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2021年冬放送のテレビアニメ『弱キャラ友崎くん』より、ヒロインの1人“みみみ”こと七海みなみを大特集！
メインヒロインを凌ぐ人気で、スピンオフの主役まで担っている彼女が、どうしてここまで人気者になったかを検証します！

七海みなみ（ななみ みなみ）キャラクター概要

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『弱キャラ友崎くん』に登場する女性キャラクター。
関友高校2年2組および陸上部に所属している女子生徒です。

白い肌に黒い長い髪、整った目鼻立ちにきりっとした輪郭、日本人形のようなルックスで、制服は上着を腰に巻くスタイル。
髪は後ろで縛り、かなり長めのポニーテールにしています。

クラスのムードメーカーで、誰にでも気さくに接する快活な性格。
クラスメイトからは「みみみ」もしくは「ななな」と呼ばれていて、最近は「みみみ」で統一されています。

好奇心旺盛でいたずら好きなところがあり、特に仲の良い夏林花火（なつばやし はなび）によくイタズラをしている模様。
メインヒロインの日南葵（ひなみ あおい）とはクラスメイトかつ同じ部活の所属で、短距離走のタイムおよび定期考査で日南に勝てず2位に甘んじていることに思うところがあるようです。

担当声優は長谷川育美（はせがわ いくみ）さん。

ヒロインの1人からメインヒロインに昇格

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みみみは1巻でこそあまり目立ってはいませんでしたが、表紙を飾った2巻でかなり掘り下げられて以降はメイン級の存在感を発揮し、再び表紙を飾った6巻でいよいよメインヒロインの地位を脅かすポジションへ飛躍します。
6巻以降の『弱キャラ』は葵とみみみのダブルヒロイン体制と言っても過言ではなく、実質的なメインヒロインの一角となっています。

みみみが最初に登場したのは、原作1巻の教室内。
人生をクソゲーと決め付け半ば腐っていた主人公・友崎文也（ともざき ふみや）と師弟関係を結んだ日南が、彼をリア充にすべく中くらいの課題として出した「学校の女子三人以上に話しかける」という目標の中の推奨される1人として名前を挙げた人物が、みみみでした。
みみみは移動教室の家庭科で友崎と隣になるため、話しかけやすいという判断だったようです。

かくして、みみみは全く親しくもない友崎から声をかけられる計画を裏で立てられていた訳ですが……そんなことを知る由もない彼女は、随分早く家庭科室に現れた友崎に「ん、どーした友崎くん。早いね！」と自ら話しかけました。
普通なら、そんな他愛のないきっかけから会話を始めるものですが、友崎は生粋の陰キャでコミュニケーションが下手なので、自分が「なんとなく」と返したことに対し「だよね！」と話を合わせてくれたみみみに対し、「最近の若い子の共感能力ってすごいなー」とイヤミとも受け取れる言葉を発してしまいます。

それでも、みみみは「なに言ってんの友崎くんおじさんかよ！　あはははは！」と豪快に笑い飛ばし、会話を続行。
世の陰キャが思わず「天使かよ！」と思ってしまうくらい、包容力のある対応をしていました。

以降、友崎とみみみは顔なじみのクラスメイトとなり、話す機会も増えていきます。
脳天気なように見えて、実は繊細な所もあり、周囲に迎合することで安心を得ようとする意外な一面があることも、友崎との会話で明るみに出ました。

そんな2人の関係に転機が訪れます。
きっかけとなったのは、2巻に収録されている生徒会選挙のエピソードです。

完璧超人の日南が生徒会選挙に立候補すると知ったみみみは、自分も立候補し、彼女と争う選択をします。
それは、単に生徒会に入りたいから……ではありません。
日南に勝つためでした。

成績でも2番、得意分野の陸上でも2番。
どうしても日南に勝てず次点に甘んじていたみみみは、そのことにコンプレックスを抱いていたのです。

友崎はアタックファミリーズ（アタファミ）というゲームで日本1位をキープしており、これを心の拠り所にしていました。
そのため、友崎はみみみの1位に固執する気持ちに共感し、元々彼女の参謀として選挙に協力することを日南からの課題として出されていましたが、自分の意思で協力することにしました。

選挙活動を通し、お互いの考え方や好きなものへの思いを語り合った2人は距離をグッと縮め、みみみは少しずつ友崎を意識するようになります。
この時点では、あくまでメインヒロインは日南で、みみみはエピソードヒロイン的なポジションでしたが……6巻にてみみみは友崎に告白。
明確に好意を示したことで、晴れてメインヒロインの一角へと食い込むことになりました。