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Oct
【ゆるキャン△】なでしこが何故ここまで可愛いのかまとめてみた! 各務原さん、中学時代は太ってたって本当ですか? #ゆるキャン
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テレビアニメ2期の放送、そして映画の公開が決定した『ゆるキャン△』より、各務原なでしこの魅力をまとめました!
なでしこのかわいさや美徳、そしてアニメ1期1話で姉・桜から「ブタ野郎」と罵られた理由など、その全てを徹底検証します!
各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)キャラクター概要
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『ゆるキャン△』のメインキャラクターの1人で、山梨県・本栖高校に通う女子高生。
柔和な顔立ちと長い髪が特徴で、常にのほほんとした雰囲気を醸し出しています。
食べることが大好きで、何を食していても周囲からは美味しそうに食べているように見えるようです。
人見知りは一切せず、初対面の相手にも気さくに話しかけるタイプ。
天真爛漫で子供っぽい発言が目立つ一方で、相手の顔色を窺いながら引く時はちゃんと引く判断をするなど、しっかりと空気を読むこともできます。
お化けや幽霊などホラー系は大の苦手で、血を見るのもダメ。
夜道を歩くのでさえかなり抵抗があるようです。
アニメの担当声優は花守ゆみり(はなもり ゆみり)。
人懐っこさと順応性の高さが生んだ無敵のコミュ力
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なでしこはゆるキャンという作品において、なくてはならない存在です。
というのも、本作に登場するキャラの多くはなでしこのコミュ力によって結びついているからです。
なでしこと並ぶ本作の主人公・志摩リン(しま りん)はその筆頭です。
ソロキャンプ限定でアウトドアライフを満喫していたしまりんは1人静かにキャンプするのが好きで、みんなでワイワイ楽しむような空気は苦手なタイプ。
そんな彼女が他人と一緒にキャンプするようになったのは、なでしこの熱心かつ適切な誘いがあったからこそです。
アニメ1期1話「ふじさんとカレーめん」で、なでしこは山梨へと引っ越してきた当日に大好きな富士山を見に麓まで自転車で向かったものの、疲労困憊で日没まで寝過ごしてしまいます。
辺りは真っ暗で、しかも知らない土地。
そんななでしこの窮地を救ったのが、たまたま彼女の遭難場所でキャンプをしていたしまりんでした。
1期2話「ようこそ野クルへ!」では、なでしこの転校先の高校にしまりんも通っていると判明。
しまりんと関わったことでアウトドア活動に興味を持ち、同好会「野外活動サークル(野クル)」へと入会したなでしこは、お礼がてら「私たちと一緒に野外活動サークルやろ」と誘おうとします……が、しまりんにイヤな顔で拒絶されてしまいます。
しまりんは野クルの大垣千明(おおがき ちあき)のような騒がしいノリの人間が苦手で、距離を置くようにしています。
もしここでなでしこが「いいじゃん、やろーよ!」と強引に誘い続けるような性格だったら、2人の縁はそこまでだったかもしれません。
しかし、なでしこは元気キャラであっても押し一辺倒ではなく空気を読める子なので、しまりんの拒絶具合を見極め一旦引きます。
その結果、根は優しいしまりんはイヤな顔をしてしまったことを「ちょっと悪い事したな」と反省。
なでしこに直接謝罪し、なでしこも無理に誘ったことを詫びます。
相手のパーソナルスペースにズケズケと入り込んで行かないなでしこの行動と性格が、しまりんにとっては心地良い距離感だったらしく、以降2人は急速に距離を縮めていきます。
そして、しまりんは野クルと一緒にキャンプするまでになり、苦手だった千明とも仲良くなることができました。
また野クルの2人、千明と犬山あおい(いぬやま あおい)に対しても、なでしこのコミュ力は遺憾なく発揮されています。
千明とあおいは中学時代から付き合いのある親友同士で、野クルはその2人が設立し、2人だけで活動しているサークル。
既に人間関係が確立されてしまっている状態です。
こういった状況で外部から入っていくのはかなり難しいものですが、なでしこはあっという間に2人と打ち解け、昔からの仲良し3人組としか思えないような関係を構築しました。
あまりにも即座に馴染んだので見逃されがちですが、ここでなでしこは持ち前の順応性の高さを見せています。
部室は異様に狭く、部員の2人も優しいとはいえ結構クセのある部分もあり、しまりんも苦手としていた独特な空気を持ったサークルでしたが、なでしこは変に身構えず、新入りだからという遠慮も特にせず、自然体で2人と接しました。
何より重要なのは、千明とあおいのどちらか一方とではなく、両方とも同じくらいの頻度で会話をしているところ。
3人組は2対1の構図になると途端に関係が悪化、破綻してしまうことが多いのですが、なでしこは2人しかいなかったサークルの新入部員として最善の身の振る舞いをしていました。
良く言えば無邪気で天真爛漫、悪く言えば脳天気な印象が強いなでしこですが、そのイメージとは少し違う美徳を彼女は持っています。
人気ゲームキャラ「カービィ」を連想させるマスコット的可愛さ
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なでしこは外見においても可愛さが際立つキャラですが、その可愛さはどこかマスコット的。
目標物を発見するとすぐに走り出すことから、作中ではよく「犬」に例えられていますが、彼女の外見は犬よりも更にマスコット感の強いものに似ています。
それはカービィです。
カービィとは、任天堂の人気ゲームソフト『星のカービィ』シリーズの主人公。
小さくて丸っこくて瞳がキラキラしていて、全身ピンク色の可愛いキャラクターです。
移動する際には両手を広げるポーズを良く見せています。
そのカービィとなでしこがそっくりだと、ファンの間では評判になっているのです。
確かに共通する部分はたくさんあります。
なでしこも髪はピンク色(マンガ的表現)ですし、なでしこがよく見せる口を「H」の形にした表情をカービィもよくします。
なでしこが瞳をキラキラさせるシーンもたまに見かけますし、デフォルメされた絵では輪郭が丸っこくなるので更にシンクロ率が上がります。
このカービィと似ているという要素は、「よく知ってるキャラクターと似てるから親近感が湧く」という長所にも繋がりますが、重要なのはそこではありません。
カービィは非常にシンプルかつ記号的なデザインでありながら多くの人に親しまれたキャラで、その特徴をなでしこも内包しているという点こそがポイントです。
つまり、なでしこがカービィと似ていると評判になったのは、なでしこのキャラデザが大多数の人に好意的に捉えられるデザインであるという証。
大きな特徴はありませんが、奇を衒わない自然な見た目でありながら多くの人に覚えられ、しかも好印象を持たれる外見なのです。
二次元・三次元を問わず、人の第一印象の大半は外見で決まります。
キャラクターの魅力が大きなウエイトを占める日常アニメにおいて、主人公級のキャラの見た目は極めて重要。
その風貌によって、どういう作品なのか、どんな方向性のアニメなのかを視聴者は本能的に判断するものです。
普遍的かつ誰からも愛される外見のなでしこが主人公の1人として前面に出ていたことが、ゆるキャンがたくさんのアニメファンに受け入れられた理由の1つに挙げられるのではないでしょうか。
コメント
なでしこの無邪気さ、天真爛漫さに覆い隠されがちな空気を読み、他者と適切な距離を取れる性格、順応性の高さなど見逃しやすい魅力についてわかりやすく解説して下さりありがとうございます。また、過去のエピソードから裏付けられる劇中での行動に驚かされ、より一層ゆるキャン△を好きになれました。なでしこが愛される由縁についての説明も大変説得力がありました。