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Jul
【俺ガイル】平塚先生が結婚できない理由を本気で検証してみた
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2020年夏放送の俺ガイル3期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』より、奉仕部顧問の平塚静を大特集!
願望は人一倍あり美人、しかも作中屈指の人格者なのに全然結婚できずにいるその理由をあらてめて徹底的に検証します!
平塚静(ひらつか しずか)キャラクター概要
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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に登場する女性キャラクターで、主人公・比企谷八幡(ひきがや はちまん)たちが通う千葉市立総武高等学校で国語教師を勤めていた女性。
初登場は原作1巻(アニメ1期1話)の一行目で、挿絵でもヒロインの雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)や由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)よりも先に描かれています。
かなり高身長で、作中の女性陣では恐らくトップ。
黒髪を腰の辺りまで長く伸ばしており、胸もかなり大きめでスタイル抜群。
学校では白Yシャツ&黒ベスト&黒スラックスというバーテンダーのような格好の上から白衣を着用しています。
奉仕部の顧問と生活指導を兼任しており、八幡を奉仕部に引き入れ雪乃と対面させた張本人。
部室にいることは少ないものの、問題児の八幡に対しては積極的に接するようにしており、半ば強制的に仕事を与えています。
教師の中では若手のアラサーなので、面倒な仕事を押しつけられることが多く、その一部を奉仕部に担当させることで部活動を促進しているようです。
非常に面倒見が良く、その一方で手も早く、この御時世に鉄拳制裁を躊躇なく行う武闘派タイプ。
教師としては問題児の更生に力を入れており、頭ごなしにこうしろとは言わず、自主性を促進して自ら社会性を身に付けるよう仕向けています。
ただし教師の仕事全般に対して熱心とは言い難く、生徒に任せっきりで自分は寝るなどの問題行動も少なくありません。
結婚願望は強く、アラサーであることも踏まえて早く結婚したいと度々口にしているものの、結婚どころか候補となる男性と巡り会う機会さえ全くない模様。
その男運のなさや残念さを八幡から事ある毎に同情され、「早く貰ってあげて」と心の中で哀れみの言葉を呟かれるのが定番になっています。
担当声優は柚木涼香(ゆずき りょうか)さん。
典型的な残念美人
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近年、「結婚適齢期」や「婚期」という言葉はあまり好ましくないとされ、使用される機会はかなり少なくなりました。
また、女性の初婚年齢は1990年代までは20代半ばで推移していましたが、女性の社会進出が活発化してからは20代後半が平均値となっており、「アラサーで結婚していない女性は行き遅れ」「婚期を逃した」などと言うような人物は、現代社会の価値観を理解しようとしないタイプの高齢者くらいになっています。
一方で、自分自身に対して「何歳までに結婚したい」「結婚できないのは嫌だ」と思うのは自由。
「もう30近くになるのに結婚できない」と嘆く女性がいたとしても、それは個人の価値観の範疇であって、時代遅れという言葉は当てはまりません。
とはいえ、周囲(特に10代)から見ると、そういった女性はどうしても気の毒に見えてしまうものです。
そういう意味で、平塚先生は典型的な残念美人と言えます。
ただ、残念美人なのは結婚したいのにできないという現状に対する同情を込めた称号ではありません。
彼女は単純に、いろいろと残念な要素を持っている女性なのです。
アニメでは描写自体をほぼ完全にカットされていますが、実は平塚先生、かなりの漫画・アニメ好き。
少女漫画ではなく熱血系の作品を好み、特に好きな作品は『スクライド』です。
彼女が八幡を露骨に贔屓しているのは、八幡がそっち方面に詳しいから……かもしれません。
勿論、今の時代に大人の女性が熱血系の漫画やアニメを好きだからと言って残念ということはありません。
彼女の場合、作中の技名やネタを平気で口走るのが痛々しいとされる所以です。
その他にも、喫煙家が年々肩身の狭い状況に追いやられているこの御時世においてヘビースモーカーで、酒癖も悪く、特技は格闘のラーメン好き。
結婚したい反面、男性にウケの良い趣味や特技を身に付ける気など全くなく、V8ヴァンテージを乗り回すこの女性、残念美人というより男前美人と言った方が正確かもしれません。