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2021年よりテレビアニメ2期の後半がスタートする『Re:ゼロから始める異世界生活』の3期が制作される可能性をいち早く徹底検証！
1期と2期の円盤売上や配信実績の比較やストックの有無などから、今後続編が作られるかどうかを予想します！

2期の評判は？

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テレビアニメ1期の大ヒットを受け、2020年夏より2期の放送が始まった『Re:ゼロから始める異世界生活』。
その期待度は非常に高く、放送前に実施されたdアニメストアのアンケート「今期何見る？2020夏アニメ人気投票」では、『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』『とある科学の超電磁砲T』といった他の人気作の続編を抑え、堂々の1位を獲得しています。

しかも10代～70代の全年代、および男女で1位を獲得。
あらゆる世代のアニメファンから大きな期待を集めた、2020年夏アニメ最大の期待作でした。

この大きな期待に見事応え、リゼロは再び高い評価を得ます。
ABEMAが放送後に発表した「累計視聴者数」「コメント数」では共に全体の2位を獲得。
その他、アニメ！アニメ！実施のアンケート「2020年夏アニメ（7月クール）で一番良かった作品は？」では3位、numanの「2020夏アニメ面白かった作品ランキング」では2位、Nアニメの「2020年夏アニメランキング 」でも2位と、ほとんどのアンケートで上位に入る好結果を得ています。

一方で、2016年春～夏の主役になっていた1期と比べると、さすがに話題性という点では及ばない印象も受けます。
続編アニメは1期ほどの新鮮味はないので、当然といえば当然なのですが、リゼロ2期の場合はそれ以外にも話題になり難い理由が2つありました。

1つは放送形態です。
リゼロの2期は分割2クールでの放送で、2020年夏に前半、2021年冬に後半を放送します。
そのため、原作第四章（聖域編）の起と承までしか映像化されなかった前半では、どうしても盛り上がりに欠ける点は否めませんでした。

そしてもう1つは、1期で圧倒的な人気を獲得し、リゼロの看板キャラとなったレムの不在です。
2期1話で魔女教の“強欲”担当レグルス・コルニアスと“暴食”担当ライ・バテンカイトスに襲撃を受け、スバル以外に存在を忘れられた眠り人になってしまい戦線離脱を余儀なくされたことで、ストーリーに全く絡まなくなってしまいました。
これによって、レムファンがアニメを話題にする機会はどうしても失われてしまい、盛り上がる機会が減ってしまったのです。

それでも、2期前半では2人のキャラがトレンド上位に食い込む健闘を見せました。

まずは2期より登場した、“強欲の魔女”エキドナ。
スバルに強い関心を示し、聖域の結界を解除するための試練では制服姿まで披露し、ファンを魅了。
終盤に見せた、魔女らしい狂気と長ゼリフも話題になりました。

そしてもう1人、大健闘を見せたのがオットー・スーウェン。
1期では単なるチョイ役の気弱で不運な青年という印象でしたが、2期では男気を見せた上にスバルの友人兼相棒となる飛躍を見せ、前半ラストは彼がスバルを殴るシーンで締めるという破格の待遇で存在感を示し、トレンド入りを果たしています。

彼らの活躍もあって、リゼロ2期はレム不在の中でもアニメファンから一定以上の支持を得ました。

円盤売上は半減も続編ライン突破

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リゼロ2期のBlu-ray・DVDの売上は5000～6000枚です。
1期は1万枚を記録していたので、約半分ということになります。

かなり落としたことは否定できませんが、1期が放送された2016年から4年が経過しているので、致し方なしといったところです。
レム不在の中でもこの円盤不況にあって約5000枚を売り上げているのは、話題になったキャラ頼りではなく、それ以外のキャラやストーリーも評価されている証。
仮に3期を制作しても、そこまでは落とさないという期待感はあります。

また、5000枚以上の売上を記録するテレビアニメは近年決して多くはありません。
一昔前でも5000枚を越えると続編制作ラインと言われていたので、現在であれば尚更その可能性は高まります。

ちなみに、原作＆コミカライズのシリーズ累計発行部数は、2020年3月に700万部を突破したことがアナウンスされて以降、公式な発表はありません。
よって2期がどれくらい原作売上に効果を及ぼしているかは不明です。