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【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】クロコダイン、ハドラー、フレイザード……敵キャラが愛される理由とは? 徹底検証

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出典 : Amazon.co.jp

2020年10月より新アニがスタートする『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』より、特に人気の高い敵キャラを大特集!
ネットでも度々取り上げられるなど、令和の時代になっても尚現役。そんな彼らがどのような理由でファンの心を掴んだのかを検証します!

敵にも見せ場が多い「ダイ大」を象徴するクロコダイン

出典 : © 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD. : ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイト

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』には数多くの人気キャラがいますが、その中には敵として登場したキャラも大勢います。
敵キャラがメインキャラ化したり、人間のメインキャラの人気を凌駕したりするケースも珍しくありません。
その象徴とも言えるのがクロコダインです。

クロコダインは魔王軍「六大軍団」の中の1つ、百獣魔団の軍団長として登場。
筋骨隆々のリザードマンで「獣王」を冠し、斧を武器とした肉弾戦を得意とするパワーファイターです。
主人公ダイたちにとって、初めて戦った軍団長でもあります。

ゲーム的な視点で言えば「仲間が出来て最初に戦う中ボス」
ドラクエ3で言うところのカンダタポジションですね。
実際にはカンダタよりずっと強者のオーラは出ていましたが……脳筋の印象が強い上、ダイに目を傷付けられた恨みから誇りを捨て、汚い手を得意とする妖魔士団長ザボエラの入れ知恵を受け入れてまで勝利に固執するなど、典型的な「隙のあるボス敵」でした。

しかし敗北の際に誇りを取り戻し、その後一命を取り留めダイたちの仲間として合流。
不死騎団軍団長ヒュンケル、竜騎将バランといった強敵を相手にタンクの役割を果たしたことで、脳筋キャラから「やられ役」へポジションチェンジを果たしました。

ダイ一行に加入して以降、クロコダインは決して主力と言えるほどの活躍はしていません。
しかし、バランをはじめ多くの強敵からボロボロにされ絶叫する「やられシーン」の数々がネット上で話題となり、下手に活躍するよりずっと印象に残るやられ役として定着し、愛されキャラの座を不動のものにしました。
大魔王バーンとの最終決戦で事実上の戦力外となり、それを(かつては格下だった)ポップが粛々と受け入れるシーンも頻繁に取り扱われるネタとなっています。

勿論、クロコダインが魅力のないキャラだったら、幾ら一流のやられ役でもここまで愛されることはなかったでしょう。
仲間の為に身体を張り、ヒュンケルの改心に一役買い、ポップの精神的な支えになるなど、仲間になって以降はずっと武人らしい振る舞いをし続けたキャラだからこそ、可哀想なシーンがより一層映えるのです。

「落ちぶれ魔王」から作中屈指の武人となったハドラー

出典 : © 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD. : ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイト

ダイ大を象徴する敵キャラとしてもう1人名前を挙げるなら、ハドラーが相応しいでしょう。
元魔王で、ダイが住んでいたデルムリン島を急襲し、かつての勇者でダイの師匠アバンと死闘を演じ、その後は魔軍司令という立場で六大軍団を率い何度もダイの前に立ち塞がる、勇者一行にとって因縁の相手です。

ただ、このハドラーは長期にわたって「落ちぶれ魔王」として描かれていました。

アバンを自爆呪文メガンテに追い込み、戦闘不能に追いやったまでは良かったのですが……ダイ打倒のために実行した作戦は悉く失敗し、占領した国を奪還された上、全軍を率いた総攻撃も失敗し自身も元部下のヒュンケルに敗北
いよいよ追い込まれ、ザボエラの手を借りセコい策略に出てポップをハメるも、彼の師匠マトリフやダイに食い止められ惨敗を喫しました。

大魔王に次ぐNo.2、魔軍司令という立場にありながら、ヒュンケルには嘗められ、バランには眼中にすら入れられず、求心力のなさを露呈。
実際、魔軍司令としてのハドラーは驕りが顕著で精神的に脆く、それ故に立場が危うくなると保身に終始し、元魔王とは到底思えないほど数々の醜態を晒していました。

しかし、敗北を重ねいよいよ後がなくなったことで、ハドラーは保身をやめ、プライドも捨て、不死身である魔族の肉体さえ捨て、超魔生物への変貌を試みます。
その結果、大魔王に肉薄する強さを得た上に精神的な甘さもなくなり、オリハルコンから生み出した金属生命体「ハドラー親衛騎団」の部下たちからも絶大な信頼を得るまでになりました。

部下の思いを背負いダイとの最終決戦に臨んだ彼の姿は、紛れもなく最高の敵キャラでした。

「ダイ大はポップの成長物語でもある」とよく言われていますが、実はポップ以上に段階を踏んで成長を描かれていたのがこのハドラー。
敵キャラの成長をここまで丁寧に表現した作品は、他にはないと思われます。
そういう意味でも、ハドラーは唯一無二の存在と言えるでしょう。

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