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Nov
【とある科学の超電磁砲】4期の可能性を徹底検証!キーワードは「20」
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2020年に放送された3期も好評を博した『とある科学の超電磁砲』の4期が今後制作される可能性についてまとめました!
3期の売上や配信の実績、原作のストックおよび連載状況などから、更なる続編が放送されるのか、されるのならいつ頃かを予想します!
スピンオフ史上最高クラスのヒット作へ! とあるシリーズの看板タイトル
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『とある科学の超電磁砲(レールガン)』は、アニメ史上でも稀に見る異例のヒット作です。
というのも、この作品は『とある魔術の禁書目録』のスピンオフでありながら、本編を上回る勢いを持続しているからです。
超電磁砲が月刊コミック電撃大王で連載を開始したのは、2007年2月のこと。
当時、禁書の原作ラノベは既に累計100万部以上(巻平均10万部以上)を記録するヒット作になっていて、のちのアニメ化有力候補作品でした。
そのため、コミカライズにも力が入っていて、電撃大王と月刊少年ガンガンの2誌で企画が進んでおり、ガンガンの方が先に連載を決めた為、電撃大王側は作中人気No.1ヒロインの御坂美琴(みさか みこと)に白羽の矢を立て、科学サイドをメインとしたスピンオフを連載することになったようです。
作画を担当することになった冬川基先生は当時、同人活動を行っていたものの商業デビューはしておらず、完全な新人。
そんな冬川先生の商業デビュー作となった『とある科学の超電磁砲』は、禁書本編1巻の裏側で起こっていた「幻想御手(レベルアッパー)」という謎のアイテムにまつわる事件を描いた幻想御手編で幕を上げました。
すると、本編と関連しながらも独立したストーリーは原作組から高く評価され、新人離れした画力による派手な異能力バトル描写、美琴・白井黒子(しらい くろこ)・初春飾利(ういはる かざり)・佐天涙子(さてん るいこ)のメインキャラ勢による和気藹々とした日常のやり取りは『禁書』を知らない読者からも注目を集め、瞬く間に人気を獲得。
禁書のアニメ化を目前に控えた時期にリリースされた電撃大王2008年10月号では表紙を飾り、コミックスは3巻までで累計発行部数100万部を突破するなど、大ヒットを記録しました。
その後も順調にファンを増やした結果、スピンオフでありながらテレビアニメ化が決定。
今でこそ『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝』『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』『緋弾のアリアAA』のようにスピンオフ作品がアニメ化されるのは珍しくありませんが、当時としては異例の出来事でした。
しかもこの超電磁砲のアニメ、Blu-ray・DVD(円盤)の売上が2万枚を大きく超える大ヒットとなり、本編の禁書を上回るビッグセールスを記録し、とあるシリーズの看板タイトルへと成長を遂げたのです。
3期の円盤売上も好調! 配信も絶好調で4期に死角なし
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2009~2010年に2クールにわたって放送された超電磁砲のアニメは、1クール目を原作準拠、2クール目をオリジナルストーリーで展開するという形で映像化されました。
2期『とある科学の超電磁砲S』も同じパターンの構成で制作され、1クール目に原作の妹達(シスターズ)編、2クール目にオリジナルとなる革命未明(サイレントパーティー)編を放送。
1期から4年近く経っていたため売上は多少落としましたが、それでも1万7000枚の大ヒットとなりました。
ここまで売れれば、当然3期の制作もすぐに行われると思われましたが……3期『とある科学の超電磁砲T』の放送は、2期から約7年後となる2020年まで待たなければなりませんでした。
この7年でアニメ円盤市場は大きく縮小し、今やAmazonプライムビデオやABEMAなどの動画配信サービスで簡単に一気見できる時代。
当然、7年前のような円盤売上は望むべくもありませんが、それでも超電磁砲3期は安定したセールスを記録しており、毎巻5000枚を超える数字を残しています。
これは2期を勝ち取った『まちカドまぞく』や『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』と同等の数字であり、続編が制作されるには十分な実績です。
しかも、3期の好調さは円盤売上だけに留まりません。
海外配信でも顕著な好結果を残していて、2020年11月現在、中国の動画共有サイト「ビリビリ動画」で1億6000万再生を記録しているのです。
この数字は、仮に円盤売上が2~3000枚程度でも2期を十分に狙えるレベルの再生数です。
それに加え、超電磁砲には圧倒的な原作力があります。
禁書関連のシリーズ累計発行部数は3100万部で、現時点での超電磁砲だけの累計発行部数は不明ですが、11巻の時点で680万部なので、16巻が発売されている今は800~900万部にまで伸びていると推定できます。
これだけの実績があれば、海外や出版社からの出資も大いに期待できるため、4期の可能性は極めて高いと言えるでしょう。