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Jan

【呪術廻戦】2期は確定!? コミックス爆売れで「第二の鬼滅」も視野に

出典 : Amazon.co.jp

2020年10月に放送を開始したアニメ『呪術廻戦』2期が制作される可能性を徹底検証!
前評判と期待の高さに応え、原作だけでなくアニメでも多くのファンを魅了している本作の現状を踏まえ、今後のアニメ化展開を予想します!

円盤予約・配信共に好調! 2期は99%以上確実!?

出典 : Amazon.co.jp

『呪術廻戦』のBlu-ray・DVDの第1巻は2021年1月20日に発売予定です。
なので、本来は2021年1月下旬まで待たなければ正確な売上データは出ませんが、Amazonでの予約状況からある程度の好不調は判断できます。
呪術廻戦の円盤予約は、2020年秋クールのアニメの中で『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に次ぐポジションをキープしており、同クール内でもトップクラスの数字が期待できる状況です。

そして、それ以上に好調なのが配信です。

国内ではABEMAの人気ビデオランキング(有料)で上位に入るなど、2020年秋クールのアニメではトップの配信実績を誇っています。
そしてそれ以上に海外人気は顕著で、中国のビリビリ動画では2020年12月6日時点で早くも1億再生を突破しており、中国での人気が高い同クールの『トニカクカワイイ』を大きく上回るハイペースで推移しています。
アメリカの企業が運営する配信サービス「Crunchyroll」でも同クールトップを堅持しています。

ここまでアニメが盛り上がった大きな要因は、第7話「急襲」の反響です。

この回は、主人公・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の指導者で最強の呪術師でもある五条悟(ごじょう さとる)と特級呪霊のバトルがメイン。
これまでの回よりも遥かにランクが上の者同士の戦闘とあって、作画にもかなり力が入っており、スピーディかつド派手な演出のバトルになりましたが、それ以上に五条先生の素顔が明らかになったことが衝撃的だったようです。

五条先生は普段、布やサングラスで目を覆っているため、アニメではこの回が初の素顔お披露目となりました。
イメージよりも若く、そして圧倒的なイケメンを目の当たりにし、また彼が最強である理由も明らかになったことで、女性ファンが一気に急増
SNSを中心にバズった結果、円盤各巻の予約順位や公式アカウントのフォロー数が大幅にアップしました。

こういった神回を生み出した作品は「食いつかれやすい」「話題になりやすい」という評価を受け、一時的な人気ではなく更なる爆発的ヒットを予感させるため、長期的なアニメ化展開が行われやすい傾向にあります。
その点を考慮しても、呪術廻戦の2期は堅いと思われます。

最大の焦点は「第二の鬼滅」になれるか

出典 : Amazon.co.jp

円盤予約、配信、SNSでの反響など、あらゆる面で好調な呪術廻戦ですが、アニメ効果が最も大きく出ているのは原作コミックスの売上です。
アニメ放送開始以降、全巻がランキング上位に入るほど売れまくっていて、発行部数もどんどん伸びていっています。

これと同じ現象が起こった作品は数えるほどしかなく、その中の1つが同じジャンプ作品の『鬼滅の刃』です。
アニメの放送当初から全巻重版がかかり、神回と評判になった第19話「ヒノカミ」が放送された2019年8月以降は全巻が上位にチャートインするようになり、驚異的な勢いで売れ続けました。

この鬼滅の刃の勢いがつき始めた頃と、呪術廻戦のコミックスの売上推移を比較してみます。

『鬼滅の刃』累計発行部数推移

2018年06月 *250万部(11巻)アニメ化決定
2018年11月 *300万部(13巻)
2019年02月 *350万部(14巻)
2019年03月 *450万部(14巻)
2019年04月 *500万部(15巻)アニメ放送開始
2019年05月 *600万部(15巻)
2019年06月 *700万部(15巻)
2019年07月 *800万部(16巻)
2019年09月 1200万部(16巻)アニメ放送終了
2019年10月 1400万部(17巻)

2020年12月 1億2000万部(23巻)完結

『呪術廻戦』累計発行部数推移

2019年11月 *250万部(*7巻)アニメ化決定
2020年02月 *350万部(*9巻)
2020年03月 *400万部(10巻)
2020年05月 *450万部(10巻)
2020年08月 *680万部(12巻)
2020年10月 *850万部(13巻)アニメ放送開始
2020年11月 1000万部(13巻)
2020年12月 1200万部(13巻)

アニメ化決定から放送開始までの伸び、そしてアニメ放送中の伸び、いずれも呪術廻戦の方が上回っています。
よって、このまま伸び続ければ「第二の鬼滅」になる可能性も決してない訳ではありません。

近年、エンタメ業界は極端な一極集中が起こりやすい状況下にあります。
人気が出た作品はSNSで拡散され、全国各地の人が共有することを望む時代。
鬼滅の最終巻が発売された今、今後もしこの一大ブームが一段落したならば、次のブームが呪術廻戦になることも十分あり得ます。

ジャンルがダークファンタジーという点も無視できません。
『進撃の巨人』以降、このジャンルは当たるとデカい傾向が見られ、実際鬼滅もダークファンタジーの部類に入ります。
進撃、鬼滅と続いたダークファンタジーのメガヒットですが、そこに呪術廻戦が並んでも違和感はありません。

女性受けが良い作品というのもポイント。
近年の傾向として、爆発的ヒット作になるには女性層の支持は欠かせません。
その点においても呪術廻戦は条件を満たしています。

とはいえ、鬼滅級のヒットになるには、まだまだ何度もブーストがかかる必要があります。

例えば、鬼滅は和の要素が強く、それぞれのキャラが同情すべき過去を背負っており、そこをクローズアップされたことで親世代にも受け入れられました。
また、メインキャラのみならず各柱がそれぞれの背景を掘り下げられ、それぞれが一国一城の主となるくらい大勢のファンを獲得したこと、しのぶやカナヲといった女性キャラが小さい子供に絶大な支持を得たこともあって、キャラ人気が凄まじい勢いで各方面に広がっていったのも、これだけの爆発的ブームに繋がったと思われます。

呪術廻戦でこのような現象が起きるためには、人気投票上位のメインキャラ勢だけでなく、それ以外の面々の人気上昇にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

コメント

  1. より:

    第2の鬼滅とかいうのやめろよ、鬼滅と呪術は別なんだからさ

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