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Dec

【トニカクカワイイ】2期の可能性を徹底検証! 中国での大ヒットが追い風に?

出典 : Amazon.co.jp

2020年秋に放送されたアニメ『トニカクカワイイ』2期が制作される可能性を徹底検証!
海外でラブコメ作品としては異例ともいえる高評価を得ている現状を踏まえ、今後続編が作られるか否かを予想してみました!

『ハヤテ』の作者が送る、竹取物語の続きを描いた直球ラブコメ

出典 : Amazon.co.jp

2020年秋放送のテレビアニメにはたくさんの話題作がありましたが、その中の1つに名を連ねているのが『トニカクカワイイ』です。

原作は、週刊少年サンデーで2018年より連載を開始したラブコメ漫画。
作者は2004~2017年に『ハヤテのごとく!』を連載し、大ヒットを記録していた畑健二郎先生です。

ハヤテはたくさんの女の子が登場するハーレム系執事コメディでしたが、このトニカクカワイイはヒロインを1人に絞ったラブコメで、主人公の由崎星空(ゆざき なさ)と、謎多き少女・由崎司(ゆざき つかさ)が結婚し、夫婦となるところから物語は始まります。
アニメ第1話(原作第2話)で「これは竹取物語の続き」と明言されているので、竹取物語の設定を踏襲していると思われますが、司の正体は原作14巻の時点では明言されておらず、「月に帰れなかったかぐや姫」説をはじめ様々な考察が行われています。

連載当初から好評を博し、2020年3月にアニメ化を発表。
同年10月よりTOKYO MXなどで放送を開始し、国内外の各動画配信サービスで配信も行われています。

dアニメストアが放送前に実施したアンケート「今期何見る?2020秋アニメ人気投票」では12位(新作の中では5位)にランクイン。
4期まで制作されたハヤテの作者の新作ということで、アニメファンの間でも注目を集めていたようです。

一方で、内容に対する評価は割と真っ二つでした。

「トニカクカワイイ」でGoogle検索すると、サジェストにポジティブなキーワードとネガティブなキーワードが混在しており、賛否両論であることがわかります。
これはある意味当然で、トニカクカワイイという作品は人を選ぶラブコメなのです。

本作は夫婦のイチャイチャがメインなので、「主役の2人を好きになれない人」「最初から関係が成立しているラブコメが合わない人」「直接的な愛情の言葉を多用する作品が苦手な人」には明らかに向いていません。
スタンダードな少年向けのラブコメではなく、最初から読者層がある程度絞られている作品です。

それはコミックスの売上からもわかります。

トニカクカワイイの単行本の初動セールスは、1巻から最新巻までほぼ横ばい
これは「ハヤテの作者」ということで連載開始当初から知名度が高く、かつ初期の段階で「これはこういう作品です」というプレゼンがしっかり出来ているので早々に読者が取捨選択しやすく、大半のファンが継続して追い続けているものの新規が入って来にくい、という状況を意味します。
要するに、好きな人は最後まで追いかけるし、そうでない人はすぐにバッサリと切り捨てるというタイプの作品で、その中間の「今は微妙でも今後の展開に期待して読み続ける」という人はあまり多くなく、肯定意見も否定意見もハッキリと出やすいのです。

そして当然、これはアニメ版においても同様。
よく「アニメは3話まで観て判断すべき」といった論調がありますが、このトニカクカワイイに関しては1話もしくは2話の時点で方向性が完全に見えます
そのため、中盤以降の展開でBlu-ray(円盤)売上が飛躍的に伸びる可能性は高くないでしょう。

しかし本作は、円盤売上以外の部分で2期制作の望みが生まれました。

海外で大ウケ! 現代ならではの形で2期実現へ

https://twitter.com/tonikawa_anime/status/1317317222327414784

トニカクカワイイの放送が始まってしばらく経った頃、公式アカウントで意外な報告が行われました。
それは「中国のビリビリ動画で視聴数ランキング2週連続で1位を獲得している」という内容。
日本のアニメの公式アカウントで、ビリビリ動画での好調を伝えるケースはあまりなく、異例の言及でした。

2020年11月現在、そのビリビリ動画では既に6000万再生を突破。
このペースでいけば、放送が終わる頃には1億再生まで伸びるのはほぼ確実です。

また、海外のアニメコミュニティ「Anime Trending」が行っている人気投票でも、トニカクカワイイは毎週上位にランクインしています。
同ランキングはアニメファンの間では有名で、海外人気の指標としてよく参考にされている情報。
この件もトニカクカワイイの公式アカウントが言及し、各まとめサイトでも取り上げられたことで、「トニカクカワイイは海外でヒットしている」という認識が国内のアニメファンの間でも浸透しました。

もっとも、配信で好調なのは国外だけではありません。
dアニメストアでも放送日のデイリーランキングで毎週1位を獲得しており、人気をキープしています。

ビリビリ動画や配信で人気を集めたアニメは、円盤売上にかかわらず2期が来る可能性があります。
近年でも『小林さんちのメイドラゴン』『盾の勇者の成り上がり』『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』『虚構推理』などの作品が、円盤売上は高くなくとも海外人気が後押しし、2期を実現させています。

このままの勢いなら、トニカクカワイイも現代ならではの形で2期を実現させることが十分考えられます。

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