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Sep
【神達に拾われた男】リョウマは職業「テイマー」を普及させることができるのか? 徹底検証
2020年秋放送のなろう原作アニメ『神達に拾われた男』より、主人公・リョウマを大特集!
彼の基本的な情報と魅力、そしてテイマーとしての特徴および能力から、彼がアニメファンにテイマーという職業を普及させることができるかどうかを徹底検証します!
リョウマ キャラクター概要
『神達に拾われた男』に登場する男性キャラクターで、本作の主人公。
本名は竹林竜馬(たけばやし りょうま)で、日本在住の中年サラリーマンでしたが、睡眠中のクシャミで頭を床に打ち付けてしまい、脳内出血によって死亡。
異世界でリョウマという少年に転生し、第二の人生を歩むことになります。
生前は子供の頃から父親に武術を叩き込まれ、日々訓練を怠らずにいたため、筋肉質の体をしていました。
一方で、毎日夜遅くまで残業する生活をしていたためか、外見は実年齢以上に老けていた模様。
転生直後は10にも満たない少年で、麻の服を着たあどけない姿となり、その後は年齢相応の成長を遂げています。
性格は生前から生真面目で優しく、コツコツと地道に頑張ることができるタイプ。
またアニメや漫画を好むオタクでもありました。
転生後も基本的な性格は変わっていません。
人付き合いには全く問題がないタイプで、自分の住む森に突如現れたジャミール公爵一行にも薬を提供し、家で休むよう申し出るなど、自ら進んで交流を図ろうとします。
転生してから3年もの間、人と接する機会が皆無だったため、当初はカタコトでの会話でしたが、次第に言葉を思い出し、通常のコミュニケーションを取れるようになりました。
担当声優は田所あずさ(たどころ あずさ)さん。
生前の竹林竜馬の声は安元洋貴(やすもと ひろき)さんが担当しています。
多くの寵愛を受けるチヤホヤ系主人公
出典 : ©Roy・ホビージャパン/『神達に拾われた男』製作委員会 : TVアニメ『神達に拾われた男』公式サイト
異世界転移・転生ものの主人公にはいろんなタイプがいます。
学校や社会に馴染めずニート・引きこもりだった人物もいれば、ブラック企業勤務の社畜も少なくありません。
基本的には、生前はあまり人生が上手くいっていなかった主人公が多いですね。
生前のリョウマはブラック企業勤務で、決して恵まれてはいなかったものの、不幸せな人生を歩んでいる訳ではありませんでした。
残業は多く、自分が何の為に生きているのかと疑問を抱いてもいましたが、それは会社勤めの人間であれば誰しもが通る道。
趣味もあり、周囲との交流もあり、それなりの日々を送っていました。
しかし、そんな彼がまだ人生半ばで突然死してしまったことで、状況は一変します。
睡眠中に死亡してしまった彼の魂を呼び寄せたのは、創造神ガイン、愛の女神ルルティア、生命の神クフォの3名。
彼らは、「セイルフォール」という世界にリョウマの魂を送ることでセイルフォールと地球を繋げ、魔力が涸渇しつつあるセイルフォールに地球側から魔力を供給できるようにしようと考えていました。
つまり、リョウマはセイルフォールに存在しさえすればOK。
それ以外の使命は特になく、しかも神々から生前培った能力をベースにした力を与えられ、自由気ままに生きることが可能となりました。
どうやら3名の神はリョウマのことを気に入ったらしく、その後の人生も温かく見守り続けるようです。
神々の寵愛を受け、第二の人生を歩むことになったリョウマは、セイルフォールのリフォール王国にあるガナの森に到着します。
人里離れたその地でリョウマが出会ったのは、スライム。
従魔術「テイム」を使い、スライムを使役することに成功した彼は、ガナの森で3年間スライムをひたすら研究する生活を送ります。
その後、偶然ジャミール公爵家当主ラインハルト・ジャミールとその一行が森を訪れたのをきっかけに、リョウマのコミュニティと行動範囲は一気に広がります。
ラインハルトの妻エリーゼをはじめ、たくさんの人々と神々が彼を気に入り、気にかけ、そして優しく接してくれます。
そういう意味では、リョウマはチヤホヤ系主人公と言うことができるでしょう。
ただ、リョウマは恵まれているだけの人間ではありません。
というのも、彼は元々「地球の神」から何らかの理由で苦難を与えられており、生前は不幸な運命にされてしまっていたようなのです。
そんな彼が人生の楽しさを取り戻すことが、この作品の見所の1つでもあります。