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Sep

【生徒会役員共】3期はあり得る? OVA2期、劇場版2作を作られた人気作の今後を徹底予想

テレビアニメ3期の可能性は?

出典 : Amazon.co.jp

OVA、劇場版とアニメ展開が途切れずにいる生徒会役員共ですが、テレビシリーズは2014年冬放送の2期を最後に6年以上制作されていません。
そんな状況で、果たして3期が作られる可能性はどれくらい残っているのでしょうか?

まずストックについて検証します。

他の4コマ漫画作品もそうであるように、生徒会役員共のアニメは原作のショートエピソードを繋げる形で1話を構成しており、原作の順序通りにはなっていません。
所謂「つまみ食い」的な映像化なので、最新の18巻限定版付属OADでは16巻のエピソードを映像化しているものの、1クール分の原作未消化エピソードは余裕で残っています。

そのため、3期を作ろうと思えば作れる状態ですが……実際に生徒会役員共の3期が近年実現する可能性は低いと思われます。

一番の理由は、OAD展開が成功を収めており、現状の路線を変更する理由がないからです。

テレビシリーズ1期の円盤売上は平均6000枚強、2期は4000枚ほどだったのに対し、同時期のOAD付きコミックス限定版は毎回2万部前後を売り上げていました。
その後はさすがにセールスを落としていると思われますが、それでもテレビシリーズを1クール作るよりOADを1クール分作る方が利益になると思われます。
だからこそ、本来なら単品で売り出されて然るべき劇場版の円盤さえも、コミックス16巻の限定版に付属されたのでしょう。(1年後に単品で発売)

生徒会役員共のOAD付き限定版の歴史は古く、2011年発売の第5巻から現在に至るまで一度も欠かさずリリースされています。
2020年9月17日発売の第19巻も継続することが決まっていて、実に9年半もの間、このリリース形態が続いているのです。
上手くいっていなければ、ここまで継続する意味はありません。

似たような例として、『ストライク・ザ・ブラッド』が挙げられます。
この作品はテレビアニメ1期放送以降、OVAがシリーズ4期まで作られるほど定着し、非常に根強い人気をキープしていますが、テレビアニメ2期は7年もの間制作されていません。
OVA展開が上手くいっているため、テレビシリーズを作る必要がないのでしょう。

生徒会役員共も同じ状況と思われるため、今更テレビアニメ3期が企画されるのは難しいと言わざるを得ません。

どんなケースなら3期があり得る?

出典 : Amazon.co.jp

前述したように、3期が製作される可能性は低い生徒会役員共ですが、ゼロという訳ではありません。
完結をテレビシリーズで飾るというパターンが考えられます。

人気作・ヒット作の場合、原作が終了するタイミングで数年ぶりに完結編を制作するケースが稀にあります。
昔だと『犬夜叉』、近年だと『東京喰種トーキョーグール』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』などがそうですね。

ただし、これらの作品は原作の売上が凄まじく、制作費を確保しやすいという状況下にあったことは考慮に入れなければならないでしょう。
生徒会役員共は累計発行部数425万部と、原作もかなりヒットしてはいますが、前述した作品は更に一つ桁が上。
同じようにアニメで完結を飾れるかどうかは微妙なところです。

近年はAmazonプライムビデオやNetflixと契約して独占配信権を販売することで資金を確保する方法も普及しており、クラウドファンディングなども含め、6年前より続編を作るための選択肢は増えています。
とはいえ、OVAの過激さ(ピー音による規制の解除など)に慣れたファンが今更規制の厳しいテレビシリーズで満足できるかどうか……という問題もあり、3期に踏み切るのは結構難しいと推察されます。

まとめ

ずっと下ネタ一本でやって来ている作品という印象が強い生徒会役員共ですけど、実はちょっとずつ下ネタのパーセンテージが減ってきていて、近年はほのぼのネタが大半を占める回もありました。
既に500回を越え、マガジン連載陣でも一歩に次いで2番目の古参となったこの作品が次に一体どんな展開を見せてくれるのか楽しみです!

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