアルホラー子」、略して「リホ子」と呼ばれて蔑まれていました。

そんな彼女が転生したのは吸血鬼
サリエーラ国のケレン伯爵家令嬢で、両親は人間ですが、転生特典として吸血鬼の属性を得たようです。
吸血鬼なので不死に近い耐性を持ち、「私」の影響もあって凄まじい力を手にしています。

やがて彼女はシュンの前に現れることになります。
ヒロインというより、魔物サイドと勇者サイドを繋ぐ本作のキーパーソンの1人ですね。

候補7:管理者D

魔物サイドの登場キャラ。
唐突にスマホを出現させ、声だけで介入してくる謎の存在です。

その正体は、異世界の管理者の1人であり、かつシュンたちを転生させた物語の当事者
実は彼女もシュンたちの教室にいた生徒の1人で、彼女を抹殺するために教室は空間ごと破壊されたのです。
圧倒的な力を持つ彼女は、巻き添えにしてしまったクラスメイトと教師を転生させますが、そこには善意などなく、自称「世界最悪の邪神」に相応しい振る舞いを見せています。

作中最強の一角。
ヒロインなんてとんでもない。

候補8:ロナント・オロゾイ

魔物サイドの登場キャラ。
レングザント帝国の筆頭宮廷魔導士に史上最年少で就任し、以降もその地位に鎮座し続ける人類最強の魔法使い
ただしです。

爺なので当然ヒロインとは無関係で、それどころかチョイ役程度の存在でしたが、「私」との実力差を痛感して彼女を勝手に師と仰いで以降、様々な迷言・謎ムーブを繰り返した結果、読者のオモチャと化し、ついには「この作品の真のヒロイン」と言われるまでに。
原作8巻ではついに主役となるエピソードまで与えられていました。
割と冗談抜きで主人公に夢中すぎて周りが見えなくなったツンデレヒロインっぽいから困る。

まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』は魔物サイドと勇者サイドのストーリーが交互に展開されて、複雑に絡み合っていく物語なので、明確なメインヒロインは存在しません。
ただ、ファンの間では「ロナント爺様こそメインヒロイン」との声が割とガチの熱量で叫ばれているので、実質的なメインヒロインはこの方です。
アニメで彼が登場した時の反応が楽しみですね!

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