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25

Aug

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】ポップは何故ここまで支持されるのか? 徹底検証

出典 : © 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD. : ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイト

2020年10月より新アニメーションの放送が行われる『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』より、ネット上で絶大な支持を得ているポップを大特集!
彼が何故ここまで長年にわたり愛され続けているのか、その理由に迫ります!

ポップ キャラクター概要

出典 : Amazon.co.jp

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のメインキャラで、勇者ダイのパーティの一員。
かつての勇者アバンの使徒の1人で、ランカークス村の武器商人の息子として生まれ、アバンに助けられたことをきっかけに押しかけ弟子となりました。

職業は魔法使いで、火炎呪文を得意とし、物語当初からメラ系最高峰の呪文メラゾーマを使えるほど。
本人は氷系呪文が得意だと自覚していましたが、メドローア習得の際に火炎系の方が出力が強いことを指摘されていました。

魔法使いとしての能力は、習得している呪文こそ多いものの威力自体はあまり強くはなく、メラゾーマでも決め手に欠けていました。
一方で、当時のレベルでは通常習得が困難とされている天候呪文(ラナリオン)を使用したり、実際に見た訳でもないのに超難関の五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムズ)を不完全ながら真似たりと、そのセンスは一級品です。

冒険の途中にアバンのかつての仲間、大魔道士マトリフと出会い、彼に師事したことで魔法だけでなく頭と心も急速に成長。
極大消滅呪文メドローアを習得し、ダイ一行の切り札的存在となり、同時に頭脳担当もこなす「大魔道士」として最後までダイと共に戦いました。

2020年版の担当声優は豊永利行(とよなが としゆき)さん
1991年版は難波圭一(なんば けいいち)さんが務めていました。

「ヘタレ」「嫌な奴」期間は意外と短い

出典 : Amazon.co.jp

ダイの大冒険は1996年に連載を終え、アニメも放送期間が比較的短かったので、作品の記憶が薄れている人も多く、ポップに関しても実際とは異なるイメージが定着しているように思われます。
そのイメージとは「最初は嫌な奴であんまり強くなかったけど、段々成長して最終的には作中トップクラスの存在になった」というもの。
これ自体は間違いではないのですが、「嫌な奴」の部分がかなり誇張されてしまっている印象を受けます。

というのも、ポップは決して最初から性格が悪かった訳ではないのです。

ポップが初めてダイと出会ったのは、ダイが住んでいたデルムリン島で、アバンと共に島へとやって来ました。
この時のポップは決して生意気でも嫌味な奴でもなく、ドラゴラムを使ったアバンとダイが戦っていると知ると心配して即座に駆けつけるくらいナイスガイ
その後も、すぐ調子に乗ったりハードな特訓を嫌がったりと小物っぽいムーブこそありますが、ダイに触発され1人でこっそり特訓するなど負けず嫌いな一面もあり、少なくともデルムリン島においては嫌われる要素はほとんどありませんでした。

しかし、ダイと2人で島を出てロモスに着き、マァムと出会いクロコダインと戦うことになったこの時期だけは、明らかに「不快な奴」でした。
マァムに対して常に喧嘩腰で接し、ダイの要望を聞かず1人でなんでも決めようとし、好みの女の子を「おれの言うことならなんでも聞いてくれる娘」と豪語し、あまつさえクロコダインと戦った際には敵わないと判断するや否やダイを置いて1人さっさと逃げ出す始末。
編集部から「こいついらないから、早く殺せよ」と言われたことが有名なポップですが、この時期の彼が読者から評判最悪だったのは想像に難くなく、作品の足を引っ張ると判断されたのでしょう。

近年はこのエピソードのインパクトもあって、「序盤はずっと不快な奴」というイメージを持たれているポップですが、上記のように明らかにおかしかったのはクロコダイン戦の2~3巻のみ。
3巻のラストではニセ勇者一行のまぞっほに一喝され、ヘタレな自分と向き合い、クロコダインが動揺するほどの成長を見せつけました。

この時期のポップは、アバンという精神的支柱を失い、代わりに年下のダイと旅することになったため気が大きくなり、元々未熟だった精神面が一気に顕在化したと思われます。
確かに仲間を見捨てるなど言語道断ですし、どうしようもない行動の連発なので印象に残りやすくはありますが、そのヘタレ時期はイメージよりかなり短く、恐らく新アニメでは2~3話分くらいでまとめられることになるでしょう。

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