原作のストックは？

出典 : Amazon.co.jp

『魔王学院の不適合者』のアニメ1期は、原作小説書籍版の1～3巻（勇者学院編まで）を映像化しています。
2020年10月現在、書籍版は8巻までリリースされており、なろうでは13巻分（13章）まで投稿されているので、ストック面では今すぐにでも2期の制作を開始することが可能です。

もし2期が制作される場合は、6巻「神竜の国ジオルダル編」まで……と言いたいところですが、6巻より7巻「アガハの預言編」までの方がストーリー的に収まりがよさそうです。
いずれにせよ、既に書籍化されている範疇なので問題はありません。

ストック以外の悩ましい問題としては、前述したように漫画版の連載が止まっていること。
かやはるか先生の描いているコミカライズは非常に評価が高く、本作がアニメ化した大きな要因の1つになっているので、できれば連載再開という形が望ましいでしょう。
しかし、どうしても再開が難しいとなれば、2期を見据え別の方にあらためてコミカライズを依頼することも、もしかしたらあるかもしれません。

まとめ

『魔王学院の不適合者』は、かつての『魔法科高校の劣等生』みたいな盛り上がりを見せている印象で、お兄様がそうであったように、本作はアノス様の人気が際立っています。
しかも、「さすおに」が深雪の台詞だった劣等生に対し、魔王学院の人気の台詞「○○だからといって、△△だと思ったか」はアノス様のもの。
劣等生におけるお兄様以上に、この作品はアノス様の突出度が際立っています。

恐らく（もしかしたら既に）作品名以上に「アノス様」という言葉が浸透して、作品の略称も「アノス様」が定着するでしょう。
そして、今後更にアノス様の普及が進めば、自然と2期という結果が見えてくるはずです！