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21

Jan

【五等分の花嫁】上杉風太郎は本当に株を下げたのか?

「キープ太郎」に転落した原因は?

出典 : ©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁∬」製作委員会 : TVアニメ「五等分の花嫁∬」公式ホームページ|TBSテレビ

風太郎の評価に陰りが見え始めたのは、五月を除く五つ子の内の4人が彼に好意を持ったあたりからです。
ハーレム系ラブコメであれば必ず通る道なので仕方ないことではありますが、風太郎を巡って五つ子の関係がギクシャクしてしまい、作品の空気が変わってしまったことで、その原因の風太郎にも自然と良い感情を向けられなくなったファンが出て来ました。

もっとも、これはラブコメにおける通過儀礼のようなもので、受け止める側もそこまで問題視することはありません。
三玖が自分に好意を持っていたことに気付いていたと明かした10巻の時点では、まだまだ風太郎を高く評価するファンが多数いました。

問題はその後の展開です。

状況を収めるための施策だったとはいえ、二乃の自分への好意を他者にバラすなど、問題行動が目立つようになりました。
そして学園祭中に五つ子全員を呼び出して、それぞれからの好意を知りながらも「俺はお前たち五人が好きだ」と宣言したことで、一部の読者から「キープ太郎」という不名誉な呼称を使われるようになってしまったのです。
その後の展開も、この流れを加速させる内容だったため、「風太郎は良主人公」という風潮が一気に廃れていきました。

この転落に至った最大の要因は、「風太郎は他の主人公とは違う」「五等分の花嫁は他のラブコメとは違う」といった評価がやや過剰に横行していたのが原因でしょう。
最終的に誰か1人を選ぶのは、1話目の時点で確定していた訳で、そこに至るまでの仮定として風太郎が悩んだり決められなかったり多少迷走したりするのは、恋愛に疎い高校生男子としては十分許容範囲のはず。
ただ、それまでの評価があまりに高くなり過ぎていたため、そことの落差で今度は過剰に叩かれてしまった感が否めません。

余談ですが、風太郎が迷走を始めた終盤でもコミックスの売上は全く落ちておらず、寧ろ上がっています。
つまり、「キープ太郎」の風評はあくまでネット上でのネタであって、ファンを辞めるほど失望した人はそれほど多くなかったようです。

まとめ

終盤に迷走したのは否めませんが、空気で終わるより多少ネタにされるくらいがキャラとしては美味しいですよね。
恋愛が絡めば誰だって多少はイタくなるものですし、最終的に1人を選んで男らしいところも見せましたし、良い主人公だったと思います。
アニメ2期ではラストまではいかないと思うので、キープ太郎と呼ばれることもないでしょう!

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