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【STAR WARS】愛ゆえに堕ちた悲しき男!アナキン・スカイウォーカーの魅力を徹底解説!
『スター・ウォーズ』シリーズはジョージ・ルーカスの構想をもとに作られたスペースオペラです。1977年にエピソード4『新たなる希望』が公開されて以来、続くエピソードが世界中で大ヒットし、世界で最も興行的成功を収めた映画シリーズの一つになりました。
映画のみならず、アニメ、ノベライズ、ゲームなど、様々な媒体で展開され、スピンオフ作品なども多いことから、たくさんのファンに愛され続けています。そんな大人気の『スター・ウォーズ』シリーズの最重要人物、アナキン・スカイウォーカーの魅力について紹介します。
アナキン・スカイウォーカーのキャラクター概要
アナキン・スカイウォーカーは、『スター・ウォーズ』シリーズ・エピソード1~3の主人公です。砂漠の惑星タトゥイーンで母のシミ・スカイウォーカーと共に奴隷として過ごしていたところを、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンに見いだされ、ジェダイとしての道を歩むことになります。
師匠はクワイ=ガン・ジンの弟子オビ=ワン・ケノービ。そして、映画では登場しませんがアニメ版スター・ウォーズのクローンウォーズや反乱者などに登場するアソーカ・タノが弟子です。
ライトセーバーの剣術や戦闘機の操縦技術に長けた、心優しい青年に成長しますが、感情的になりやすく、冷静に判断できない面も併せ持っています。また、愛する者を失いたくないという気持ちが強く、パルパティーン(ダース・シディアス)につけこまれてしまう要因となっています。
エピソード2でジェダイの掟を破り、パドメ・アミダラと結婚。双子をもうけますが、出産直後にパドメは死亡。ジェダイを裏切ったアナキンは、オビ=ワンとの戦いで左腕と両足を失い、全身に火傷を負います。
エピソード4~6ではシスの暗黒卿、ダース・ベイダーとして登場オビ=ワンとの戦いの後遺症で義手・義肢と生命維持装置を装着した体となりますが、依然として高い戦闘能力を誇り、銀河帝国軍の指揮官となります。パドメが亡くなったことで、執着や迷いが消え隙のない性格に変貌。
息子のルーク・スカイウォーカーをダークサイドに誘い、親子で銀河を支配しようと画策します。しかし、ダークサイドの誘惑に屈せず、父の良心を信じ続けるルークに心を打たれ、ジェダイとして、アナキン・スカイウォーカーとしての心を取り戻します。
ダース・シディアスを自らの手で葬り、『フォースにバランスをもたらす者』としての使命を果たしたベイダーは、成長したルークの姿を確かめ、息を引き取ります。
エピソード9ではフォースと一体となり、パルパティーンに力を奪われたレイ・スカイウォーカーに対してフォースにバランスをもたらすよう、声をかけます。演じた俳優は、ジェイク・ロイド(エピソード1)、ヘイデン・クリステンセン(エピソード2~3、エピソード6・2004年版以降、エピソード9・声の出演のみ)、セバスチャン・ショウ(エピソード6)。
日本語吹き替えは、矢島晶子(エピソード1)、浪川大輔(エピソード2~3)、鈴木瑞穂(エピソード6・日本テレビ版)、大平透(エピソード6・ソフト版)。